大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

私は、100歳世界最高の現役スイマー,

2015-11-28 19:58:18 | 
「100歳で1500メートル完泳」を成し遂げた長岡三重子さんの本です。大きな字の本でシニアには読みやすい本です。
盲腸炎以外大病にかかったことのない三重子さん、夫の死後53歳で卸問屋を継、約40年間暖簾を守り続ける。80歳の時膝を痛め、長年続けていた能楽を続けたい一心で水泳を始める。
85歳でマスターズ水泳大会で日本新記録を樹立。95歳で世界新記録29個を達成。現在、二人の息子に支えながら、きままな一人暮らしを続けている。
長生きの秘訣は、
・成せば成る。何にでも一生懸命取り組む。大きな目標に向かってとことん努力する。
・好きな時に寝、好きな時に好きなものを食べる。畑の新鮮な野菜を取って、自分で調理して食べる。
・掃除や家事なども小まめに取り組む。
・おいしい肉を食べる。
とても参考になりました。
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病気にならない生き方

2015-01-18 06:49:18 | 
「ジェンド・オブ・イルネス(病気にならない生き方)」を読みました。
アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏の医師であったデイビッド・B・エイガスさんの本です。
分子生物学、工学原理、体系的な思考など最先端の研究成果をもとに命を分析し、予防医学と早期発見の大切さを説いています。
体を複雑なシステムととらえ、特に遺伝子、たんぱく質、代謝医学の研究により、一滴の血液から、10万を超す特徴が把握できるそうです。
体内のあらゆる遺伝子やタンパク質を測定できる機器で、病気の状態や健康状態を知らせ、健康診断はSF映画のワンシーンのようになる。早く実現すればよいです。遺伝子と、たんぱく質から、どんな病気にかかりやすく、それに対し、どんな薬を与えればよいかわかるそうです。
1日5時間ずつ寿命は延びている。
・規則正しい生活を送る。
・体をよく動かす。
・必要な栄養素のすべてを、本物の食品から摂る。
・炎症を避ける。
・医療情報を可能な限り、世界と共有する。
・何もしない。
が、大きく人生を変えるそうです。
・医学のスピードは大きいので、1年のことだけ考える。
・楽観的な人ほど長生きする。など、体の素晴らしさを理解し、アドバイスを実践していきたいものです。
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ツイッターで学んだ一番大切なこと

2014-11-26 21:36:30 | 
140字のツイッターを生み出した創業者の一人ビズ・ストーンがツイッターの誕生秘話を書いた本です。
大学を中退し、グーグルに努めていた彼は、小さいころから発明が好きで、あふれるほどの創造力と行動力で、140字のつぶやきで世界のみんなをつないだツイッターを起業した。
発売の日、ツイッターをしていた人々がみんなお店から出ていく。不思議に思った彼は、原因を探ると、ツイッターで、近くにある面白い魅力的なイベントを知り、みんなが流れたことがわかる。
彼は、ツイッターが人と人をつなぐ全く新しい手段で、新しいコミュニケーションのスタイルだと気づく。
「テクノロジーの勝利ではなく、人間性の勝利だ。」と彼は言う。
成功しても、みんなのために、多くのボランティアや寄付をする。常に、苦難にあっても、明るい面を見て生きていく。
そして、彼は今はツイッターをやめ、疑問をみんなで説いていく新しい企業を設立している。
軌道を修正することをいとわず、自分のやりたいことに全力で次々と取り組んでいく彼。
貧しかった青春時代。旨く理由をつけ、宿題もしなかったなど、面白いエピソードがいっぱいです。、
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新聞記事でたどる放射能除染への道のり

2014-04-27 20:50:45 | 
3月に発行された地球環境学の金大名誉教授の田崎和江さんの小冊子です。
新聞記事から描かれるスケールの大きい生き方と情熱にとても惹かれました。
田崎さんは、家族と離れカナダに赴任している時も、記念日にはアップルケーキやレモンケーキなどを焼いて家族とともに過ごしたり、観光開発のために柴山潟の土と温泉を使い晶子染を教えたり、タンザニアで大学を開設したり、世界一周の船に乗り、甲板上で102日間、朝7時に世界中の放射線を測定されました。
国内で測定すると通常60~80cpmだがヨーロッパでは100を超え、ローマ市では、190、太平洋上では40~50だったそうです。
3月11日の大震災後、すぐにタンザニアから日本にもどり、福島に30回も行き、除染へ英知を結集して、その効果を研究し教えておられます。
能登の泥、バクテリア、過酸化水素水、もみ殻、貝殻、鉱物が除染にとても効果があるそうです。海水の除染にも効果がありそうなのは、希望がもてます。でもコストの問題があるそうです。
やはりトイレのないマンションのような原発の再稼働はやめてほしいものです。
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買ってはいけないお菓子買ってもいいお菓子

2014-03-29 22:04:22 | 
渡辺雄二作「買ってはいけないお菓子買ってもいいお菓子」と「コンビニの買ってはいけない食品買ってもいい食品」の本を読みました。
コンビニのおにぎりや幕の内弁当は、腐敗を防ぐためにごはんに油がまざっているそうです。添加物も多くやめたほうがよいそうです。ごはんは家で炊くのがやはり一番。
買ってもよい食品は、キリンのトロピカルリンゴジュース、一日分の野菜、野菜一日これ一本、おーいお茶
サントリーのブラックボス、メルシャンのワイン、伯方の塩、ミツカン酢、キッコーマン醤油など。
とても詳しく書いてあり、参考になります。
買ってもよいお菓子は、長崎カステラ、米屋の大福、なめらか水ようかん、こだわり極プリン、焼きかぼちゃプリン、プルーン、明治ブルガリアヨーグルトプレーン、小岩井生乳100%ヨーグルト、ハーゲンダッツグリーンティなど多くありました。
いつも食べている懐かしい味が多かったのでほっとしました。
どんどん商品も改良されているのですが、農薬、添加物など具体的に詳しく書いてあるのでとても参考になります。
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野菜の小鉢100  主婦の友社

2014-02-04 20:24:26 | 
この本も、とても役にたちました。すぐ作れる野菜の小品がいっぱいです。一品足すだけで栄養力アップです。野菜を1日350gアップできるそうです。
早速作ってみました。
にんじんと玉ねぎのポン酢づけ、かぼちゃのレモンサラダ、青じそといり卵の香りサラダ、大根の葉とじゃこの炒め煮。
青じそといり卵の香りサラダは、青じその香りがしてとてもおいしかったです。
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家事労働ハラスメント 竹信三恵子

2014-01-17 22:54:11 | 
食事の支度や後片づけ、洗濯、掃除、育児に介護など生活になくてはならない無償労働をめぐる問題が描かれている。
日本の男性の家事や育児時間は、長時間労働ゆえ、1日30分ととても少ない。重い家事分担を負担しながら、女性たちは働いている。その結果日本の女性の睡眠時間は世界一少ないという厳しい現実がある。
出産・育児のためキャリアアップから遠ざけられるとか、保育所不足、シングルマザーの貧困など課題は多い。
対策として
①男女の間で無償労働のより公平な分配を進めること
②社会の福祉に貢献する無償労働に対する社会的・経済的認知を促進する。
③労働時間を規制する。ドイツでは子育て中の男女の労働時間は週32時間にするそうです。すばらしい。!
 家事労働を加味した労働時間の短縮
④オランダのように均等待遇パート実現。同一労働同一賃金、正社員パート
⑤スェーデンのように外部委託型家事分配
⑥労組による支援体制の確立
⑦ノルウェーのようにパパクオータ制の導入、
⑧育休を取らせなかった企業には罰金、子育て期間中に20~30万円の給付金を出す
⑨シンガポールのように家政婦を雇う…家政婦の人権を守るために家事労働者条約を批准する
⑩労務管理や社会政策

みんなで協力して、政治に働きかけ、実現していきたいものです。
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国家のシロアリ 福場ひとみ

2014-01-15 20:36:15 | 
「19兆円を奪ったのは誰だ!」復興予算の流用の真相を追求した本である。復興予算が流用されながら、被災地では家一軒すら建っていない。手続きがとてもめんどうなので、全部を国庫補助金にしてもらった方よっぽど復興が早く進んだと現地の人はいう。住宅地のかさあげを希望しても、個人資産になるというので認めてもらえない。
復興予算が、霞が関の庁舎や沖縄の道路や北海道や、天下りの団体(国際交流基金)、NHK8億900万円,TBS5250万円などの減災広告費や宇宙予算に22億円、全国防災に1兆円などに使われていたとは驚愕の真相です。がれきを受け入れないのに86億円もらった堺市。6分の一のがれきになったのに38億円もらう高岡市など信じられないシロアリぶりです。
このお金は、国民が毎年2.5%25年間支払う復興税、2014年6月から10年間毎年住民税から引かれる貴重な1000円です。国家的犯罪です。怒りがふつふつわいてきます。
犯人は民主党、自民党、公明党、官僚、マスコミなど日本の権力構造であると著者は言う。権力の中心が不在である日本のシステムが引き起こした暴走だった。
0.1%の168億円だけ凍結された。
二度とこのようなことがおこらないように、若者がめざめること、国民は関心を持ち続けること、情報公開を進めていくことです。
さすが小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞作です。
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女たちのサバイバル作戦 上野千鶴子

2014-01-05 09:19:31 | 
男女雇用均等法成立前後から現在までの、女性史が描かれている。この30年、賃金や職場での差別がどうしてもたされていたのかその根拠を多くの資料を用い、わかりやすく描かれている。男とオヤジ社会、保守主義者を手厳しく批判している。社会学の広い視野からの視点は、女たちの立つ位置が客観的によくわかって参考になる。90年代以降のグローバリゼーション、性差別、女性労働者の規制緩和(使い捨て労働)が女性の窮状の原因だった。学問も共犯者だったという。

均等法や男女共同参画法制定で、法の上では男女平等が確立されても、日本の女性の6割が非正規。特にシングルマザーの窮状や職場で母親になった女性の処遇が問題視されている。母親社員には残業がなく、軽量な業務を振って負担を減らすことが多い。「マミートラック」という。著者は、これは「戦力外通知」であり、母親労働者へのゲットーへの囲い込みだと指弾する。トラックから戦力復帰する道がない、と。解決策は労働時間の総量規制(週35時間)、同一賃金・同一労働やデンマークで行われているフレシキュリティ(雇用柔軟型社会保障)の導入なのだろう。

これからは、どんな環境でも生きぬいていけるように、著者は「一人ダイバーシティ」を提案する。収入はマルチブルインカムでリスクを分散すればよい。自分の収入原を一つに限定しない。女性運動、ユニオンの形成など今の苦しみを共有してくれる人たちとの連帯も大切だという。

「原発事故を止められなかった。ごめんなさい」「日本が泥舟なら、生きるために逃げなさい」というあとがきの言葉は今の日本の現状を表していて悲しい。さすが女性の地位向上のために生涯尽くしてこられた上野千鶴子さんの本でした。
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2014~年世界の真実  長谷川慶太郎

2013-07-23 13:36:26 | 
長谷川慶太郎の新作です。「これは単なる予測ではない。すでに見えている現実だ。!」激動する世界の最新の動きと展望が語られていておもしろかったです。
シェールガス革命のアメリカは超大国として復活する。中国はじっと待っていれば自壊する。長江で悪臭の強い方へ行くと上海だという汚染された河川と水不足が深刻な中国。人民解放軍を掌握しきれていない中国政府。潘陽軍区は自分の代わりに北朝鮮に核兵器の開発をやらせている。将来5つの軍区に分かれ、中華連邦国になるだろう。中国の情勢はとても興味深いものでした。
日本は明治以来積み上げてきた重電と技術力で生きていく。メタンハイドレートの開発を急げばよい。
ユーロは崩壊しないし、尖閣は戦争にならない(なったら日米が勝利する)。
経済界にくわしい著者の豊富なエピソードも楽しかったです。本当にこのようになれば日本の未来も明るいのですが・・・
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