大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

辛抱治朗講演会

2010-06-06 20:41:31 | 文化
さすが時の人、会場は満員だった。
ユーモアに溢れ、あきさせない90分でした。
オバマ大統領の演説のうまさには、実は透明なプロジェクターが演題の両側についていること、国会の小沢幹事長の部屋へ行くには3つも部屋を通らなくてはならず、いつも扉はしまっていること。小沢さんは5年前に辺野古基地予定地の近くの土地5000坪を買い占めていることなど政界のエピソードが満載だった。
トップの謝り方で見事に再起した赤福、失敗した船場吉兆、トヨタもすぐに社長があやまればこんなに大事にならなかったのでは。
これからは一人一人の国民が賢くなって、正しい情報をみぬく力こそが必要だ。自分の利益だけでなく全体の利益を考えて判断しないと多数決制は問題があるという指摘でした。
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髭のノラ  三井マリ子 

2010-06-05 04:45:18 | 
国民の幸せ度世界一、男女平等度世界一のノルウェーで「男女社会はこうしてできた」が書いてある。
著者は何度もノルウェーに行き、取材を重ねた本なので、ノルウェーの素晴しい仕組みが実感できた。そして100年遅れた日本を取り戻す為のヒントが満載だった。
女性議員53・5%の世界1女性議員の多いオーモット市。女性議員40%にしようとしたクォータ制のおかげだろう。
比例代表制でも党の名簿が男女交互になっている。
女性が政治に増えることで自治体の政策に違いが出て、政策が保育園、高齢者サービスなどのケア(人の世話)中心に変わっていく。
議員職がボランティアで会議1回につき5000円。
女性が企業を興す場合は経費の75%に公費が出る。最近は企業の取締役に40%の女性をという政策も実行されている。
サッカーも男女混合。
出産直後の女性のために、髪のセットと足のアロマテラピーの費用と助産婦さんを頼める費用が出る「おかあさんのための素敵な時間手当」はよい。
ノルウェーは、女性があらゆる分野で活躍できるように国を挙げて応援する社会。
集票数を満たしているのにカウント方法の関係で1議席も取れなかった政党のために設けられた特別の議席(平等化議席)もおもしろい。
選挙権は18歳。16歳にしようという意見もでている。スクール・エレクションといって、中高校生が支持政党を表明し、新聞も報道する。
○○党子ども隊もあり、政治教育が活発だ。
子どもの人権を守る子どもオンブットのしくみも素晴しい。子ども・家族省もある。
外国人参政権も認められ、「政府を作るのは市民です」と老若男女すべてが政治にめざめている民主主義社会を見事に実現している国がノルウェーでした。

9月5日(日)1時30分より、高岡ウィングウィングで三井マリ子さんの講演会があります。とても楽しみです。皆さんお越し下さい。
コメント (2)
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南画展

2010-06-02 20:04:38 | 文化
戸出で行なわれた南画展を見た。
掛け軸や屏風、色紙など素晴しい作品が多かった。
豆さんの桜や軒先のたまねぎも素敵でした。
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