モントリオール

ケベックから商業の中心地モントリオールへ。
カナダは村という意味で、森林が５４％。ＣＯ2は、サウジアラビアに次いで、世界第2位。京都議定書から脱退したそうです。黒人は２％、先住民族は４％、英、フランス、スコットランド、アイルランド、中国系が多いそうです。トロントは世界一住みやすい、移民にも住みやすい都市だそうです。
水道水が飲める、治安が良い、資源が豊富。高速は無料、歯医者以外医療費無料。アメリカにＮＯを言える国。ベトナム戦争の時、兵役を拒否して多くの黒人がカナダに逃れてきた。アメリカは、引き渡すように要求したが、厳然と拒否し黒人を守ったそうです。
国民は警察を尊敬し、国旗を愛し、平日でも国旗を揚げている家がありました。社会保障制度が整い、弱者や動物にやさしい社会であることがわかりました。空港にも子供のための遊び場や、障害者専用のいすがおいてありました。移民したくなる国ですが、預金5000万円必要とか、冬寒いのが難です。
子供を一人で遊ばしてはいけない、ハイキングは4人以上で、外でお酒を飲んではいけないという規制は厳しいです。給料は低いので、女性が一人で生む率は1，12人。カナダも少子化です。
ノートルダム寺院を見学しました。ステンドグラスがきれいでした。イギリス風の街並みを散策しました。
広場でマンゴージュースを飲みました。おいしかったです。

ケベック２

次に、王様の広場を見学しました。ノートルダム寺院、ルイ14世の胸像、だまし絵もありました。ケベックにかかわる人々が絵に描かれていました。
急な階段で事故も多いという首の骨折り階段もありました。
多くの観光客でにぎわうプチサンドレ通りを、散策しました。
画廊や手染めショールのお店、メープルシロップのお店などがありました。カナダの人は美しい絵が大好きなのか、画廊が多いです。
夕食はレストランで、チーズたっぷりのクレープグラタンでおいしかったです。

ケベック

世界遺産旧市街ケベックを見学しました。とてもきれいな街でした。ケベックは1534年フランスのジャックカルチャが発見し、毛皮の交渉をして発展し、フランス語が公用語となっています。
門は４つあり、ダルム広場には、ジャックカルチャの像がありました。ユニセフの像もありました。州議事堂の塔の4つの電気がともると、議場が開催されているそうです。前庭の噴水は2億円で寄付されたものです。
東京ドーム22個分の広さの戦場公園の展望台からは五大湖と大西洋を結ぶセントローレンス川が望めました。
巨大な豪華客船も停泊していました。
今夜の宿泊は、北島三郎も泊まったという、600人も泊まれるお城のようなホテルフェアモントシャトーフロンテナックでした。迷子になりそうでした。

メープル街道

バスでメープル街道を駆け抜けました。カナダは日本の52倍の広大な国土。行けども行けども紅葉の海が続きました。メープル農家シュガーシャックでメープルシロップ作り小屋を見学しました。
桜楓にドリルで穴をあけ、バケツに集め、12時間煮詰めます。最近は水道管のような管に集めているそうです。40分の１に煮詰めるとメープルシロップの仕上がりです。ランチは楽しい生演奏の伝統音楽を聴きながら、赤カブの酢づけ、ひよこ豆のスープ、ハム、ホットケーキ、メープルウィスキーなどの郷土料理を楽しみました。

ローレンシャン高原の紅葉

ゴンドラに乗って、トレンプラン山頂へ。展望台からは、紅葉の海が見えました。あこがれの写真集の景色でした。残念ながら、紅葉は少しおそかったようです。素晴らしかった紅葉を見るために、再度カナダに来た人も残念がっていらっしゃいました。高原は、家族連れで賑わっていました。
紅葉の森を、散歩しました。楓色に全身染まるようでした。
揚げたてのシナモンケーキがとてもおいしかったです。

ローレンシャン高原観光

バスでトロントへ。トロントから、飛行機でモントリオールへ。着後ローレンシャン高原へ。
ホテルシャンテクレアは、暖炉が、赤々と燃え、湖が望める素敵なホテルでした。
朝焼けに紅葉も燃えだしています。
3日目、バスでローレンシャン高原の散策です。サンソベール村では、教会を見ました。次にセントジョセフ湖を散策しました。
セントアガタ村では、サープル湖クルーズで湖から紅葉を楽しみました。大小の島々には、多くの別荘があり、水上飛行機も停泊していました。木で作ったビーバーの家も見えました。

ナイアガラ・オン・ザ・レイク

次に、ナイアガラ・オン・ザ・レイク(古い町並み保存地区）を散策しました。オンタリオ湖の向こうには、ナイアガラ砦も見えました。近くに超有名な園芸学校もあるということで、美しい花々にあふれた街でした。道を笑顔で譲ってくださるなど、とてもフレンドリーな人々でした。画廊には美しい絵が飾られてありました。家と家にはフェンスをつけてはいけない。芝生を放置しておくと政府がやってきて刈り、罰金を請求するそうです。このような規制で美しく環境が保持されていることがわかりました。

次に、有名なワイナリーへ。広大なぶとう畑が続きます。白、赤、アイスワインを試飲し、甘い、1滴100円のアイスワインを購入しました。アイスクリームにかけて食べるとおいしいそうです。

ナイアガラの滝

10月4日より阪急交通社の秋彩カナダ8日間の旅に参加しました。富山空港から羽田空港へ。リムジンバスで成田へ。成田から12時間でトロントへ。
バスで1時間半でナイアガラにつきました。
夜はナイアガラのライトアップを見学しました。青、白、赤、ピンク、黄色とライトアップされとてもきれいでした。カジノもとてもにぎわっていました。次の日は、テーブルロックより滝を一望した後、青いカッパを着、霧の乙女号に乗船し、滝壺まで迫りました。すごい迫力で船が沈没しないかとても心配でした。昼食は、滝を見ながらのランチでた。

孫崎享講演会

富山県保険医協会主催で、孫崎さんの講演会「ＴＰＰ参加で日本社会・医療はどうなるか～国家主権命と食の安全をめぐる岐路で考える」がありました。
目からうろこ、示唆に富む、いつまでも聞いていたい講演でした。
・消費税大増税、円安による物価上昇、年金減額、法人税減額という自分たちを苦しめる政策を次々と打ち出す安倍政権・自民党を、国民はなぜ選んでしまったのだろう。
・正規は年収460万円、非正規は160万円、300万円の差がある。今年からあらゆる分野で非正規が認められる。
こんなに格差が広がったら、きっと不満が爆発するだろう。
・日本ではＮＯというマスコミがいない。ロシアでは、300人が逮捕された。ロシアは発表する場があっただけれど、日本には発表する場がないということだ。
・ＴＰＰのＩＳＤ条項でメキシコやカナダが訴えられ、多額の賠償金を払った。ＴＰＰは、国家の主権を喪失する。日本は本当にそれでよいのだろうか。
・国民保険制度が崩壊し、アメリカの保険会社が日本に進出することになる。
・中国と尖閣で戦争が起こった場合、海軍では勝てるかもしれないが、空軍では、中国は150機のファントム１５に対し、日本は15機しかないので負けるだろう。
など印象に残りました。