枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

夏の星座に・・・

2010年06月09日 | Weblog
 今日は、夕方からの研修で出かけ、外に出たのはPM8:30を回っていた。一番に眼に入った惑星がある。燦然と輝く金星だ。次に観えたのが北斗七星で、七つの星の輝きです。帰宅して夜空を仰ぐと、夏の大三角形がその輪郭を現せていた。寒かったり暑かったりの気温の変化はあるが、星座の位置は変わらない。ああ・夏なんだなぁ。と妙に感慨深かった。何ということもないのだけれど、星座がその位置に観えることにはほっとするよ。

 Aさんのてあてに行き、枇杷葉エキスを塗って、両手を当てる。今回は、事前に入浴してもらっていたので、スムーズに入っていく。高齢者になると、歩く気力が低下するのと、歩こうとすれば、足が笑うのだそうです。つまりは潤滑油が乏しくなってカクカクとし、思うように歩けないのだそう。そこで歩かないでいると、次第に歩けなくなり寝たきりになる。寝てばかりだと、退屈の輪が幾重にも巻いて、体力も自然と落ちてくる。食事量が減り、あらゆる機能が止まっていくのです。

 人間のできることには限度がある。しかし可能性は生かさねばならない。何もしないでいるよりは、失敗は覚悟の上で、試していける方がいいと思う。発育途上の子どもなら、諭せばわかるし、得ることも多いだろうが、大人である高齢者に対しては無理難題。私など、端から幼稚園のお遊戯は嫌いだ。それがどういったことに効果があるかは知らないが、体操にしても、切絵や貼り絵、塗り絵等をしようとは思わない。

 齢80歳・90歳になってまで、何が愉しくてごっこ遊びがしたいものか!同じするなら、高度な技術を要する、玩具の手作りや、材料を使っての手作りだ。誰かができることでなく、私にしかできないことをしたいものだ。根気や継続の力が衰えているから、そういった援けは必要とするが、バックミュージックには、クラシックをかけたい。演歌では仕事が捗らんよ。何かというと、童謡や昔の流行歌を歌わすが、真っ平ごめんである。

 おお・そうだ!落語のDVDか、テープが聴きたい。人数的には1%にも満たない利用であろうが、例えそうでも、誰かと同じことはしたくないよ。自分が認知症であろうと。でも、問題は関わってくれる人にもよるんだね。万葉集が諳んじられるようになりたいものですね。四季をしっかり頭に叩き込んで、旧暦を覚えて、日々の移ろいを愉しみたいです。今月の水無月は、水のある月というのだそう。古の人は季節を十二分に活用していたんだね。

 我が家の虫の駆除には、石灰と枇杷葉エキスがいいようです。枇杷葉は、何時でも採れますし、充分過ぎるほどたっぷりあります。腰痛予防に枇杷葉湿布をしていますが、エキスは瓶の中にたっぷり残っています。それをスプレーするのには、これまた十二分にあります。果実瓶もたくさん買いました。本当に、枇杷葉様々なのですよ。また、痛みのない。というのがありがたいですね。

 以前、我が家にだけは、白蟻がいなかった。と、書いたことがありますが、それは枇杷葉による影響が多きいのです。日本の香木の、伽羅や白檀には、何とも言い表わせ難い香りがありますが、ゴキブリや白蟻を寄せ付けない効果があるのです。我が家の場合には、花芽茶を飲むようになってから。飲用後を庭に撒くからです。そういう効果のことには、想いは至りませんでしたが、虫にはそれが嫌な臭いになるのかもしれませんね。あの花芽の匂いに誘われて、蟻が侵入した経過には、驚かされましたが。

 昨年の袋をかけた状態。今年も先月にかけました。強風に、袋が3つほど落ちました。残念ですが、自然落下には育っていけない枇杷の実なのです。自然の掟は、厳しいのですね。
コメント
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