枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

夏は、暑いのが普通です。

2010年06月30日 | Weblog
 今の季節は、夏の筈なのに、寒くて堪らない。人間の我儘と言うべきである。何故、汗をかかないのだろう?暑いのを嫌うのか?可笑しいではないか。冬に暑く、夏が寒いなど。季節が逆転するような、温度設定にも困るが、体の不調、変調を訴える人数が少ないと、とんでもないことになってしまう。従って、私は夏分に、腹巻を離しません。笑われようが、驚かれようが、自分の体を守るためですよ。何で替えられましょうか。

 勤務先を出て、駐車場まで歩いていると、近所の方に声をかけられました。いかん。挨拶をして、通り過ぎようとしたのが、呼び止められたよ。それでも、無下には素通りできないでしょう?枇杷葉のことを聴いてこられるのです。お茶にする方法や、湿布の仕方を尋ねられた。明日、ファイルを持って行ってあげよう。説明に時間がかかってしまうし、間違って伝えても困るから。職場でお八つに枇杷の実を食べていたが、恐らく種はゴミ箱でしょう。

 知らないことがいいこともあるが、それを私だけが知っているということが、他の皆には許せないのだろう。空気が変わるのがわかる。世間の常識と言うが、結局は、自分自身の物差しである。身勝手なものだ。敢えて言うなら、疑問を感じて、調べてみよう。とか思ったり、何故そうなるか?の発想をしてみなくっちゃ。後にも還れないが、先にも進まない。可笑しい!と感じた時点で、附に落ちるまで、とことん追求してみること。

 がやがやと賑やかであったり、騒がしいだけなら、何等、井戸端会議の延長です。間違っていることは、過ちを認めなければなりません。同時に、人間としての振舞いをしてでないと、こういった事実は曲げられます。何人であろうと、平等であるのです。然し神さまは、全てを同じには創られなった。何等かの変化を、微妙にもたらせた。生きることへの差をつけた。けれどもどのような変化があっても、地球での人類の滅亡はやってくる。

 夏は暑い。暑いから、暑中なのです。それで鰻を食う。冷たい麦湯を飲む。冷房の行き届きすぎた場所で、冷たい飲み物を注文する。今昔の違いには、背筋が凍りつく。風情も何もあったものではない。あるのは見栄ばかりです。冷房を必要としない、グリーンカーテンを作りましょう。人間は、自然の付属なのに、いつの間にか勘違いを繰り返すようになった。とても哀しいことですね。知恵と勇気の使い方を誤った。

 甘くて果汁たっぷりの、我が家の枇杷の実。小さいのが難点ですが、この先、枇杷の実が生るのが増えたら、食べ切れなくなる。何という有り難さでしょう。その日も近い。枇杷葉の不可思議な力を信ずる者は、やがて新たなる世界の覇者となる。我と共に来り。
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