枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

収穫開始

2010年06月24日 | Weblog
 前日の疲れが抜けず、起きたのは午前10時過ぎ。カーテンを開けると、眩い光に満ちている。慌てて布団を干して洗濯をする。イマイチ眼が覚めていなかった。ぼんやりとしていたのだが不意に、おお!そうだ。枇杷の熟れ具合は?と、袋を除いてみると、いい具合になっていた。味見をしてみたら、う・美味しいではないか!!急遽、幾つか袋を外してみた。色づきも見た目もいいのを選んで、箱に入れた。リエさんとりささんに先ずは送る。

 郵便局のゆうパックで贈ったよ。土曜日には着くと思うので、届いたら食べてください。リエさんは、種も食べておいてください。我が家の枇杷は、葉もいいのですが、花芽や実も甘くて美味しいよ。それが証拠に、蟻んこが巣穴に運んでいるもの。昨日の添乗員さんが言っていたけど、昔は、枇杷の木は算盤の枠に使われていたらしい。そう言えば、何でだかぼろぼろになって、虫食いになっていたっけ。納得しました。

 今夕は、市内まで娘夫婦と出かけ、定期的になっている落語を聴いて来ました。桂文我さんの噺には、何処かしら人情味が見え隠れして、笑ったりしんみりします。今日は、思いつきで枇杷の実を持って行きました。丁度採ったのがあって、ラッピングして、係りの方にお渡ししました。食べてくれたかな?と、心配です。味には自信があります。きっと我が家の枇杷の実を食べたら、スーパーでは買えなくなります。

 古川農園さん。枇杷の皮が硬いし、味にばらつきがありますね。我が家のは、品種は茂木ですが、味は濃厚ですが、果汁はたっぷりで、口に入れると甘さがふわっと広がります。大きさは摘果の時に、摘み加減をすればいいので、改良の余地はあります。また、田中の木も上手くいけば今年には、花が咲やもしれませんから、形や味では自信があります。我が家のこの一角は、神のご加護があるのです。ほんとうに不思議な空間なのです。りささん、是非感想を教えてください。

 ゆうパックを出すのに、局の方にも食べてもらいましたが、驚かれるは、びっくりされるはで、こんなに美味しい枇杷は、今までに食べたことがないわ!!と。糠と塩を寒肥で入れるだけですが、基本は旧暦参照です。これでやらないと、全くもって味が違ってきます。潮の関係も切り離してできません。種を植えるのも、移植をするのも、全てのことが旧暦で行ないます。心を込めると言っても、旧暦を知ってするのでなくては成り立ちません。

 私は、祖母との拘りで、何をどうするとかのことは、一切知りません。でも、祖母のしていたこと。何気ない記憶が覚えているのです。それらを旧暦によって、思い出しただけですが、きっと神さまのお導きがあったのだと感じています。それとも、祖母の魂が、私にのり移って、一心同体となっているのでしょうか?祖母の時代を生きることはできませんが、私なりに今を生きたいものです。

 小椋桂の歌う、シクラメンの香りに出てくる花色が好きですね。特に、白は一等好きですが、なかなかピュアな白にはお眼にかかれません。やっと見つけた。これが毎年、花をつけてくれます。

 
コメント
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