満月ですな。然も、普段の月の大きさよりも、ちょとばかり大きいのだ。今晩が晴れていることを期待。休みの眠りを堪能しようとしたが、あっさり破れる。すばるが腹が減ったと起す。枇杷葉茶も変えねば、と起きたが外は快晴、小春日和とくる。
寝正月の夢は破れ、そそくさと布団を干す。洗濯に勤しむ有様。ああ、性格が禍することと、掃除機もかける。全くの貧乏性である。布団を裏返そうと外に出たら、何ということだ。仔猫が座布団に寝ているではないか。この大きさだと秋生まれだ。
野良猫なので、人間の姿を見たら逃げた。道を隔てた向うから来るようだ。痩せていない処を見ると、何時も来る猫の仔なのかも知れないが、すばるが居るので餌は遣らない。黒猫と汚い斑と、仔猫であるのが、庭まで入り込んでくるのに困る。
午前中をかけて、家事に没頭し、午後からはジュリー祭りを観ようと、先にブログを更新している。新酒を飲みつつ、聴いて観よう。遂に、ジュリー祭りのDVDを買った。CDと交互にしているのは、映像ばかりでは疲れる。タイガースも聴かねば。
お正月なので、飲酒運転にはならないように、出かけないことを決めて呑む。新酒と言えど、以前からの清酒で、冷酒でもあるので、味は落ちておらず、じわじわと効いてくる。未だ充分の本数があるので、リエさんに送っても好いようだが・・・
リエさんは、初春生まれでもあるので、寒さには強いようだ。今頃はスキーに行っているかな。運動ウンチのわたくしとは、大きな違いである。加えて、対人恐怖症と、出不精では決まったルートしか行けない。そこに至るまでは長く、不言実行。
枇杷葉の花芽が咲いている。少しばかり暖かいと花が咲き出すが、寒いとぴたっと咲かないのも不思議だ。リエさんのもやっと満開になり、白枇杷はこれからが本番か。先に咲いたのは、結実しているのが見える。早生と旬と晩生が順番に咲く。
初夏が待たれる枇杷葉である。寒の入りにもなるので、枇杷葉茶の葉を採ろう。予め、休日はその心算で立てている。朔日は必ずで、後は、家事を優先しての休みにしている。還暦を過ぎたら、あくせくしてまで働きたくはないが、辞めれないの。
来月になれば、一人辞める。今の人数でさえ業務が難しいのを、この土壇場に辞め、他所に移るとは。介護以前の常識が理解できていない。業務に入るのは、せめて5分前、声かけは近すぎず遠からず、介助はてきぱきと余裕を持って当る。
それなのに。勤務時間になっても居ない。休憩は、早く入って遅く出る。嫌がっているのを無理矢理する。丁寧なのか、わざと時間をかけているのか。鬱血・打撲・状況判断の無理。否辞めてくれていいよ。同じなら、介護以外の仕事に就いてよね。
施設の上司は、性格に厭さがない。そういった姿勢は、認知症状であるとなかろうと、伝わるものなのである。2週間ほど入院されていた方が帰設された。他の者は、わたくしも含めてだが、表面だけの対応を見抜き、声も顔色も生きいきと話す。
尊敬に任とは、上司のことだろう。わたくしたちの呟きも、ちゃんと聴いてくれ、その上での判断をしてくれるので有り難い。先ずは、何が言いたいのかを、どんな不満を抱えているのかを察して、こちらの気持ちを汲んでくれる。そうでなくては話せず。
庭の鉢のクリスマスローズ。次々と開花していくのは、丹精籠めた気持ちが報われる想いだ。きれいでしょう。