日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

蒼穹の昴 全4巻 浅田次郎

2023-01-15 17:26:27 | 読書

 

 

 

 

 まずは井沢元彦さんの著書、『逆説の日本史』シリーズの日清戦争編と、黄砂の籠城 松岡圭祐

更には 黄砂の進撃 松岡圭祐 

これらを読んでから 『蒼穹の昴』を読むと、より良く理解できる気がしました。過去に読んだ本にも登場した人々が物語の中で動きまわっている… 春児は創作上の人物なのかな、と思うのですが、(真相は分かりません~)彼のような立場で西太后に仕える者も実際いたのだろうな、と…。

清国の立場で描かれた歴史、大河ドラマといった感じですが、日本人ジャーナリストや伊藤博文も、そのままのイメージで登場。

『死ぬまでに読みたい100冊』の中で取り上げられていたので年末に借りた著書ですが、その言葉通り、読んでおいて良かったと感じました。壮大すぎて、本をすでに返却した今、どこをどう語ったらよいものか… 機会があれば、実態に手に取ってお読み下さいませ。

 

(コメント欄、閉じています)

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恋する伊勢物語 俵万智 

2023-01-15 16:22:20 | 読書

 

図書館が裏表紙にシールを貼っているため、文字が見えず残念! 確か、伊勢物語は高校でも習った記憶があるのですが、平安貴族の恋愛事情がこんなに盛沢山だったとは! サラダ記念日以前は高校の教師をしていた著者による、伊勢物語の分かりやすい解説書であり、現代語訳でもある! 実は、私が昨年から読み始めた古典の現代語訳シリーズで、著者が伊勢物語を現代語訳していることは知っていました。 なので、あのシリーズの本とセットで読もうと思っていたのですが、貸出中だったのですね、きっと。以前は見かけていたので。 借りられずに、こちらを単独で先に読みました。 高校時代、参考書のように傍にあったら良かったなぁ~という一冊。特に高校生にお勧めの書。

 

現代の恋愛なら、こちらの女性作家におまかせ👍

林真理子さんの短編小説集です。これは傑作揃い!

表題作よりも、トップバッターの父親目線で描かれた短編が良かった!

娘も嫁も手伝わない庭いじりをひたすら続ける父親。

不倫の末、相手の男性と結ばれることになった次女。

そんな次女を応援する嫁。

長女は大学卒業と同時に結婚。

もう少し稼いでから結婚してもよいものを… 父親って何なんだ?

そんな心の内が描かれる。

女性目線が多い著者だけに、逆に新鮮に思えた一遍でした🤩

 

(コメント欄は閉じておきます)

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「常識」の日本史 著:井沢元彦

2022-12-30 06:47:59 | 読書

 今年最後に読んだ本は…ジャジャジャジャーン!

昨年、今年と読みに読みまくった井沢元彦さんの「常識」の日本史。

逆説の日本史シリーズの感想、まとめの方で詳しく過去にも書きましたが…

こちらの本では、以下の重要項目が更にピックアップされ、分かりやすく解説されていました。

例えば、「聖徳太子はなぜ憲法十七条を制定したのか」

日本人気質といえますが、答えは、「一人のリーダーが物事を決めることを極端に嫌う、話し合い主義、だから」

他の言葉でいうと、根回し主義、とも言えます。会議は形だけ。事前に関係者とコンタクトを取り、大方の了解を得るのが常識とされる、よって、当日の会議で 疑問をぶつけたり、意見を誰かが述べることを嫌う、、、 そういう体験を結構、してきた人なので💦

井沢さんが言うように、「談合が生まれやすい」 その通り!

 

この日本人気質といえる、世界でも珍しい、「話し合い主義」は、日本が一神教ではないため、1つの神様が絶対的に正しい、有無をいわせず、という考えが殆どないということも根底にあるだろうと。 これも井沢さんに賛成。 一神教同士が宗教を語れば喧嘩になり、争い、戦争の始まりに… 塩野七生さんの著書、十字軍物語が主にそのことを証明してくれています。

 

ただ、これが日本には全く無かったわけではない、それが、「織田信長は宗教弾圧者か」という問いになります。 違います。弾圧者どころか、坊主が武器を放棄し、寺同士の闘争をやめさせた人、それが織田信長。

寺の坊主は最強の軍隊だったのですが、

【武装解除すれば、】自由な布教を許している! 比叡山延暦寺焼き討ちばかりがクローズアップされますが、最初に焼き討ちをしたのは比叡山の方、だということは歴史で殆ど語られずにきました。学校教育も大河ドラマも。 

お寺の坊主の丸腰は、当たり前!という状況を作ったのは、織田信長。 それ以前の…例えば、武蔵坊弁慶が良い例ですが、武器を持って、武士より強かったくらいですよね。

楽市・楽座の導入で、経済を活性化させ、庶民の暮らしが良くなった… それまで寺が経済を牛耳っていたため、比叡山延暦寺などは激しく反発。織田信長の 「武装解除しなければ、焼き討ちするぞ」という警告を無視。 その結果があれ… 「話し合い主義」の日本は、「強いリーダーシップ」がある織田信長などを嫌い、誤解されることが多い武将ですが、経済、文化の発展、新しいシステム作り、政治家としての手腕も優れていたのだなぁと、子供のころに抱いていた怖い人、というイメージが抜けました。 (数々の大河ドラマの影響です)

 

井沢さんが、この著書を通じて最も言いたかったことは、歴史学の権威、と呼ばれる先生方は、「日本書紀」など、いわゆる正史、と呼ばれる政府見解の歴史書のみが正しい、という考え方の人が多い。 現代でいえば、自民党が発表することがすべて正しく、海苔弁当のような書面(隠ぺい)は過去の歴史であり得なかった、とでもいうのか?と。(井沢さんは、こんな表現はしておりませんが)

昨夜のNHKスペシャル、第一部、『NHKスペシャル未解決事件・松本清張と帝銀事件 第1部ドラマ 事件と清張の闘い』

ここでは、事件に関与した元日本陸軍とGHQの存在が明らかになっていきます。公式発表だけが事実ではない、或いは真実は隠されていた、過去も現在もずっとあることです。「正史だけが正しい」とする日本の歴史家(すべてではありません、勿論)にとっての「常識」こそが「非常識」。研究、研究で 人との関わりが一般人より少なく、狭い世界で生きているので、人としての「常識」が備わっていないということです。

 
さて、『帝銀事件』ですが、生まれて初めて、このような事件が過去にあったことを知りました。
観ていない方は是非、見逃し配信で観れますので、(ネット上で簡単な入力をすれば、すぐ見れます) 今夜、第二部が放送されますが、その前に一部のドラマをどうぞ
 
以下は、NHKから抜粋
 
12/29(木) 午後9:00-午後10:29
配信期限 :1/5(木) 午後10:29 まで

1957年、「点と線」や「眼の壁」など次々とヒット作を手がけ日本中に名を轟かせ始めていた松本清張(大沢たかお)。次なる題材として注目していたのが12人が毒殺された「帝銀事件」だった。逮捕された画家・平沢貞通(榎木孝明)は真犯人ではないと疑いを抱いた清張は、文藝春秋編集長の田川博一(要潤)と共に独自に取材を開始。やがて警察が軍関係者を追っていた事実を突き止め、事件の底知れぬ闇へと分け入っていく―。

 

ここまで~ 何だか久々に文章を書いた気がする!(苦笑)

今年の読書数は、222冊! 

分かりやすい数字となりました。

毎年、150冊は最低読んでいる筈ですが、きちんとカウントし、読み終えたすべての本についてブログに記載したのは初めてでした。

 

自分にとっての 今年の漢字を上げるとすれば… 

充実の 「充」です。

今年前半はウクレレも結構、弾けるようになりましたし、4月からはオタマトーン、おたま歌舞伎くん。そしてラスト2か月はヴァイオリン。昨年まで約120名だった、ユーチューブの登録者数も、なんと現在、322名! 一年で約200名、増えました。 (日々、増えたり減ったりですが💦) 有難いことです。

ラジオビジネス英語も9月までほぼ視聴出来ました。(10月からは4月~9月放送分の再放送)

自分が二十歳の頃に抱いていた50過ぎとなった、未来のオバサンのイメージとはかけ離れた自分…

まさか、この年齢で次々と新しいことにチャレンジできる、何かを学べる、そんな53歳はイメージ出来ませんでした。 良い意味での裏切り!

健康でいれば、来年は 充実をさらに 実らせることが出来るかなぁ…と。「実」にしたいものです。ここ数年は、資格試験に挑戦していないため、来年は英検1級を久々に受験したいと思います。

 

ただ…年賀状の絵だけ描いたまま放置しており、あて名書きがまだです。 元旦には届きませんので~~ 何もかも順調、とはいかないのが人生です。

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『男と女のキビダンゴ』『死ぬほど好き』著:林真理子

2022-12-25 16:23:35 | 読書

 

 

 

林真理子さんの小説2冊を雪が降る中… 読み終えました。いや~ 寒くて震えて、バスが来るのが待ち遠しい…バスが来たけれど、職場に到着するまで1時間10分❣ 自家用車なら15分の距離なのに… 久々に雪道を歩きました。早朝に。いつもより30分早く自宅を出たにもかかわらず、到着した時刻をみてΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン❣ まぁ、ほぼ全員、その日は5分、10分遅刻でしたが。普段は車の人がバスを利用した結果…です。運休にならず、動いてくれただけ助かりました!西鉄バスさん、🚐ありがとうございました🤩

 

昼休みと移動時間を利用して読み終えた、「女って怖い」「したたか」「男も計算高い、しかし女性も負けていない」そんなショートストーリーの数々。お若い方には まだ早すぎますので、くれぐれも10代で読まないように… 自分にだって刺激が強すぎた!

詳細については書きませんので~ 裏表紙だけで、大方、予想は出来るかと…

 

あと1冊で220冊、と前回、書きましたが、221冊となりました。

皆さん、きっと多忙だと思いますので、コメント欄は閉じておきます~ 

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『つながる読書術』 著:日垣隆 『眉山』 著:さだまさし 他

2022-12-18 23:43:44 | 読書

 

共に読書のすすめ、ですが、書いてあることが正反対の箇所があり、興味深いです。

まさに読書は多面的に‼ってことですねぇ。

例えば、旅先で本を読む場合。一人は(日垣氏)イタリアを旅した際は、ホテルでイタリア関係の本を読むことをお勧め。 もうお一人の多読術の著者は、「オーストラリアでヨーロッパの本を読むと面白い」といった趣旨のことをいう。 私は前者ですが…

また、一人は(日垣氏)新刊の他、古典を読むと学ぶことが多い、何百年に渡り読み継がれてきただけに…といい、もうお一人は 一日に200冊を越える新刊が出ている現代、古典は読む必要はない、小説も読まない、という。 こちらも私は前者です。 

どちらの著者も、お勧めの本を掲載していますが、共通の書もありました。

自分が過去に読んだ本もありましたよ~

例えば、宮部みゆきさんの『火車』

これは今年、読んだばかり!

他にも塩野七生さんの『ローマ人の物語』特にルビコン以前・以後 カエサル登場の2巻ですね。これらも全巻読み終えています。

まだ読んだことが無い本の中で、浅田次郎さんの著書が気になったので、先週、借りてきました。清国が舞台の歴史小説で、全4巻!これは期待大!

 

さだまさしさんの本は、『風に立つライオン』以来、2冊目。

舞台は四国、徳島。私生児として生まれ育った30代の女性が主人公。癌を宣告された母と娘の小説です。面倒見がよく、若者の為だと思えば遠慮なくズバズバ言う。そんな母の生き様を娘の目を通して描いており、ラストは特に泣けました… 言わないけど。

この小説を題材にした歌って、あるのかな? さださんの曲をすべて知ってる訳ではないので、ふと、そんな疑問が浮かびました。

こちらはタイトル通り、歴代の朝ドラについて語っています。「おひさま」「こころ」同じ脚本家さんだったのか~道理で、どちらもお気に入り💕な筈だ~と新たな発見も。

 

こちらは 恩田陸さんの脚本‼ 小説ではなく、舞台の脚本も書かれていたとは~ 知らなかった!

物語は、なんとも不思議な設定でして、しかも登場人物の名前が 山田さん、鈴木さん、などありふれすぎて、逆に誰が誰か把握しづらかったです。

 

こちらは、小説でもすでに読んでいる『シアター』の脚本! 作者は大好きな有川浩さん!

小説同様、とても楽しめました。 分かりやすいストーリー展開は流石! 

映画界のお話でした。 優秀なスタッフを雇うなら、日本人、、、なのだそうです。 日本のアニメなどにもアンテナを張っているハリウッドの事情などなど。

最後に 和田アキ子さんの『大人の叱り方』

なんだか胸がスカッとしますね~ 日頃から思っていたことをズバッと言ってくれる!

例えば、「洗面所を使った後は、髪の毛を拾って捨てろ! 詰まるだろ!」など。 公共の女子トイレは男には見せられないほど汚い! あれを観たら幻滅。恋も冷めるだろう、とかね。 私もいつも思いますもん。 トイレと洗面台を見せてもらい、結婚するかしないか決めた方が良いよ!🙄 あと玄関も。玄関を見ただけで、大方、家の中の様子が分かるものです。

 

...と、ここまで合計8冊。読んでいたけれど、なかなかこの一週間は特に多忙で記事に書く時間が取れなかったため、まとめて書きました。 年賀状もまだ一枚も書いていないよぉ!

今年、212冊~219冊。あと1冊でジャスト220冊かぁ。

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Somewhere over the rainbow

2022-11-30 01:28:30 | 読書

Somewhere over the rainbow

コラボ予定の 『虹の彼方へ』 取り合えず、初めて弾いてみましたバージョン🎵

いきなりでも、結構、弾けるもんだなぁ。ウクレレは久々でした~(撮影は3日前)

⚽ドイツで歓喜、コスタリカ戦で😨 勝てる試合だっただけに惜しい… スペイン戦、頑張れ~✋

日曜日は、ECCジュニア研修(幼児)改訂版教材の課題をやりました。

昨日は半分眠りながら絵手紙を描きました。2枚。

その他、読書記録~( ..)φメモメモ

 

すでに最終回となりましたが、NHK夜ドラで放送されたドラマの原作。イノッチ主演でしたね~

一部、原作とドラマは違いますが、それが普通ですし、違和感なかったです。

 

群ようこ 「三味線ざんまい」エッセイです。

著者は幼き頃より、ピアノ、エレクトーンを高校まで習い、発表会にも出ていた!

音楽は5で得意。 しかし、声が低音で歌うのは苦手。

そんな著者が40代で、あくまで趣味として三味線を習いに行ったは良かったが、

「小唄を歌えなければ、三味線は弾けません」

1か月、楽譜もない小唄を師匠に合わせて練習~~💦

やっと三味線を弾ける~~となったは良かったが、

「調弦が出来ない~~~」

「絶対音感が無いと悟った」

なんか… ここまで、自分の🎻体験に似てるなぁと。

確かに、調弦、、、すぐ狂うし、自力では不可能に近いっ!

毎回、「半音ずれてます」だもんなぁ。 チューナーがないと、出来ないという自信はあります。今のところ 😨

しかし、2年で名取にまでなったというから、驚き! やはり音楽的センスがあったのでしょうね。キャリアが違うわ、キャリアが!

この本は、とみのん先生を思い出しながら読みました。なにせ経歴が似ている!

 

井沢元彦 「日本史の授業2 天皇論」

以前、1を読んでいたので、今回は2を~

これまでに逆説の日本史シリーズを読んだ人にとっては、復習まとめ。って感じです。

天皇家の子孫は恐らく、朝鮮半島からやってきて、大和朝廷を… 出雲大社に祀られているのは、元々日本にいた土着の縄文人で、朝鮮半島からやって来たのが弥生人ではないだろうかという仮説あり。 興味深いです。

 

祖母が使っていたから自然と覚えた!という表現のなんと多いこと!

目次をお見せしましょう~ いくつご存知ですか? 恐らく殆どではなかろうかと…

   これらは、ほんの一部です。

「彼女に首ったけ」なんて、漫画のタイトルにあったなぁ。今は死語なんですかね?

祖母が使っていたのは、「いかれぽんち」

祖母からか、読書からか? 自分でも子供の頃、結構、使っていたのは、「かまとと(ぶる)」「おきゃん」「ぼんくら」

「好事家」は、漢検2級の勉強をしている時に、正しい読みを知った!という… 

こちらは社会学者による真面目な著書。

クレヨンしんちゃんとサザエさん。どちらが良いか? 三世代同居、今、再び~👍

地域との関わり方も、三世代同居の方が良いでしょう、そりゃ!子供にとっては、色々な大人を知ることで、世界も広がりますし…

最後にご紹介したいのは、『英国人記者の抱腹レポート ニッポン社会入門』

これは、もう、しょっぱなから声をだして笑いましたわよ~

日本社会は プール!だって。 あの狭いプールで 上級者レーン、子供が遊ぶ場所、などなど、子供から高齢者まで、きちんと分かれて秩序ある行動をしてるって。これがイギリスなら… 喧嘩や暴動に発展するかもしれない場面もあったり??

皆、一斉にプールから上がる時間帯がありますよね。安全確認と休憩を入れる目的でしょうけど。

ああいうのは海外はないのですねぇ。

その間、日本人が 頭は横に倒し、片足けんけん、

一体、何の日本舞踊かと思って見ていたらしいのです~ 耳に入った水を外へ出すため~ これって、昔からやってたけど、日本人だけやるの!? これまた新発見☆

 

私が一番笑ったのは、著者が日本語を学ぶ過程で驚いたこと、関心したこと。

例えば、丁寧語にするには、「お(御)」を付けますよね。

著者が感激した 日本語は… おニュー

そうです、丁寧語の「お」を英語のNew に付ける!

おNew     すなわち、おニュー‼ 

これなんて、斬新なアイデアじゃないですかー!

若者はどんどん新語を生み出すものだけど、海外の人から言われるまで、

「おニュー」の凄さというか、面白さにも気付かなかったなぁ。 

 

(今年 206冊~211冊目)

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かもめ食堂 群ようこ その他4冊

2022-11-20 21:39:29 | 読書

群ようこさんの小説を再び借りて読みました。

 

ヒロコ 物書き41歳、ミユキ ヘアメイク44歳、、、って、以前読んだ更年期に悩む女性3人組の「前」のお話じゃないか~と背表紙に書かれた説明を読み、気付いた次第。

更年期前のこの時期が、実際、最も体力的にも精神的にも元気で落ち着いた時期かもなぁ。

『かもめ食堂』の方は、映画にもなっていませんでしたっけ??

宝くじに当たって、フィンランドのヘルシンキで食堂を始めちゃう。

そこへ たまたま出逢った日本人女性に手伝って貰い、

またまた、お店へやって来た日本人観光客にも手伝ってもらうという!

ガッチャマン好きな現地の男の子も いい味出してる~

お金を払って何か注文せず、いつも無料で出されたコーヒーを飲み、日本通をアピール!( ´艸`)

なんか いそうだな、こういうコ。

 

 

こちら、「おくりびと」はもっくんが主人公の映画を地上波で観ました。

小説版も良かったです。特に、主人公が楽団でチェロを弾いていたのに、解散になってしまい…

旅立ちのお手伝いをする納棺師になるという流れが… くすっと笑える。でも仕事はハード。

高校の担任の父が葬儀屋さんで、「人が死んで儲かる仕事だと言われ、イジメられた」と話していたことをふと、思い出した… 

主人公も妻から 「実家へ帰る」と言われ、一時期、独りに…

この先が感動ものなんです…😢

井沢さんの本、無いかなぁと図書館を回っていると、「読んだかもしれない、だけどもう一度読む価値あり!」…という訳で、借りて再読。

最後は宮下奈都の割と最近の小説、「つぼみ」

華道の講師をしている主人公、美奈子が昔好きだった人の娘に教えることになるものの、好きだった男とは全く違う性格のさえに ほっとする…んですね。似ていたら心情複雑だったのかな~

才能ある、さえ。 お決まりの型ではなく、もっと自由に花を生けたい…

華道に限らず、何でも 基本があっての「自由」「発展」だということが分かる📚。

ヴァイオリンもそうだなぁ…としみじみ。

そして努力の積み重ね。

なかなか良い小説でした。

 

今回も忙しいため、5冊まとめての感想でしたが…

唯一の休みである日曜日が研修だったため、13日連続出勤となり、超多忙の末、やっと今日が休みでした。

この3年間、ビデオ配信とレポート作成でOKだったのですが、今月から対面に。

そのため、あと2回、13日連続出勤となる訳で…

体力的に持つか、ちと心配です 💦 💦 💦

ダブルワークだと、こうなるのよねぇ…

また感染者が増えてきたので、気を付けねば…

 

(今年、201冊~205冊)

 

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美味しいコーヒーの入れ方シリーズ、ついに完結!『ありふれた祈り』著:村山由佳

2022-11-15 04:40:16 | 読書

 

20年以上に渡って連載されてきた、美味しいコーヒーの入れ方シリーズ。途中まで読んで、終わっていましたが、偶然、最終巻である、『ありふれた祈り』が2020年に文庫で発売されていたことを知りました。

主人公であるショーリが大学生、恋人かれんが高校美術教師を辞め、実の祖母がいる施設で介護福祉士を目指して働き始め、遠距離恋愛が始まる…というところまで読んでいたっけ。

 

 

 

ある日、ショーリは手にした荷物を持ったまま階段から足を踏み外し、その先にはマスターの妻(妊娠7か月)の妻がいて… 流産。

逃げるようにオーストラリアへ~ 

生まれてくる筈だった 豆ちゃん(赤ちゃん)は、恋人かれんと、彼女の兄であるマスターにとって、大切な身内となる筈だったことを知っていたショーリ。 ショックはあまりにも大きく、自分を責め続け…

どのように彼が立ち直っていくのか、真実から目をそらせず、マスターやかれん達と向き合うのか…

弟、ジョーが橋渡し役となり、また、オーストラリアでも癖がある人々と汗を流して働く内、止まっていた時間が動き出すのですね。

 最終巻の背表紙

恋の相手に嫉妬していた、あの頃の悩みなんて、なんてちっぽけだったんだろう、そんな風に思うショーリの台詞があります。

確かに第一巻のタイトルは『キスまでの距離』

高校生と5歳年上の従妹との間の純愛シリーズとしてスタートしたことを思い出すと、ここまで長く物語が続き、途中、東日本大震災を経て、(シリーズに直接出てはきませんが)作者自身にもかなりの影響を与え、最終シリーズが出るまでに7年の間が空くことになろうとは…

「ありふれた祈り」の表紙の写真だけ取り損ねておりますが、かれんがショーリと手を繋ぐ後姿…(ただし、ショーリの絵はない、手だけ)

遂に帰国し、親族と向き合うショーリの姿を 途中で頓挫していた読者がいたら、読んで欲しいですねぇ。ここまで8冊!

 

同じ作者による上下巻、『ダブルファンタジー』

表紙を出すことも恥ずかしくなりますが… 主婦の浮気(本気)物語…ギャップが…❣ 香港が舞台に代わってから、珍しい海外での習慣などは面白かったです。 ここでは多くを語らず…

ここまで10冊❣

  

父の誕生日を祝い、てんぷらのふそうへ。

翌日、日曜日には、ECCジュニアの研修後、ケーキを買ってお祝い。

3700円の価値がある美味しさでした。

 

電車での移動中、そして翌日、職場での昼休みを利用して読み終えた一冊がこれ!

『本棚からボタ餅』 岸本葉子

本の紹介エッセイですよー 癌患者の闘病記についても書いているのですが、その2年後に自らも癌に… 「まさか自分が…!」その「まさか」が起こり、実際に向き合う際、役立った… まさにボタ餅が…と前向きに捉える著者。

他に印象に残ったものは、地図の研究をしたり、物と人との関係を論じたり… 普段はまず、選ばないだろうと思う本からも思わぬ発見があり、棚からボタ餅って、こういうことだよなぁ~と思ってしまう。

ただ、「戦争がない平和な時代を自分が生きて…」というクダリ。発売は2001年。確かに平和な世界だった… まさか20年後の世界がこのように変わっていようとは… 今日出来る事は今日の内に。自分の明日はどうなるか分からない、と最後にしんみりして読了。

ここまで11冊。

(今年、189冊~200冊、そうです!遂に今年度200冊達成!🤩)

なかなか忙しくてブログ記事にする暇が無かったのですが、読書は続けておりました。 コメント欄は今回、閉じておきます~

 

 

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東海道中膝栗毛 十返舎一九

2022-10-25 00:34:47 | 読書

 

 

おもしろーい‼

弥次、喜多 お二人のお伊勢参りを目指す旅日記❣

五右衛門風呂の板を外し、足から入り火傷し、「あっちち~~」と周囲を見回し、トイレ用の下駄を履いて湯船に浸かったり…

 

ふんどしで顔を拭いたり…

 

登場人物が物語の中で、作家先生、すなわち 十返舎一九になりすましたり…

お陰で豪華な御馳走を食べられた⁉

弥次喜多の二人が宿に泊まって食事ができるかどうかは、作家である十返舎一九の筆にかかってるんだぞぉ~って、小説の中に書いちゃうところとか。現代語訳だからか、或いは実際に そのように原作にも書かれているのか!?

駄洒落好きでユーモアに富んだ内容なので、当時、大人気だったというのも頷けます。

今、読んでも面白いのですから~👍

 

(今年184冊目) 保留にしたまま、忘れておりました。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

ついでながら、以下の本もご紹介。

 

 

上下巻で、ダニエル・スティ―ルさん(女性作家)による『二つの約束』

一つは、息子の母親と息子の恋人との間に 交わされた約束。

交通事故で顔がメチャクチャになってしまった彼女の整形手術と、その後のケアも含めた費用すべてを負担する代わり、息子と別れて欲しいと迫る、女社長兼息子の母親。

もう一つの約束は、恋人同士で交わされた 「二度と別れない」という約束。

最後、ハッピーエンドなのは良かったです。

 

 こちらは裏表紙

 

今、読んでいるのは、同じ作家さんによる上下巻。『長い家路』

虐待された女の子が両親に捨てられ、カトリック教会で育てられ、やがて宣教師と恋に落ち、二人の仲がバレて… 妊娠、恋人は自殺… ここまでが上巻。

なんて話なんだ…どこまでも不幸じゃないか…って気分も落ちるのですが。

今は下巻の途中です。

(今年、185冊~188冊目)

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理由 宮部みゆき

2022-10-23 15:33:13 | 読書

 まるで本物のドキュメンタリーのようですよ、これは!

小説だとは思えない、事件に関わった人達、それぞれの立場から客観的に記述がしてあるのですから!

新しい手法の小説! 少なくとも、私は過去に、「本物の」ドキュメンタリー以外で、このスタイルで書かれた小説は読んだことがありませんでした。

直木賞受賞も大いに納得です👍

身の丈を知ることが大事、背伸びはしないことが幸せに生きるコツ…かな。

(マイホームなどについて~ですが💦)

 

 

最近、さだまさしさんをしょっちゅうテレビで見ている気がするのは、朝ドラ『舞い上がれ』でナレーションをしているからでしょうか~

今夜も生で さだまさし、も観ましたけど…(^_-)-☆

『風に立つライオン』

今は無き、小倉昭和館で観ました。

原作も過去に読んだのですが、何故かもう一度、読んでみたくなり借りました。

考えてみれば、こちらも それぞれの登場人物たちが、回想する形で物語が進んでいくのだった!

事件にかかわるドキュメンタリーとは違いますが…

さださんの他の小説も読んでみなくちゃなぁ。

 

(今年、182冊、183冊目)

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