数日前、毎日新聞に掲載されていたあの記事が偶然わたしの目に留まったのは、こんな内容だったから!!!
「入場無料! 世界に君臨するオーケストラ、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団・・・・・」
え? ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が北九州へ来ると? しかも入場無料のコンサートだって!? 北九州市が当然するんだろうけど、それにしても ここへ呼べるだけでも凄いねぇ。
そして 少し落ち着いたところで、「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団…」の続きを読んだ訳です。
「ベルリン・フィルハーモニーに憧れる 北九州伯林的(ベルリン的)管弦楽団」
巧みな文章に 「やられた~」というより、笑い転げてしまった
うちの母が私くらいの年齢だった頃、北九州市には音響という財団?があり、母も近所の皆々様もよくクラシックコンサートへ出かけていました。母が40代の頃、私は20代前半の学生でして、私も時々母に連れられコンサートへ出かけていました。 しかしながら、私が当時、好んで聴いていたのはWham! TOTO Pet Shop Boys、 Miami Sound Machine etc....といった米英やプエルトリコのポップスばかり。クラシックコンサート会場でも、次第に睡魔が襲ってきて、ウトウトし.....シンバルの音でパッと目覚める、といった調子でしたその後もBackstreet Boys, Human Nature etc....20代後半~30代になっても、やっぱりポップスばかり聴いていましたねぇ。 だからエレクトーンを弾いてみたかったのです。そのエレクトーン。 色々な音が出るのが魅力です。フルートだったり、ギターだったり、バイオリンだったり。勿論、リズムも。 最近は、本物の楽器の音が気になりだしました。 チャンスがあれば、本物のフルートやバイオリンの音を生で聴いてみたい、と思うようになった訳です。動機が多少?ではありますが、とにかく ベルリン的管弦楽団の無料コンサートが地元で開催されると聞き、行ってきましたよー。 そして そこで配られた紙の質の良いパンフレットに目を通し、これまたふいてしまいました。開演40分前に会場入りしたのですが、すでに長蛇の列。 会場に座って待っている間に このパンフレットを何度も読み、何度も笑い・…お陰で私の周囲の席にいた人達も、次々に (何がそんなに面白いのだろう・…?) ってな感じで、パンフレットに目を通し・…見事に吹き出していました。何人も いやぁ~ わたくし、実際、この文章だけでも ベルリン的管弦楽団ファンになってしまいました この文章を書いた方にお会いしてみたい 以下、パンフレットから引用;
『北九州伯林的(ベルリン的)管弦楽団 : 1882年、オーケストラ支配人ベンジャミン・ビルぜの専制的支配に反旗を翻した野心ある約50人の音楽家達によって創設され、以後ハンス・フォン・ビューロー、(途中略)カラヤン(←私も知ってる!)サ―・サイモン・ラトルを首席指揮者に戴き、その比類なき完璧性と大音量とギラギラした音色をもって世界に君臨するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に憧れる意識過剰なド素人の集まり。 もちろん、メンバー全員が身も心も総てをベルリン・フィルに捧げているわけではありません。それでも、楽団内には、家族や職場を顧みず、お金と休暇を費やしてドイツ連邦共和国の首都ベルリンに、ご本家様の演奏会を聴きに行ってしまう「のぼせもん」が時々出ます。昨年も5名の団員がフィルハーモニー・ザールに詣で、そのうち3人が「ベルリン・フィルかぶれ」を発症し、帰国後も二言目には「ベルリンでは・・・」と御託を並べ、感じ悪い人として、周囲から煙たがられています。』
・…というわけ。 面白いでしょ? こういう文章、大好きです。
更に勉強になったのは、『運命』を作曲された晩年のベート―ベンが若かりし頃は ベルリン的フィル様が仰るには、『この頃の…は30代に入り、肖像画のようにまだ普通の風貌でしたが、・…(以下、略)』
耳が聴こえなくなったことは知っていましたが、偉大な作曲家も想像を絶する試練に悶えながら名曲を残したようです。
開場直後の様子。曲目はベートーベン交響曲第2番 ニ長調 作品36。
15分の休憩をはさみ、ジャン・シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 作品43。 バイオリン等、オーケストラの生演奏は やはり迫力ありました。 音が胸まで迫ってくる感じ。 やっぱり生演奏はいいですね。 若かりし頃は子守唄だったのに。 眠くなるこどこか、段々と目が冴えてきました。 こんな私も あれから25年… 少しは大人になれたのでしょうか。 あらゆる楽器でハーモニーを奏で、一つの楽曲を演奏する素晴らしさ、みたいなものを素人の私にも感じることが出来ました。
アンコール曲2曲も含め、2時間20分があっという間でした。素晴らしい演奏に感動です☆
最後に もう一つ、笑いすぎた写真を御紹介。ベルリン的管弦楽団様の許可なしで掲載しておりますが、もし問題があれば、仰って下さいませ。(宣伝にはなるかと思いますが…)
こちらは 作曲家シベリウスの写真。(1865~1957)
そしてー
同じページ下には、このような お詫び が…
お詫び シベリウスの写真がニューヨーク市警察のジョン・マクレーン刑事と間違っていました。正しくは右横の写真です。
あはは!!! 確かに 似てるにてる!!! 次の演奏会も、パンフレット読みたさに 足を運ぶことでしょう。 いえいえ、演奏も素晴らしかったので、そちらも楽しみに
話題が変わり翌日にはー 同じ会場にて
ECC全国児童中学生英語検定試験が行われました。12月に筆記試験を終え、今回は外国人講師による面接試験です 私は引率。会場には溢れんばかりの生徒さん達。そして保護者の方も。 担当講師の方も数名、お見かけしました。 例年2月受験が多いのですが、今年は1番でした 他教室のお子さんですが、廊下の椅子に座って順番待ちをしている間に、緊張のせいか涙ぐんでいるお子さんもいました 緊張しますよね… 私が子供の頃は、外人を見ると、後ろへ下がっていたそうな。 幼児期から こんな体験が出来ることも凄いことです。
冬休み明け、少し忙しかったですが、お休み期間中も、兄弟姉妹、協力して面接準備をしてくれたおかげで、Very Goodな成績でした I am so proud of my students!!!
そして 本日受けた健康診断。 血管年齢は実年齢より3歳若かったです 良かった、よかった