昨日、毎日新聞「男の気持ち」に掲載された60代後半(68歳だったと思います)の男性の投稿を読んで感銘を受けました!! 7年前から英検準1級に挑戦し、3月に10回目で合格しました! 次は1級合格を目指し、NHKラジオ講座等で毎日勉強しています、という内容でした。その男性は以前、英検1級にチャレンジされているご高齢の方の投稿を読み、では、自分も!と勉強を開始されたとのこと! 思うのは誰でも…始めるのも何とか…でも、有言実行となると、かなり厳しいのが現実ではないでしょうか。まさしく自分がそう。英検準1級… 2級と1級の間に準1級ができたのは、私が高校を卒業した直後でした。大学時代、準1級のテキストを購入しました。半端ない語彙力が求められるのが準1級だなぁ。暗記が苦手な私には無理そう…と、その時、本気になることはありませんでした。いつしか海外留学するために求められるトーフルなどを受験するようになり、英検のことは忘れていきました…
再び英検を意識するようになったのは、ECCジュニアの先生になったからです。自分の受験では勿論なく、生徒さんの受験準備のため。自分が学生の頃と随分試験内容も変化していることに驚きました。リスニングの比重が増しています! アクセント問題もありません! 今年度から2級にもライティングが導入されました! 採点方式も変わり、ますますバランスよい4技能の習得が求められます!
そしてー 最近、ECCの研修でも盛んに言われるようになったことは、「教える側である先生の英語力の向上~ 外部試験の活用」です。
文部科学省が、中学・高校の英語教師に求める英語力は、TOEICであれば720点。英検であれば、準1級、とはっきり定めた以上、私塾の先生も当然!ということらしいです。
TOEICは最近…といっても2年以上前ですが、すでに受験を済ませていたので証明書を提出しました。英検は2級のみ。準1級は受験したことがなく、「受けて万が一、落ちるようなことにでもなれば、英語の先生なのに恥ずかしい」が先に頭に浮かんでしまいます。語彙を増やす気力が… 要するに怠け者なので…
しかし、そうも言っていられなくなりました。「英検準1級通信講座のサポートシステム」が今年度1月から始まり、受講料をECCが負担してくれることになったのです!現在1000名以上の先生が受講中だとか! 私も社福の国家試験受験後の2月に受講開始しました。(以前、述べた通りです)6月受験に間に合わせようと思ったら、6か月のコースを4か月間で終了する必要があります。添削課題を最優先し、超特急で一通り終わらせました。ただし、語彙は少しも増えませんでした… テキストはリスニングと音読中心。そして添削課題というやり方だったので…。
そして6月。長年、怖くて避けてきた準1級を初受験★ 4年ほど前のデイサービス時代、一度、受験申し込み手続きをしたのに、朝、辛くて(体調もお天気も気分も)棄権したことがありました。思うように勉強もできず、自信がなかったからですね…
今回は、試験会場も調べ、逃げる気なし! 受験者は、ほぼ半数は社会人或は大学生。残り半数高校生(制服だから)試験終了後、集められた答案用紙の表はマークシート。裏はエッセイ(ライティングの回答。試験管が集めた答案用紙を机上で「とんとん!」したあと、一枚いちまい、捲っては確認しています。前列に座った私には、裏…つまりライティング部分の回答(出来具合)がすべて見えてしまったことになります。ぎっしり書いているのは筆記体。あとはブロック体で数行、或は半分にも満たない答案が目立ちました。白紙も多い。隣の高校生は、下書きに かなりの時間を割き、実際の答案用紙には数行しか書けておらず… 早く終わってしまってリスニングを待っていた私の方が (直接書かないと時間なくなるのに…)と心配になったくらいでした。余白にはメモ程度でいいのに…と。
帰宅後、採点方法が変わる!ということをWebsiteで知りました。高校生の白紙または数行の答案を思い出し、これは大変だ!と思いました。私が受験したのは準1級でしたが、2級のライティングも求められることは同じだろうと…。準1級でも特に難しいことを書くよう求められるわけではありませんでしたから、スピ―ドと文の構成力だろうと思います。普段からエッセイ等、書き慣れていないと本番でも下書きだけに時間を取られることになるでしょう。現場で偶然にも見てしまったので…。最近の高校生は筆記体を使わないのですね。益々スピードが.....落ちる....
先日、英検一次試験の合格発表がWeb上であり、初受験で合格でした☆ 3技能の内、最も良かったのはライティング。次はリスニング、リーディングの順でした。…ということは、自分にとっては新方式になって良かった!! ということになります。私の場合、ライティングはメモすら取らず、いきなりイントロダクションからコンクルージョンまで一気に答案用紙に書いたので…。まるで このブログ記事のよう…(誤字脱字やタイプミスが多いのはその為です。すみません)
2次試験は7月10日。なんと選挙日‼ この日多忙で、受験出来るか分かりませんが、2次試験は この一年(3回)一次免除で受験出来るので…と自分にプレッシャーかけないようにしています。1次の合格発表から2次試験まで、準備しようにも ほぼ時間がないので!(すでに逃げ腰…)
やる気になったり、ユリウス・カエサルの友人でもあったキケロのように(笑) おろおろして逃げ腰になったり…と。毎日新聞の投稿者は、なんて意志が強いこと! 40代後半の自分は10代~20代と比べて、「歳だから。暗記力・記憶力、ともに低下してるから」と言訳していました。30歳の年の差は大きい!と思っていましたが、投稿者は更に自分より20歳上です!
投稿者と ほぼ同世代の母に読み聞かせたあと、
「お母さん、英検は無理でも漢字検定でも受けようやぁ~」と言ったのでした…
追記: 選挙日でしたが、YMCAにて無事、面接(スピーキング)受験し、合格ラインをはるかに超えて(嘘~みたいですが…)一発合格☆ばんさ~い!でした。結局、4技能の内、最も良かったのはスピーキング、次にライティング。アウトプットの方が良いという結果に。この2つは特に試験対策もせず。豪州の大学院時代の経験が、まだ生きていた結果でしょうか。(すでに帰国後10年以上が経過)そのまま日頃の英語力が測れて良かったです。