日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

ホークス劇的サヨナラ~

2016-06-29 23:32:55 | ホークス

栗山監督7連勝もソフト劇勝に「テンション下がる」

ロッテマリーンズに まっ…まさかの2連敗!? …と思いつつ、途中から(試合の終わりの方からですが…)ラジオを聴いていた。ホークス大負けしていたみたいだけど、途中で同点に追いつき、延長戦。最後は今宮選手、やるじゃ~ん!ヒーローインタビューの声も元気いっぱいだった!

ホークス勝利の記事を(ネットのgoo)で探したけど、見つからず。記者の皆さん、よほど…気が乗らないのか、(審判の判定も ちょっと…な場面があったそうだけど?…)被災地のためにも九州の球団ホークス頑張れ! 今夜の勝利で、つい先ほどまで酷かった雨も(北部は)静かになった。雨戸の外は小雨かもしれないけれど、激しい音はなし。早く雨が上がり、安心出来ますように…

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大雨

2016-06-29 08:09:43 | Weblog

〔梅雨前線〕九州地方で非常に激しい雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒

 おはようございます。夜中から降り続いている雨。世が明けても一向に弱まる気配すらないですね…。梅雨の時期なので、降りだすと断続的なのは分かりますが、ここ数年、雨の降り方が海外のスコールのような激しさで困惑してしまいます。この一週間、雨で濡れた靴ばかり洗っているような…

 明日にかけて九州北部、南部ともに大雨らしい。自然は非情というか…何もここまで被災地をいじめなくてもいいのに… どうかお気を付け下さいとしか、私には言えないけれど…

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好きなかき氷の味?

2016-06-28 06:35:59 | Weblog

 gooお題です!初夏…ですが、昨日は寒くて仕事の後、バスを待っている間、体がすっかり冷えてしまいました…!夕方になると気温も一気にぐ~んと下がった気がします。

 かき氷ですね。子供の頃はイチゴかメロンでした。これに練乳をかけて自宅で食べたものです。かき氷機があったので、夏になると母と一緒にゴリゴリ手動で作ったものです。懐かしいなぁ~ 今はありませんが、もしあれば、あずきの缶詰をプラスして食べるだろうなぁと思います。昨年の夏、甥っ子と一緒にテーマパーク、「スペースワールド」にて かき氷を食べたのが最後です。甥っ子はイチゴ、私はメロンだったかな。

 今年は どんな夏になるのでしょう

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英検準1級

2016-06-27 21:53:37 | Weblog

 昨日、毎日新聞「男の気持ち」に掲載された60代後半(68歳だったと思います)の男性の投稿を読んで感銘を受けました!!  7年前から英検準1級に挑戦し、3月に10回目で合格しました! 次は1級合格を目指し、NHKラジオ講座等で毎日勉強しています、という内容でした。その男性は以前、英検1級にチャレンジされているご高齢の方の投稿を読み、では、自分も!と勉強を開始されたとのこと! 思うのは誰でも…始めるのも何とか…でも、有言実行となると、かなり厳しいのが現実ではないでしょうか。まさしく自分がそう。英検準1級… 2級と1級の間に準1級ができたのは、私が高校を卒業した直後でした。大学時代、準1級のテキストを購入しました。半端ない語彙力が求められるのが準1級だなぁ。暗記が苦手な私には無理そう…と、その時、本気になることはありませんでした。いつしか海外留学するために求められるトーフルなどを受験するようになり、英検のことは忘れていきました…

 再び英検を意識するようになったのは、ECCジュニアの先生になったからです。自分の受験では勿論なく、生徒さんの受験準備のため。自分が学生の頃と随分試験内容も変化していることに驚きました。リスニングの比重が増しています! アクセント問題もありません! 今年度から2級にもライティングが導入されました! 採点方式も変わり、ますますバランスよい4技能の習得が求められます!

 そしてー 最近、ECCの研修でも盛んに言われるようになったことは、「教える側である先生の英語力の向上~ 外部試験の活用」です。

 文部科学省が、中学・高校の英語教師に求める英語力は、TOEICであれば720点。英検であれば、準1級、とはっきり定めた以上、私塾の先生も当然!ということらしいです。

 TOEICは最近…といっても2年以上前ですが、すでに受験を済ませていたので証明書を提出しました。英検は2級のみ。準1級は受験したことがなく、「受けて万が一、落ちるようなことにでもなれば、英語の先生なのに恥ずかしい」が先に頭に浮かんでしまいます。語彙を増やす気力が… 要するに怠け者なので… 

 しかし、そうも言っていられなくなりました。「英検準1級通信講座のサポートシステム」が今年度1月から始まり、受講料をECCが負担してくれることになったのです!現在1000名以上の先生が受講中だとか! 私も社福の国家試験受験後の2月に受講開始しました。(以前、述べた通りです)6月受験に間に合わせようと思ったら、6か月のコースを4か月間で終了する必要があります。添削課題を最優先し、超特急で一通り終わらせました。ただし、語彙は少しも増えませんでした… テキストはリスニングと音読中心。そして添削課題というやり方だったので…。

 そして6月。長年、怖くて避けてきた準1級を初受験★ 4年ほど前のデイサービス時代、一度、受験申し込み手続きをしたのに、朝、辛くて(体調もお天気も気分も)棄権したことがありました。思うように勉強もできず、自信がなかったからですね…

 今回は、試験会場も調べ、逃げる気なし! 受験者は、ほぼ半数は社会人或は大学生。残り半数高校生(制服だから)試験終了後、集められた答案用紙の表はマークシート。裏はエッセイ(ライティングの回答。試験管が集めた答案用紙を机上で「とんとん!」したあと、一枚いちまい、捲っては確認しています。前列に座った私には、裏…つまりライティング部分の回答(出来具合)がすべて見えてしまったことになります。ぎっしり書いているのは筆記体。あとはブロック体で数行、或は半分にも満たない答案が目立ちました。白紙も多い。隣の高校生は、下書きに かなりの時間を割き、実際の答案用紙には数行しか書けておらず… 早く終わってしまってリスニングを待っていた私の方が (直接書かないと時間なくなるのに…)と心配になったくらいでした。余白にはメモ程度でいいのに…と。

 帰宅後、採点方法が変わる!ということをWebsiteで知りました。高校生の白紙または数行の答案を思い出し、これは大変だ!と思いました。私が受験したのは準1級でしたが、2級のライティングも求められることは同じだろうと…。準1級でも特に難しいことを書くよう求められるわけではありませんでしたから、スピ―ドと文の構成力だろうと思います。普段からエッセイ等、書き慣れていないと本番でも下書きだけに時間を取られることになるでしょう。現場で偶然にも見てしまったので…。最近の高校生は筆記体を使わないのですね。益々スピードが.....落ちる....

 先日、英検一次試験の合格発表がWeb上であり、初受験で合格でした☆ 3技能の内、最も良かったのはライティング。次はリスニング、リーディングの順でした。…ということは、自分にとっては新方式になって良かった!! ということになります。私の場合、ライティングはメモすら取らず、いきなりイントロダクションからコンクルージョンまで一気に答案用紙に書いたので…。まるで このブログ記事のよう…(誤字脱字やタイプミスが多いのはその為です。すみません)

  2次試験は7月10日。なんと選挙日‼ この日多忙で、受験出来るか分かりませんが、2次試験は この一年(3回)一次免除で受験出来るので…と自分にプレッシャーかけないようにしています。1次の合格発表から2次試験まで、準備しようにも ほぼ時間がないので!(すでに逃げ腰…)

 やる気になったり、ユリウス・カエサルの友人でもあったキケロのように(笑) おろおろして逃げ腰になったり…と。毎日新聞の投稿者は、なんて意志が強いこと! 40代後半の自分は10代~20代と比べて、「歳だから。暗記力・記憶力、ともに低下してるから」と言訳していました。30歳の年の差は大きい!と思っていましたが、投稿者は更に自分より20歳上です!

 投稿者と ほぼ同世代の母に読み聞かせたあと、

「お母さん、英検は無理でも漢字検定でも受けようやぁ~」と言ったのでした…

 

追記: 選挙日でしたが、YMCAにて無事、面接(スピーキング)受験し、合格ラインをはるかに超えて(嘘~みたいですが…)一発合格☆ばんさ~い!でした。結局、4技能の内、最も良かったのはスピーキング、次にライティング。アウトプットの方が良いという結果に。この2つは特に試験対策もせず。豪州の大学院時代の経験が、まだ生きていた結果でしょうか。(すでに帰国後10年以上が経過)そのまま日頃の英語力が測れて良かったです。

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昭和の名曲

2016-06-26 06:56:53 | Weblog

久々に「お題」昭和の名曲

アニメ「めぞん一刻」の主題歌でもあった、「陽だまり」 - 村下孝蔵

母は先日、美空ひばりのCDを購入し、大声で歌っている。珍しいカバー曲アルバム。昭和の名曲といえば、ひばりさんを始め多数。利用者さんを通じて初めて知った曲もあった。

自分にとっては、村下孝蔵の名を上げたい。まず、日本語の歌詞が美しい。現在のように 曲を聴いても何と言っているのか分からない、言葉を詰め込み過ぎ、横文字多すぎ、日本語にすら聞こえないというものが溢れている2000年代以降、村下孝蔵さんの曲を聴くと、日本人としてのアイデンティティを思いだすといってもいいくらい。

 

メロディーの美しさ。一度聴いたら耳に残る旋律。

「初恋」のヒットで彼のことを知ったが、「陽だまり」もお気に入り🎶

ギタリストでもある村下孝蔵さん。一人ベンチャーズなんて、全くギターを知らない自分でも、「スッ・・・凄い!」と感動!

「ロマンスカー」歌詞は切なく、メロディーは美しくもノリのいいアップテンポ。惜しい方を早くになくしてしまったと思う。

 

 

 

 

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裕次郎・著 『こっち向いて! たっけー☆☆』

2016-06-25 14:13:25 | 読書

 「間もなく発売」という告知を被災地熊本にある出版社HPを通じて知った時、「待ってました♪」と思った。裕次郎氏という当時まだ20代の若い著者の本を初めて手にしたあの日から、もう10年近い歳月が流れた。本の面白さと才能は本物だと思った。出版社に直接、注文し、発売前から楽しみに待った。今回、新聞掲載された長編『弱虫時計と君だけの神様』、そして書下ろしの『こっち向いて! たっけー☆☆』2冊同時発売となり、2冊一緒に出版社から手元に届けられた。ルール違反で申し訳ないけれど、最初に開いたページは『あとがき』だった。(あれ…?)と思った。(何だか違う人みたい)これが正直な最初の感想だった。嬉しい違和感だった。10年という歳月の間に何があったのだろう…。

 現在、著者は35歳になっている(らしい。著書の中で自己紹介している)。35歳といえば、私は0歳だった甥っ子の専業子育てを3年間続けていた頃だ。子育てを経験することで全てが変わった。見えなかったことが見え、感じなかった種類の愛情を知った。社会から離れて数年、不安はあったけど、取りあえず社会復帰(正職に就けなかった結果というのもあったが)しようと、とあるスーパーにてパート勤務を始めた。色々と最初は泣きたいようなこともあったが、どんな相手にも(蒲鉾に対してさえ)優しい気持ちになれたのは、身内の闘病生活と共にあった子育て経験があったからこそだと思う。抜けられないトンネルなどないのだと、今なら言える。

 『こっち向いて! たっけー☆☆』を読みながら、そんな当時を思い出していた。母親の気持ちになっていた。ルビがなく活字も小さいため、児童書として低学年のお子さんが直接読むには難しいかもしれない。しかし、そのことがかえって母による「読み聞かせ」というコミュニケーションを生む機会になるだろうと思う。「福生市の ゆるキャラ・たっけー☆☆ 明日はどんな活躍をするんだろう。誰の願いを叶えるんだろうね。今夜はここまでね。続きはまた明日。おやすみ」あのハリー・ポッターの作者も最初は我が子に自分で作った話を聞かせていたと言っていたっけ。

 母親が我が子に伝えたいこと。これだけは忘れずに生きていってほしいと願うこと。それらが「こっち向いて!たっけー☆☆」には散りばめられている。七夕にちなんだ今の時期にピッタリな著書だ。幼い子から高齢者まで様々な人々が登場する。世代を超えて読まれるといいなぁと思う。

 

 本当は こんなところで わざわざ時間を割いて紹介しない選択肢だってあったし、著者本人が読めば気を悪くするようなことまで馬鹿正直に書かずともいいのに…とも思う。でも…。20代から35歳までの間に劇的な心の変化が自分にあったように、彼の場合も…と思ったので、書いてしまったのだった。

 スーパーに勤務していた頃、「いつも元気やね」「いつもニコニコしとるね」と言われた。アホだから、ともいえるし、辛い時期を乗り越えた直後だったから、ともいえる。黙っていたら、のほほんとしているだけ、に見えても、皆、それぞれ何かを抱えて生きている。それは幼い子供だって違いはない。今年の七夕の日、あなたも たっけー☆☆と出会えますように…

 

http://goodbook.jp/newpage11.html

お求めはgoodbook出版へ。郵便振替と本が当時に届きます。くまもんにそっくり愛嬌ある編集長も被災地で頑張っています。 

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研修&ランチ🎵

2016-06-24 00:11:04 | Weblog

 日付けが変わったので昨日のことになりますが~今月、二度目の研修に参加してきました。二週間前はECCジュニア、今回はBS(18歳以上~)コース開講者のためのブラッシュ・アップ研修とでもいいましょうか~ 開講するために受けた昨年12月~2月に渡る研修と違い、この道何十年以上のベテラン講師陣ばかり。模擬レッスンは流石に緊張しました でも定期的に”生徒”になって、そちら側の気持ちを思い出すことは必要です。「生徒に抜かれるのも時間の問題。そのが少しでも先伸ばしになるように…」前回の研修時もグループワークの際、ある先生が仰っていました。私も最近、全く同じことを感じるようになったのです!まだ一番上が高校一年ですが… 小1から毎回、テキストを暗唱し、積み上げたものが大きい! 一方、私は英文を読み上げることは出来ても、暗唱はしていない。すなわち短期記憶から長期記憶に移行することなく瞬時に忘れる! 

 高校卒業を目の前にしたある日、英語の先生が

 「俺、その内、お前を 〇〇先生と呼ばないけんごとなるんやなかっや~」(だったかなぁ、菊池弁!?)

...と仰ったことがありました。今、まさに自分もあの時と同じことを感じている次第です。世の中、順送りといいましょうか~ ただ、当時生徒だった自分は高校卒業前だったのに対し、自分の生徒さんは高校入学数か月という違いがありますがっ! ECCのテキストのレベルがすこぶる高いため、というのもあります。 研修時の先生曰く、「このコースを終えれば英検準1級レベル」とのこと。高校卒業時に準一級かぁ…凄いなぁ… 私も小学校から こんなテキストで英語を学んでみたかったなぁ…

 

 そして研修後、ベテラン先生に誘われて小倉アミュプラザ6階にてランチをご一緒させて頂きました お互いのホストファミリー体験、(JICAのhome visit 、homestayなど等)、海外体験、最も興味を惹かれたのは台湾に4年間お住まいだったという先生の体験談 台湾大好きな私 身を乗り出してお話をお聴きしました。一人旅した時、どれだけ現地の台湾人が親切だったか…とか私も結構喋ってましたけど 紹介していただいた和食のレストランも和のテイストで落ち着いた雰囲気、眺めも良く、お料理も品があって(黒酢を使った酢豚ならぬ酢魚とでもいいましょうか~)おいしく頂きました

 一旦、帰宅し、夕方からレッスンです。早速、研修で得た情報や その他諸々を伝えました。「生徒に抜かれるのも時間の問題…」ってとこで、笑ってましたけど…いや、微笑んだ、って感じ。 自分の生徒さんがライバルって幸せなことじゃぁないですか~。 6月に入り、全く別件の数々で頭を悩ましていることを思うと特に… こちらは深刻。明日はいや、今日か… 心して臨まないと…

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ローマ人の物語 ユリウス・カエサル(ルビコン以前8・9・10)(ルビコン以後11・12・13)

2016-06-22 23:03:05 | 読書

 どのようにヨーロッパの歴史が形作られていったのか、ユリウス・カエサルによる「ガリア戦記」を辿っていくと見えてくる。これより以前、カエサルはスペイン統治を成功させ、ポンペイウスも地中海全域を覇権下に収めている。ガリア、ゲルマン、遂には島であるブルタ二ア… (現在EU脱退するか否かで揉めているが…)ジェントルマンのイギリス人も当時は長髪&髭で毛皮をまとった原住民族。カエサルによってイギリスの歴史も始まるのか…と何も知らずにいた私は、今更ながら驚くのであった!!!

  当時のローマでは「元老院派」がカエサルとポンペイウスを排除しようとしていたが、二人にクラックスを加え、「三頭政治」の密約を交わすことを提案したカエサルだった。のちにクラックスがこの世を去り、ポンペイウスとカエサルが対立し、ローマ人同士による闘いとなるのだが…。まずは塩野七生さんによる『ガリア戦記より』

 『ローマ人は、その中でもローマ人であることを強く意識するカエサルは、誓約をことのほか重要視する。多神教のローマ人だから、神との契約ではない。人間同士の誓約である。たとえ異人種でも対等の人間と認めるがゆえに、交わされた誓いを信じるのである。武士に二言はない、という言葉をもつ日本人のほうが、一神教的な契約に慣れた欧米人よりも、ローマ人が重要視した人間同士の誓約にこめられた心情をよりよく理解できるのではないかと思う。

 戦いを起こすこと自体は、カエサルにしてみれば罪ではなかった。しかし、いったん交わした誓約を破り攻めてきたことは、明らかに罪に値したのである。人間であることを放棄した者には、彼にしてみれば、奴隷がふさわしい運命だった。(塩野七生・著『ローマ人の物語』ユリウス・カエサル ルビコン以前(9)新潮文庫 1995 152ページ3行目~11行目)より抜粋』

 「誓約」を一方的に破棄して北方領土になだれ込んできた旧ソビエト連邦を思い出してしまう。戦後71年…一時期、民主の前原氏が「解決」に向けて、かなり本気だったように思えたし、今も変わらない想いだろうが、両者(日露)あってのことだから…安倍総理もプーチンに踊らされている気が… ローマ人の物語を読みながら、日本の歴史や現代の世界情勢と重ねてしまう。UKが仮にEU離脱することにでもなったら、カエサル以前の時代へでも逆戻りしそうで… カエサルがここまで苦労を重ね作り上げたヨーロッパの「平和」。カエサルが抱く古代ローマによる統治は、まさしくEUの理念に近いものだと感じる。…勝った者が負けた者に何をしても良いというのではない、昨日の敵であっても罰を与えず自由にしている。(唯一の例外が自ら進んで捕われの身となったヴェルチンジェトリックスではないか。有能すぎるため、生かしておいては危険だということで…)言葉もラテン語に統一しようとしていない。当時のローマ人はむしろギリシア語を熱心に学び、共通語として使用している。多神教のローマらしく、現地の土着宗教も認めている。カエサルが暗殺された際、最も嘆き悲しんだのは、一神教のユダヤ人であったというのも頷ける。カエサルはユダヤ教を当然、認めていたのだから。オーストラリアではアボリジニや移民に対して、かつて同化政策を行った。カエサルの時代から2000年近くもたって、ようやくマルチカルチャリズムの世になったオーストラリア。まさか紀元前の古代ローマに こうした概念がすでにあったとは!! 目から鱗の私!!!

 

 「ローマの覇権下にある【ローマ世界】は、多民族で多宗教で使用語も多いという国家である。これを古代人は、帝国と呼んだ。ゆえにローマも、皇帝が統治をする時代に入る二百年も前から、つまりカルタゴを降した時代からすでに、「帝国」と呼ばれ書かれてきたのである。でなければ、「共和国」だった。帝国とは覇者国という意味だから、帝政でも共和制でも矛盾しないのである。そして、この「ローマ帝国」での共通規範はローマ法であり、共通言語は、ギリシア語とラテン語だった」(塩野七生・著『ローマ人の物語』ユリウス・カエサル ルビコン以後(12)新潮文庫 1996 15ページ1行目~6行目から抜粋」

 現在、12巻の途中まで読書中の私。続きはユリウス・カエサルをすべて読み終えてから、このページに随時追記しようと思う。

 仕事を終えて帰宅した後、カエサルの続きを読んでいた。気になるEU離脱か残留か…国民投票の結果は、離脱だった。ブルータスらによるユリウス・カエサル暗殺後、安定していたローマとローマ市民は突如混乱の渦に巻き込まれた。ブルータス他主犯の14名も直ちに逃げ出し安全な場所へと身を隠し、「いったい、何のため?どのような大義名分がカエサル暗殺にあったというのか?」「カエサル亡き後、ローマをどう導くつもりだったのか、どのようなかじ取りをするのか?」を考えていなかった、あの時と同じように、離脱派も「何をどうするのか」考えているのだろうかと疑問がわく。

それにしてもキケロ!祖国を愛し、ユリウス・カエサルと政治的には考えが違っても。私的にはカエサルの友人であり続け、愛情も感じていたであろう知識人。なんていうか…ローマ共和政復活を望んだ彼はカエサルの死を喜びすらしたのだが…最後はカエサル派によって反逆者リストの筆頭に名前を載せられ死刑となった、その人を最後まで憎めなかった。豚もおだてりゃ木に登る、はキケロのためにある言葉のような気さえする(苦笑)人間味を感じる彼の書簡も数々の行動も、2000年以上も後の時代を生きる私ですら…これ以上は言わず、心の中での感想に…

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昨夜から明け方の雨が凄くて…

2016-06-21 08:09:51 | Weblog

 集中豪雨。今は落ち着いていますが、昨夜の九州の雨…熊本・大分等被災地が心配です。テレビニュースを見ていると、北九州市に「避難準備警報」というものが出ました。準備…? これまで一度も見たことがなかったため、驚きました。

   お題の「お気に入りの傘」ですが… あのような降り方をされると、傘の骨が強ければ…! くもり空で、降るかどうかなぁ…という時、持参する折りたたみ傘は、軽くて気にいっていますが、最近のような降り方をされると、役に立たないかも…

 

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Hawks 交流戦2年連続優勝おめでとう!

2016-06-19 23:39:14 | ホークス

ソフトB、2年連続の交流戦V 城所が6号満弾、武田はリーグトップ8勝目

 城所選手、30歳の遅咲きブレイク! 代走としての彼、勝ちゲームの9回守り、として登場する選手だと思ってきた10年… 顔つきが違う!投手を見る目も鋭い!まるで鷹のよう! やっぱり鷹だ! 満塁ホームランには参った!打率もトップの4割超え。交流戦MVP間違いなしでしょう~ 武田翔太投手も8勝目!

 今日は雨。グラウンドもぬかるんで外野は特に守りにくかっただろうけれど… 9回、守りについていた城所選手に向かって阪神ファンがメガフォンを投げ入れた!とラジオ中継。「この放送は(KBC)福岡のみなさまにしか届きませんが… ファンとして恥ずかしい行為ですよね」とアナウンサー。同感…

 

 世界遺産に登録された官営八幡製鉄所について、講演会が地元であったので参加。とても有意義な時間を過ごせて良かった。近代日本の礎がどのように成されたのか、良い勉強になる。もっと地元を知らなきゃ…と思うと同時に、東区にある八幡図書館に想いを馳せた。 熊本城は地震により、あのようなことになってしまった…しかし、何年かけても元に戻そうということで専門家も県民の意見も一致している。一方、貴重な建築物である八幡図書館は、地震で崩壊したわけでもないのに、人の手によって…しかも、市長が専門家の話に耳をかさず、解体作業はすでに始まっている。「今」ではなく、100年後、200年後のことを考えてほしい。 本事務所だって、100年以上の歴史を重ねたから世界遺産にもなったのだから。

 このままでは 「価値ある八幡の建築物を市民や専門家の反対を押し切って、解体した北橋健二市長」として歴史にその名を刻むことになるだろう。 舛添氏も北九州の恥だが…

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