日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

マッチ300号ホームラン おめでとう!

2021-09-29 20:26:21 | ホークス

 久々に気合を入れて試合を見ています…( ..)φメモメモ代わりにブログを開きはしましたが。

マッチ、遂に300号ホームラン!  おめでとうございます! 3位楽天に0.5ゲーム差まで追いあげてきたっ! もうダメかな~ もしや、このシステムが始まって以来、初のBクラスかも?と諦めムードだったんですけど。ライオンズファンも勿論、いらっしゃるので、あまり書けませんが…今の所、ホークスリードです。

 試合観戦(テレビ)へ戻るので、コメント欄はお休みします。

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歴史と戦争 半藤一利

2021-09-29 00:00:10 | 読書

 

 現代の高校生は、日本史・世界史、どちらも学ぶカリキュラムですが、自分の時代は違いました。普通科の場合、高校3年生で、どちらかを選択しなければならなかった!

 これまで何度もブログに書いてきましたが、高校で英語に目覚めた私は、「いずれ海外へ行く。その時、何か聞かれるとしたら日本のこと。当然、母国の歴史を知っておくべき」という理由で日本史を選択しました。

 ただ… 卒業を控えた3年生。実際の授業は共通一次試験(当時)が1月に行われた後の1月下旬辺りから、自由登校となり、日本史の方は、

 「あとは各自で、読んでおけ~✋」終了!

はっきり言って、高校では近代史は学んでいない! …という有様でした。

 

 日露戦争から太平洋戦争、戦後、現代まで。

半藤さんが書かれた約80冊の著書から抜粋され、200ページ程にまとめられています。これ一冊で、手っ取り早く、日本の近代史が見えてくる、これは高校日本史の副読本にしても良いのでは?と思いました。

更に詳しく知りたい箇所は、例えば、辻氏について記述があれば、「ノモンハンの夏」と書かれてあるため、その本を手に取ればよい訳です。

半藤さんの戦争体験、実体験や言動から人となりも見えてきます。「あの人に実際に会った」編も後ろの方にまとめてあります。

 1つだけ、抜粋しておきます;

武装解除がされたとき

 GHQは昭和二十一年(1946)一月、戦争中に要職にあったものの公職追放を命じた。(途中、略)

ワシントンからの指令の第一目的たる日本の「非軍事化」は、電撃的に処理された。八月十五日現在、海軍の艦艇は殆どなかったが、陸軍は日本本土に五七個師団約二五七万名余の兵力を有し、陸海合わせて約一万七千機の航空機が残っていた。これらがおとなしく武器を捨て、武装解除が完了したのは10月15日。

 一発の発砲もなくただ一人の死傷者もなくこれが完了したというのは、世界中の誰の目にも奇跡としかうつらなかった。

 『「昭和」を振り回した男たち』

 

 イラク、シリア、アフガニスタン、ミャンマー…  今の世界情勢を眺めてみても、少し過去の湾岸戦争を思い出してみても、一発の発砲もなく、ただ一人の死傷者もなく武装解除を敗戦からわずか2か月で完了した、というのは、今の自分にも奇跡としか映りません。子供の頃は、「コテンパンにやられ、日本の都市の殆どを焼き尽くされ、ほとほと戦争なんて嫌だ!となったから」と当たり前のように思ってきましたが… 

 大量破壊兵器などフセイン大統領は保有していなかったのに、イラクを爆撃し、フセイン政権を倒し、結果的に米国が中東に混乱を招き、無差別テロやビンラディンを生んだ。9.11も経済面で米国と強い繋がりがあるサウジアラビアが9.11のテロリストをバックアップしていたという証拠も出てきた。これらの あらゆる国と比較しても…

 子供だったので、戦後の経済成長が日本の奇跡だとしか思っていなかったけれど… 今になって、半藤さんの言葉;

一発の発砲もなくただ一人の死傷者もなくこれが完了したというのは、世界中の誰の目にも奇跡としかうつらなかった。

 これが、本当に どれほど大きな奇跡だったのか、実感として良くわかる気がするのです…。

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冬虫夏草 梨木香歩

2021-09-27 21:49:22 | 読書

梨木香歩さんの小説の中でも特に印象に残っているのは、『沼地のある森を抜けて』 『エンジェル エンジェル エンジェル』 著:梨木香歩 

今回、手にした『冬虫夏草』は、『エンジェル エンジェル エンジェル』のような、何処か懐かしい、とても美しい日本語で綴られています。

主人公は男性作家。最初は彼が誰と話しているのか、読者の自分には判別できずにいました。

自然豊かな場所で、植物たちの声やヤマユリのソプラノに耳を傾ける。村人や河童や天狗や亡くなった人などと、何の違和感もなく会話する主人公。そこには山の神様がいて、水の神様もいる。神様たちや霊たちとの日常的な関わり。

逆説の日本史シリーズを読んでいる最中なので、本来の日本人の暮らしは、このようであったのだろう、と思いました。

科学的には存在しない、或いは目には見えないもの~だけど、例えばすでに亡くなっている人の魂や存在を本人が感じ、信じていれば 目に見えるし実際に何の不思議もなく関われる…そんな物語です。

敢えて現代的に表現すれば、自然豊かな田舎の “スピリチュアルな暮らし” とでもいいましょうか。

 

近所の浦島さんに母が頂きました。菊芋の花だそうです。

母曰く、「熊本の商店街で、沢山見かけた」(2年前)らしいのですが、ここでは珍しいというか、私は初めて 「菊芋」の存在を知りました。

黄色い花が綺麗です。

 

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逆説の日本史 4⃣…とその前に、源氏はどこから来た?

2021-09-26 12:37:41 | 読書

 逆説の日本史」シリーズ、第四巻です。

ただ、2日前から読み始め、まだ半分に到達したばかりです。職場へ持ち込み、休憩時間にも読みましたが、30ページほどしか進みませんでした。同じところを行ったり来たり💦 感想ではなく、その箇所を( ..)φメモメモしておきますので~ 

 源氏と平氏は、何処から来た? (哲学の問いみたいですが、そうではありましぇん。最初に読んだ時、なぜ気付かなかったのか? 小学生の時に抱いた疑問に答えてくれていました)

 

 90ページをまとめると…;

藤原氏の摂関政治に対抗する形で、平安後期、嵯峨天皇が行ったこと。

「血縁の壁」で天皇家を守ろうとし、多数の妻と妾に50人もの子を産ませた。そのうち母の身分が低い者たちを一まとめにし、臣籍降下(しんせきこうか)させ、姓を与えた。

「源」という姓である。これが源氏の始まり。

…ということは、つまり、源氏は天皇家の血を引いているということではないですか!👀 だって、母方は(身分は低いにせよ)天皇との間に子供を授かった訳ですから!

私はてっきり、岐阜の山奥かどこかで、やんちゃ少年が有り余る力を武器に、天皇家の、いわゆる雇われ警備員的な役割を得て、のし上がったのかと勝手に思い込んでいたわ~仰天です。っていうか、なんて無知なのでしょう。今更ですが…😨

臣籍降下というのは、皇族の身分から低い身分へ落とすこと。天皇家には姓がないので。

こういう氏族を賜姓皇族(しせい皇族)と呼ぶそうです。姓を賜った、という意味で。あ、皆様、ご存じですね。知らないのは私だけ💦

こうして源姓となったものを賜姓源氏といい、どの天皇の時に源氏となったかで、(どの天皇まで皇族だったか)嵯峨源氏があり、清和源氏があるのですね!

ちなみに、鎌倉幕府を開いた、それこそ歴史嫌いな人でも知っている源頼朝など、「武士の一族」は、清和源氏の子孫なのだそうです。(91ページ1行目)他にも文徳源氏など、何系統かあるそうです。

 

 ただ、注意すべきことは、戦国時代になると、「土岐(とき)源氏」「甲斐源氏」など、幾多の源氏が出現するが、これとは全く違う、という点。

 戦国時代の源氏も鎌倉以前の源氏も、自然発生的に力がある者が武士として出没したのかと…??? 遂には天皇家の朝廷に代わり、政府(幕府)までっ! 政治も行うようになるとはねぇと思っていた…なんちゅう勘違いというか、思い込み。

 ちなみに、土岐源氏などは、清和源氏の子孫が各地方に土着したため、その土地の名で分類したもので、いわゆる賜姓源氏とは違う!(91ページラスト~92ページ1行目から抜粋)

 

 …と、ここまで知った所で更に気になるのは、そう…私が好きな 「一族が団結」しており日本人的な「滅びの美学」を感じる平氏ですが、(土地的にも平家滅亡した壇ノ浦に近いので)

平氏についての記述も、その先にちゃんと!ありましたよー 以下、抜粋します;

 「源氏のライバルである平氏も賜姓皇族だが、嵯峨天皇の次の淳和(じゅんな)天皇の時代に桓武天皇の孫である高棟(たかむね)王に与えられたのが、その始まりである。それゆえこの系統を「桓武平氏」というが、桓武天皇の時代に与えられたのではないので、注意を要する。」(92ページ2行目~4行目)

 …ということは、平氏の「はじまり」は、桓武天皇の孫! 天皇家の直系!  (清盛とハイタッチでもしたかのような気分です 一人で勝手に盛り上がってすみませ~ん)

 

 でも、意外や意外! 歴史の授業で先に習ったのは、平氏の方だったから、平氏の方が歴史は古いのかと思っていましたが、源氏の「始まり」の方が先だったんですね。大河『麒麟がくる』桶狭間の戦い 観た?(小学生の時 綴った平氏について調べたこと)

 井沢元彦さんの本題からは、かなり外れていますが、どうしても書いておきたくて。あの時、ちょっと疑問に思いながらも、心の何処かで、(先生も知らないだろうなぁ。質問したら先生が困るだろうなぁ)と遠慮して聞けなかったこと。今頃になって疑問が解けました。そして一読した31歳の時には素通りしてしまっていたこと。『古今和歌集』の六歌仙も「万葉種」と同じ?怨霊? 藤原氏は寄生虫? 藤原良房(804~872)も天皇にはなろうとしなかった! 寄生虫で満足していた! 外国なら自分が政権を倒して王(天皇)に収まろうというのが世界の常識? 言われてみれば… 源氏物語は鎮魂を込めて、藤原氏を悪役にし、光源氏が活躍する物語にした? 紫式部は海外なら打ち首? ところが、藤原氏一族の愛読書でもあった! そればかりか藤原氏は紫式部に当時高価だった紙や墨や硯を送り、支援すらしている!

 これらの説に呆気にとられ、 当時は「源氏のはじまり」に目が向かなかったのねぇ。

 

 あ、『ケガレ思想と差別の謎』前半の大事なポイントは、今、ささっと書いた通りですので。後半を読み始めます。✋

 

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そばかすの少年 ジ-ン・ポーター

2021-09-24 21:23:09 | 読書

ポーチュラカ

(自宅の植木鉢に咲いています)

 

我が家の庭の彼岸花

 

『そばかすの少年』

光文社新訳シリーズ。

こちらも500ページの大作。ジーン・ポーター、アメリカ人作家であり、フォトエッセイスト。

当時はまだ珍しかったカメラを手に入れ、小説の舞台となったリンバロスト沼地(森林)で過ごした作者の、いわば実体験を基にした小説。

作家本人は、バードレディー(昆虫や鳥を観察する著名な写真家)として登場、また、小説の中でも、その名で呼ばれているところが面白い。

突然、目の前に現れた16歳の少女のことを 「エンジェル」と呼ぶ主人公の少年には片腕がない。孤児院で育ち、身内のことも、自分の本名すら分からない。

そんな彼は、ずっと「そばかす」と呼ばれていた。

 

ある日、孤児院を飛び出した彼は、材木屋を営むマクリーン氏のもとで、木材を盗み出そうとするブラック・ジャックから森を守る「番人」として働き始める。

 

あらすじは、ざっと、こんな感じです。

トム・ソーヤの冒険や、宝島のような面白さ。

善良な人たちも、悪党も両方、登場します。

物語の終わりの方では、彼の出生の秘密もエンジェルの調査によって明らかに…

冒険物語であり、あしながおじさんのような愛情の物語でもある!

何より、自然と動物たちと人の関わり。

自然豊かな森は、恐怖でもあり、神秘的で恵をもたらしてくれるものでもある。

自然や花や鳥や動物を愛し、林業に携わったことがある人✋✋✋

実体験と重なる部分もあり、きっと楽しめるんじゃないかな。

 

トム・ソーヤと同じ、いやそれ以上の冒険物語であり、

あしながおじさんと同じくらい「深い愛情物語💕」であるのに。

この物語も作者も、日本ではあまり知られていない気が…

「赤毛のアン」を翻訳した村岡花子さんが、この本を最初に翻訳し、日本人に紹介したそうですよ。

 

ちなみに米国では、「子供たちに読ませたい本」として今も愛されているのだとか!

そりゃそうでしょう~ 

終わりの方は特に、少年そばかすの心の動きに… 決断に… 

エンジェルと呼ばれる少女の強さに… 涙しました。

この本が広く日本人に知られていないという事実が、実に惜しい…です。

 

 

 

 

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モーツアルト作曲 『交響曲第40番 第1楽章』W.A. Mozart Symphony No.40 in minor, K.550 1st mov.

2021-09-23 15:22:42 | Electone & Piano

 ツクツクボウシが鳴いていると思ったら、秋の虫も鳴いている~

我が家の庭にも彼岸花。今年はちょっと遅れて咲きました。 裏庭に赤い彼岸花

表玄関には、黄色い彼岸花 

今日も暑くて💦暑くて💦 汗だくになりながら練習しました🎹 

夏はいつもより食欲も落ちますが、徐々に戻ってきました。この夏、最後になると思う、冷やし中華 とキビナゴ魚のフライ 

塩分を控えたいので、生協でハムは注文せず、カニ蒲鉾にしました。トップには自宅で育ったミョウガ。昨年、花も食べられると知ったので、生で刻んで食べてみました。違和感なく普通においしいです。👍

野菜や果物は天候不良で届いてみたら、ちょっと傷んでたものもありはしましたが、梨はおいしかったな~

 夏休み中に、生徒さんに「うちわに新聞ちぎり絵」を実践&紹介したことは以前、書きましたが、自分のものは、ちぎった時点で、その後いろいろと忙しく、完成させられないままになっておりました。今週の2連休の初日に 二枚、やっと完成させましたが、その内の一枚です。(ポストに投函して手元にはありませんが)

 

さて、本日も秋分の日でお休みな私。今週は、いつもにプラス2日の休みでラッキーですっ! 普段はなかなか出来ない録画をすることに。(ウクレレの録画は台風の日に突然の思い付きで、簡単にやっちゃいましたが💦🎸 始めたばかりで怖いもの知らずだからかも)

 

モーツアルト作曲 『交響曲第40番 第1楽章』W.A. Mozart Symphony No.40 in minor, K.550 1st mov.

 久々のエレクトーン!そしてクラシック! モーツアルトです。最初に弾いたのは、2015年だったかなぁ。久々で忘れてしまい、思い出しながら練習~録画~Take 15くらいで、まぁ大きなミスなく、なんとか…クレッシェンドからデクレッシェンド、録画したものを耳にしてみると、極端過ぎたかなぁ。最初の方は先を急ぎ、左手しっかり4泊伸ばしていない箇所も(;^_^A 半分過ぎたくらいから、調子出てきました。そんなもんです。

 今、同じくモーツアルト作曲、『トルコ行進曲』を譜読み&右手~左手~と練習中。早くて手が転ぶ~~っ! クラシックは難しい… 先はなが~いですが、頑張ろうっと!  撮りっぱなし、編集なし!です。(疲れるので…💦)タイトルも入れず、すみません😁😆

 

 食欲の秋~芸術の秋~読書の秋~今からスポーツの秋で、ホークス応援😉👌

 

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逆説の日本史 3⃣ ~平安建都と万葉集の謎~ 井沢元彦

2021-09-21 23:23:29 | 読書

 昨日は自分にとっては連休二日目だったため、(本日より通常通り)夜はどっぷり読書タイムでした。

私が ”予想した通り!” 井沢さんの「逆説の日本史」シリーズをご存じの方が多いですね。

こちらが目次; 「恋人の名を口にできない古代人のタブー感覚」

万葉集には 「あの人の名を口にしてはいけないのに 恋しくて 恋しくて ついつい、名を呼んでしまった」 といったような内容の和歌が詠まれていました。井沢さん曰く、古代人にとって、相手の名を声に出して呼ぶということは、「おれの女になれ!」というくらい強い意味だった(?)

ここまでの説明だけだと、「へ? そうかいな?」と半信半疑でしたが、海外の例を上げられると確かに…

大学で、アジア系の学生が教授に Sir, と呼びかけたところ、

”I am too young to be called, "Sir"  (サーと呼ばれるには、自分はまだ若すぎる!)と言ったことを思い出しました。 ミスター誰だれ、とも呼ばせませんね、確かに。下の名前、(英語ではファーストネーム)で呼んでくれ!とホストファミリーにも言われました。ずっと年上なのに。しかも下宿先の父と母。日本の大学で教授を 「まことさん!」「みちこさん!」なんて学生が呼んだりしたら… 😨

日本人にとっては、それだけ下の名前で呼ぶということは、相手に対する「親しみの現れ」でもある訳で…西洋文化との「違い」は大きいとは思います。

言霊

一言でいえば、日本では、「言葉にしたことは、それが不吉なことであればあるほど、未来が本当に、言葉通りになってしまうかもしれない」とタブ視される、ということ。

だから、「日本が〇〇と戦争状態になれば、負ける」とは言いにくく、辻氏のようなイケイケドンドンな人が幅を利かせるようになり… ちょっと飛躍のし過ぎですね💦

では、他の例を~:

西洋は、結婚する前に 「離婚した場合の取り決め」を弁護士を立てて行うカップルも結構いるのですが、この話を現地で聞いた私はとても驚き、「こんな弁護士さん商売は、日本では受け入れられないだろうな」と言ったものでした。 これって無意識でしたが、

「結婚する前から、そんな不吉なことを言って、その通りになったらどうするの!」という恐れ~つまり、言霊だったんだな~と。

 

〇日本のロゼッタストーン。面白かったです。中国語と日本語。同じことを書いている筈なのに、中国語には「ない」感覚

〇柿本人麻呂を例に、詳しく掘り下げられているところが興味深かったです。「徳」のおくりなが贈られた天皇、或いは徳 同様、

何故、柿本人麻呂は『歌』となったのか?

〇最後に結論だけ書くと、万葉集にも「鎮魂」の意味があったのですね。

 

一つひとつについて書いていると寝る時間が無くなるので、この辺で~

 

今日は非常に暑かった!です。32度! 今も雨が降っているので、窓を開けられず、室内は蒸し暑くて死にそう… 💦 

 

 

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逆説の日本史 2⃣~聖徳太子の称号の謎~井沢元彦

2021-09-20 17:13:16 | 読書

 2006年度の時点で、シリーズ300万部突破したという、日本史に興味がある人であれば、誰でも一度は読んだか 耳にしたことがあるだろう、井沢元彦さんの人気シリーズです。

 私がこのシリーズを最初に手にしたのは、帰国後すぐ、31歳~でした。第一巻、封印された倭の謎には、自分が幼児期を過ごした大分県宇佐市にある、宇佐神宮が登場しており、嬉しかったものです。戦前は戦いの神様だったと両親から聞かされていましたが、伊勢神宮との関係も深かったとは! 天皇家は朝鮮半島から渡ってきた可能性もある(?)、出雲大社が日本最大の建築物である謎を解き明かす…資料が少ない(中国史に「倭国」として登場するだけ)まだ、記録を残す程には国として成り立っていなかった時代なので、推測する部分が多いものの、

 「これは大変興味深い仮説だな!」と思いながら夢中になったものでした。ただ、シリーズ最後まで読破することなく、(確か室町時代か、手前当たりで終わった気が…) 仕事が忙しくなり、図書館通いから遠のいたから、だったのか、理由は今となっては定かでは… まだシリーズも完結しておらず、図書館が所蔵していなかったからかもしれませんし???

 何はともあれ、再びこの本を手にとって、最初から読み直してみようと思い立ったのは、塩野七生さんを通して、古代ローマ史や、ローマ亡き後の地中海世界の歴史、更には古代ギリシアや十字軍の歴史に触れたからかもしれません。

 一応、「キリスト教倫理」や「聖書」も大学の文学部で読んでいた私には、「英文学を理解するには、キリスト教や聖書もある程度、知っていなければならない」ということは19歳の頃から感じてはいました。

 だからかな、井沢元彦さんが主張する、「神道」や 聖徳太子が最初に日本に広めたともいえる「仏教」はもちろんのこと、「日本宗教ともいえる言霊、怨霊」も日本史を理解する上で、欠かせない、ということは良く理解出来ました。

 国編纂の日本書紀や 続・日本書紀、のみに書かれたことが す・べ・て、ではないことも。 現代だって、森友・かけ学園問題の公表される資料は黒塗りだし、ノモンハン事件にしろ、当時は国民に伏せられていたことも多く、一般的によく知られるようになったのは、昭和も中期から後期に入ってから~ですもん。

 当時は書けなかったことが、時代が半世紀以上経てば、権力者に罰せられたりする心配もなくなり、語れるようになった、ということも当然あると思います。

 井沢さんの説であれば、「日本書紀は天武天皇の正体を隠すために編纂された!?」(316ページ)

 「壬申の乱は、親新羅派の天武が、反新羅の天智天皇を暗殺することによって、日唐同盟を阻止し、その息子大友「天皇」も滅亡させて、政権を奪ったという事件だった。また、天武は勝者となって後、『日本書紀』の編纂を命じた。自分の立場を正当化するためだ」(同ページ 1行目~6行目)

 特に興味深いところを抜粋していますが、「すでに読みました」という方が多いと思いますので、最後に副題ともなっている、聖徳太子の『称号の謎』について~

生前、厩戸皇子(うまやどのみこ)だった聖徳太子は、死後、聖徳という、おくりなが贈られたのは、彼が無念の死を遂げたからではないか? 

 という仮説を立て、「徳」の字を贈られた6人の天皇の死を井沢さんが検証されています。

孝徳天皇 代36 中大兄皇子に妻を奪われ、旧群に置き去りにされ、家臣に放置され孤独死。

称徳天皇 48 病死だが暗殺説あり

文徳天皇 55 第一皇子を皇太子にできず、発病後、わずか四日で急死。

崇徳天皇 75 政権奪還のため保元の乱をおこすが敗北し、讃岐へ流罪。「天皇家を没落させる!」と呪いをかけ憤死。

安徳天皇 81 平家の血を引く幼帝。二位の尼に抱かれ、海中へ 投身自殺。

順徳天皇 84 武家政権を打倒するため父とともに挙兵するが敗れ、佐渡へ流罪。都への帰還を切望しながら憤死。

111ページより抜粋

 

怨念となって「祟られる」ことを恐れ、出雲大社を始め、奈良の大仏や東大寺、福岡県民の自分としては真っ先に浮かぶ、菅原道真公が祀られた太宰府天満宮。どれも ”祀られたお方”の鎮魂を願い、「どうか祟り神にならず、お眠り下さいませ…」という日本古来の考え方が、無念の死を遂げた天皇に立派な「おくりな」を死後に贈るというのも、頷けます。

 

子供の頃、何か不吉な出来事が起これば、「いい子にしていないから、ほら、見なさい!罰が当たった!」と母親や祖母から言われた記憶が… これも一種の「祟りを恐れる」日本人ならではな感覚だったのかも…しれません…

かなり大掛かりな… 図で見ると、改めて驚いてしまいますね。

 

ここに紹介した2⃣は数日前に読み終わり、今、読書中なのは、第3⃣巻です。いや~懐かしい~ 当時はパソコンもなく、当然、ブログもやっていなかったので、読みっぱなしで時折、紙切れにメモする程度でしたので。世界史のあと、再び日本史へ戻ってくるのもいいかな、と。

 

明日から再び仕事なので、今夜中に読めるところまで読んでおきたいものです。📚 読書の秋、ですね。

 

ps 今、ざっと数えたら、今年になって114冊、本を読んでいました。1つの記事で上下巻だったり、1冊を数回に分けて書いたりしているので、カウント間違いもあるかもしれませんが。ちなにみブックカバーチャレンジで紹介した本は、幼児・小学生・中学・高校時代に読んだ本について書いたため、当然ながら、カウントからは省いております。

新年度の目標は、「コロナを有意義に過ごしたい:読書をする!」でした。今の所、目標達成率は100%と言ってもいいかな。

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椿姫 デュマ・フィス

2021-09-20 01:39:45 | 読書

 

光文社シリーズで、有名な「椿姫」を見つけたので、早速、図書館から借りてきて、一気読み~したのは、すでに5日ほど前のことです。なかなか感想を書き出せずにいました。すでに返却し、本は手元にはありませんし…

昨年、放送された朝ドラ『エール』古関裕而さんの奥様は声楽を専攻。オペラで椿姫を歌うことになり、

「深く愛していているのに、さよならを告げた椿姫の気持ちが知りたい!」と、男性のお相手も兼ねたカフェで働くことになりましたよねぇ。

諸々のシーンを思い出しつつ、椿姫を手にしました。当時は小説家よりも劇作家の方が核が上?だったようで、小説としてこの世に出した直後、演劇にもなり、それをビバルディも観ていたことで、オペラが誕生したとは! 

オペラの原作として知った『椿姫』ではありましたが、原作は解説も含めると500ページ近い分厚さ!

原作のタイトルは、なんと「椿を持った女」

娼婦なので、月の内、25日と5~6日に分けて、営業可能な白い椿、または営業出来ない赤い椿を手に持っていたことから、そう呼ばれるようになったとか。

翻訳家がもし、そのまま「椿を持った女」と訳していたら....、((+_+)) 『椿姫』とはナイスタイトル💗

 

デュマ・フェスの実話に基づいて書かれた純愛小説でした。失恋後、というか、彼女が亡くなり僅か1か月ちょっとで一気に書き上げたのだとか! 彼が『椿姫』を発表した時は、まだ23歳くらいだった筈。

 

相手を想うからこそ身を引く… 自己犠牲か… 

久しくこのような純粋な気持ちのみで生まれた愛情と、真っ直ぐに相手を想う恋愛小説は読んでいなかった気がしました。

椿姫が娼婦だから、悲劇性が増した気もしますが、そうでなくても やはり感動的だろうな…

わずか23歳の若さで結核に苦しみながら、愛する人を想いながら、この世を去っていった、というだけでも😢

 

 

さて~ 連休一日目の昨日の午前中は、3年使用した靴を処分。「ありがとうございました」の気持ちを込めて。一足、購入したため、です。シューズは基本的に、一足買ったら,一足、捨てる。 だから下駄箱に自分の靴が増えていくことはない…を基本としています。 

ついでに捨てようとしない擦り切れた父のスニーカーも母と二人で処分しました。父の靴も買ったので。

いつものスニーカー洗いの日が、こうして「処分の日」となり、そのまま洋間の片付けを開始。 いつもは4月に行う作業の一部を今回、始めたわけですが… 段ボール箱が1つ空いたので、中身の紙類も古紙に回せます。 リサイクル👍

 

折角、洋間で1時間過ごしたので、そのまま(手を洗ってから)ピアノを弾きました。ハノンとソナチネのみ。ソナチネは譜読みの段階で、全くと言ってよいほど弾けないですが。

午後から野球観戦。 折角、マッチのヒットで2-2に追いついたのに。2-4で負け。

もしかしたら… 帰国後、初のBクラスになるかも…しれない… プレーオフと呼ばれた時期から、クライマックスシリーズに出なかったことがないホークスなのに。

いかん、いかん

まだ、終わった訳じゃない!

 

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John Lennon Imagine

2021-09-17 21:33:24 | ウクレレ

John Lennon Imagine

 福岡に台風上陸のさなか、物凄く久々にウクレレの練習をしてみました。どんな曲?と思った時、最近「ノモンハンの夏」や「逆説の日本史」など歴史関係の著書を読んでいたので~

 また、香港、ミャンマー、アフガニスタン情勢の混乱を想い、John Lennonのイマジンを選曲。平和を願う曲。I have been longing for the World Peace!

 急に思い立ったので、練習一日というより、仕事から帰宅後の1時間半。カズレレさんのYoutube動画「簡単バージョン」に合わせ、動画を見ながら演奏してみました。 これまでのC G7 F Amの4つのコードに加え Dm D7も新たに加わり、合計6つのコードにチャレンジです✋ まだ1日目なのでバタつきますが💦

イマジンを簡単ウクレレで《Imagine - John Lennon》UKULELE 超かんたん版 コード&レッスン付

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