今日はバレンタイン でも、その前に驚きのニュースから
冬のクリスマスコンサート以来、障害者地域活動センターの利用者さんにバッタリ会いました!! しかもバスの中で♪
「すずさんっ! すずさんっ!」
と元気な声がするので横を見ると・・・
「おお~~っ! **さんじゃないっ! 元気だった?」
「はいっ! すずさんはグループホームから?」
なっ・・・なんと、私がグループホーム勤務だと話したことを覚えていてくれている!!
感動~
あのときも、コンサート終了後、同じバスで帰ったんだったね。
お母様とお食事の帰りだとか・・・。「みんな元気にしてる?」と聞くと、「それが冬のコンサート以来、センターへ行っていないんですよ・・・。18日に行くことにしています」
というので、これまたびっくり! 「みんなに宜しく~」とメッセージを伝えると、
「はい。すずさんに会ったって話しておきますね」
と、ニコニコ笑顔で別れました。いや~あんなに嬉しそうに再会を喜んでくれると、生きてて良かったって心から思いますね。利用者さんたち、素直で大好き
そして・・・昨日もバスの中で、驚いたことがあったのです。
出勤途中、「ここに座って!」と知らない女性から声をかけられたと思ったら・・・
「まゆみちゃんでしょ?(まゆみ、が本名)」
一瞬、え? と思いました。母くらいの年代の女性で・・・あ・・・・もしかして・・・・
「**先生ですか?」
「はい」
「え~~~っ!」
なっ・・・なんと、私が小学校1、2年生時の担任の先生だったのです。お会いするのは20年ぶりくらい??
「面影があるからすぐ分かった。変わらないね~」
名字ではなく、下の名前で呼ばれたことにも驚きましたが、先生って、ここまで覚えているのね・・・って感動的でした。色々とお話しましたよ。最近の近況などなど・・・。
「介護士? まゆみちゃんは優しいから、ぴったりな仕事ねぇ」
と言って下さって、嬉しかったですが、小学生の頃の私って、ただ単に大人しいだけで、あの頃の自分が優しいなんて言えたのだろうか・・・? と考えて・・・あ、それは現在も言えますが。(苦笑)
「今度、**(地名)で、お茶しようね!」
「はい、是非っ」
先生とお茶? したい、したいっ! 先生、生徒の関係というよりは人生の先輩として・・・色々とお聞きしたいことも たくさんです。いや~懐かしい。
先生、また、お会いしましょう~ね!
そして・・・。
本日のバレンタイン。みなさん、いかがお過ごしでしょう~。
私は父にチョコレートを帰宅後に渡し、父に箱を開けさせ、中身を覗き、
「わ~美味しそうだね~!}
父が3つぶ食べるところを確認した私と母は、それぞれに3つぶ食べました。(爆)
「これからも時々、アッシーくんになってね! という願いを込めてあげるんだから。分かった?」
と言ったら、返事がなかったですが、ホワイトのお返しはいりませんので。(そもそも一度も貰ったことない)
そして・・・いよいよ本命くんのお話です。
ここからが本題だって!
グループホームでは、バレンタインらしく、3時のおやつは手作りチョコレートでした。いや、チョコフォンデュ。
先輩スタッフが準備して下さったのですが、いちごやバナナ、ケーキをチョコレートにつけて食べるのね。
彩りも綺麗で、「うわ~ 素晴らしい」と思いました。
これらは利用者さんの為に準備されたものだから、当然、スタッフはいつも食べないのですが・・・・。また、そのことを利用者さんも分かっている筈なんですが・・・・。
「食べなさい!」
101歳のおトキさん(仮名)の第一声で、幕は開きました。
「これには私は手をつけてないから、貴方が おあがりなさい」
「おトキさん、私はもう、あちらで頂きましたよ。これはおトキさんの分ですから、遠慮なさらずに、どうぞ!」
「これは私のだから、誰にあげてもいいんよ。誰にも文句言えん。いいから、おあがりなさい!」
おトキさん、とても熱心に私にご自分の分を分け与えようとします。
「(仕事中だから、食べる訳にはいかないとは言えず、、、、) もう、あちらで頂きました。私の分は、ちゃんと他にあるんです」などなど・・・・延々と続く・・・・。(困ったわ)
ここで、先輩から、「おトキさんが喜ぶなら貰って食べてもいいよ」 と助け舟。・・・・というわけでして、おトキさんに勧められるがままに、一つだけ、頂きました。 すると、すっごい笑顔のおトキさんです。輝かんばかりの…笑顔。
あー良かった・・・喜んでくれて・・・と思ったのもつかの間・・・。
「もうひとつ、おあがりなさい」
(え?)「たった今、頂きましたから。ありがとうございます」
「もっと食べなぁ! ひとつじゃ足りん」
「いえいえ、もう充分、頂きましたから」
「あなたが食べにゃ、私も食べられんから。もうひとつ、おあがりなさい!」
そこで、納得していただく為に、もう一つだけ・・・。
「もっと たっぷりチョコレートをつけて、食べんと! 食べなさいというときに、食べんと、げんこつで叩くよぉ~、これは冗談。いいから、食べなさいっ!」
「はぁ・・・・」
そこで、様子を見ていた二人のスタッフが、順番に、
「おトキさんっ! 私は? 私も頂いてもいいですか?」
「おトキさん、私は? 私は? わたしわぁ~???」
・・・・と何度か声をかけ・・・・
おトキさんったら、何故か他のスタッフの顔を見ないようにして、完全無視!
その一方で、更に熱烈に切羽詰まった感じで私に もっと食べるように勧めるおトキさん!
ここで この様子をじっと見ていた他の利用者さん達もスタッフも大爆笑
周囲の笑いの渦に、ようやく他のスタッフと目を合わせたおトキさんの一言。
「あんたたちは、この人が食べ終わったあと!」
この台詞に、またまた爆笑。
おトキさん、お見事です!
隣で見ていた男性利用者さんが、
「この人(すず)はおトキさんの ひ孫だからね」
「じゃあ、私は?」
と他のスタッフ。
「この人が ひ孫で、 貴方は孫」
「そんなぁ。鈴木さんの方が私より年上なんよ!」
「へ? そうね!?」
昨夜は、「あなたがここに泊まる(夜勤)なら、私は(自宅へ)帰らんで、ここで寝る』と言っていたおトキさん。ずっとずっと元気でいて下さいね!
一年分の愛情たっぷり頂きました。
素敵なバレンタインをありがとう~
すずより