今日は8月31日。
九州の殆どの小学校では、明日が2学期の始業式です。
とうとう、「休暇は終わった」
私も連休で、仕事は休みだったので、私にとってもまさしく 短い「休暇は終わった」状態です。
でも学校や仕事があるからこそ、休暇は楽しいものですよね。
毎日が休暇だったら、退屈してしまいますもの。
一昨日、田辺聖子 著 『休暇は終わった』を読みました。
田辺聖子といえば、数年前、NHK朝ドラの主役にもなった 「いもたこなんきん」というタイトルだったでしょうか。
大阪発のオモシロ朝ドラに仕上がっていました。
OLをしながら文章の書き方講座へ通い、講師に添削してもらいながら、小説をコツコツ書いていく。
やがて作品が世の中に出て、芥川賞を受賞
その後の活躍は、ここでは省きます・・・ということでして、一度は読んでみたい小説家だったんです。
この単行本は、昭和50年代に発売され、書かれてから随分と長い年月が流れているにもかかわらず、先の「介護日誌」ではありませんが、時代は昭和から平成へ移行し、何十年たとうと、男女のことも 親子の関係も、そうそう変わるもんじゃないんだと思い知らされます。
ちょっと どぎつい表現もあって、苦手という方もいるかもしれません。
31歳の女性が22歳(だったと思う)の若いヤンキーっぽい男の子と半同棲のような生活を送っているのですが、二人で海へ遊びに行き、休暇から戻って来た場面から物語は始まります。
しかし、タイトルにある 「休暇は終わった」は単に、夏休みの終わりのことを意味しているのではなく…
これ以上言うと、読む面白みがないので、ストーリーには触れませんが、アラフォーという言葉が流行した数年前。年下の男の子と年上の女性のカップル、しかも、紐てき男子と頼れる あねご肌の女性が惹かれあう設定って、30年昔からテーマとして書かれていたんですねぇ。
ただ、30年前は、アラフォーではなく、アラサーですが(爆) それだけ女性の寿命も延びた分、婚期も伸び、輝く女性?の年齢も上がったのかもしれません?
昔の60代は、今より老けて見えたというか、すごくお爺ちゃん、お婆ちゃんに見えたのに、近頃の60代~70代は男女とも凄く若く見えるのは、自分が年をとったからでしょうか~
田辺聖子 著 「休暇は終わった」を読み、夏休みを終わりにしたいと思います。
夏といえば、海。
海といえば、こちらの著書も今の季節にピッタリですよ。
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すず