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たった今、『アーサー王と円卓の騎士』を読み終わりました。
…とその前に。( ..)φメモメモ ホークスは(仕事で見ていないのですが)4-0とリードしながら逆転、更にハセのタイムリーで7-7に追いつくも、更にその裏で逆転負けだったそうで...(ニュースより)まぁ、ロッテだって1勝くらいしなきゃ!と必死でしょうし、明日はテレビ観戦できそうです。
再び本題! 『アーサー王と円卓の騎士』を知ったのは、小学生の頃にアニメを観て。主題歌もカッコ良かったし、白馬の王子アーサーと円卓の騎士に夢中になったものです。ただ、当時はイギリスが舞台ということくらいは分かっても、具体的にいつの時代の話なのか、特に気にもせずにいました。今は分かります!✋ 古代ローマがブリテンから撤退した4世紀終わりから、5世紀初めにかけて~ と、著書の中で語られているので、そっか! あの時代ね!成程なるほど~👍 と、なりました。塩野さんの『ローマ人の物語』43巻を5年くらい前に読破したお陰で、古代ローマ軍撤退した後、蛮族が次々と奪略にやってきて、土地も荒れ放題。 本文では、冒頭、次のような記述があります
「ローマ軍がブリテン島を去った後の、暗黒時代のこと。(途中略)野蛮なピクト人、スコットランド人の群れが北方から攻めてきたり、東と南の海岸には、”海の狼”ことサクソン人が襲いかかってくるという、まるで四面楚歌のありさまだった」(1ページ 1行~7行目)
ここを読んだだけで、ウキウキワクワクですって、ヘンですよね!? 「古代ローマぁ~~~~! そうよ!古代ローマこそ、世界で最初のEUの理念と、ほぼ同じだった筈... 古代ローマの終焉で、ヨーロッパ各地が混乱に...日本でいうなら戦国時代のような状態になってしまったのよね...そんな暗黒時代に登場したのが、アーサー王だったんだわ~」
...と、ここまで豆知識として、納得し、読み始めて、ちょっと困惑。 アーサー王の父の時代から話が始まるのですが、魔術が使えるマーリンの登場。このマーリンが、アーサーの傍にいて、ある時期まで助言をしたり、支える訳ですが...。 魔女...ねぇ。他にも、小人や妖精、魔法といった類のものが、物語全般に溢れております、はい。
円卓の騎士は4名かと思っていましたが、実は円卓の椅子は120人分...だったかな?結構な数、あるのですね! 初めて知った! 代表的な騎士について、章を分けて書かれています。ランスロット、ガウェイン、ボーマンなどです。アーサー王に願い出て、彼らが円卓の騎士にふさわしいか、どうか? を証明する旅(冒険)に出るのですが、乙女に姿を変えた黒い人、魔女やら、闘いを挑んでくる騎士やらなにやら、現れるのです。本全体が魔術に覆われているかのようで、
「歴史書だと思ったら、ハリーポッターの世界じゃない!」
ちょっと困惑しながら、読み進めた訳です。面白いからよいのですが。
最後に 『作者のことば』が書かれてあり、なぜなのか納得! アーサー王は実在するか否か、よく分からないのですね。平家滅亡後、琵琶法師によって、語り継がれたように、ブリテン島でも、色々な話が人々によって語り継がれ、それらが次第に「アーサー王の物語」としてまとまってきたようです。要するに、活字としては残っていないのです。
「今日知られているアーサー王の伝説の裏側には、きっと実在の人物がいたのだろうと、わたしを含めて多くの人が信じている」(411ぺージ 13~14行目から抜粋)
なるほど~ だ・か・ら! 敢えて、そのことを伝えるために、魔術や魔女、小人など、現代では 「いない」ものを登場させているのだな、ファンタジー的な物語として。歴史書であり、(古代ローマ撤退後、ブリテン島が中世の暗黒時代だったことは事実であるからして)伝説ですよ...と我々読者に 口上で語って聞かせる物語のように。
子供のころ、憧れたアーサー王と円卓の騎士は、実在しない「かも」しれない、と少しがっかりしたものの、世界史を学んでいない為、古代ローマ撤退「後」のブリテン島の歴史に疎い自分には、十分な「スタート地点」となったことは確か。ローマ亡きあとの地中海世界には、塩野七生さんの著書で少しは詳しくなったものの、ブリテン島がやがて日本では「エゲレス」と呼ばれるようになり、植民地支配を始める頃までの「歴史」が、自分の中では すっぽりと抜け落ちているので...。
ちなみに作者によると、この本は、三部作なのだそうです。アーサーの父の時代から始まり、有名な「石に刺さった剣」でアーサーが登場する本書が1冊目。『アーサー王都聖杯の物語』そして最後に『アーサー王 最後の戦い』 機会に恵まれた際には、これらの続編も読んでみたいものです。
【公式】円卓の騎士物語・燃えろアーサー 第1話「風雲児アーサー」 <1970年代アニメ>
前記事で演奏したアニメソングを知っている方は、殆どいらっしゃらないようですので、公式から~リンクします。
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ここから岡田宮の続き~
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緑がまぶしいです~ どの神社を参拝しても、この位置から見える景色に注目👀します。
山口県下関市にある赤間神宮の場合、海を行き交う船の景色が絵巻物のように広がります。まさに絶景! コロナが終息したら、真っ先に県を超えて行きたい近場です。
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都会の中にあって、この静けさは、心も落ち着きます。甥っ子と何度か訪れた頃をふと思い出しました。あの頃、あったはずの土俵が見当たらないのが残念ですが... 場所を変えたのかな...とも思いましたが、ないようでして。
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神社内に咲いたツツジも今が見ごろで綺麗でした。
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商店街を抜けたところにある、岡田宮。
再びメインロードに戻れば、黒崎ひびしんホール。北九州伯林的管弦楽団様の演奏を初めて聴いた、あのホールがあります✋
そのお隣が八幡西図書館。
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ウォーキングがてら、寄り道をして、最終的な目的地に到着です✋