お蔭様で母は完治しましたが、何かと忙しく、3日も空いてしまいました。昨夜は日本シリーズ第一試合目。京セラドーム大阪で全試合DH制で行われるとのこと! 全試合DHというのは過去にもあったのですね。私は当時海外に居て知らなかっただけみたい。
京セラドームには、南海ホークス時代からのファンという大阪の熱い声援もあるので、ホークスにとってはホームのようなもの⁉ 原監督は昔からセリーグもDH制導入推進派なので、これを機会に…という気持ちも少なからずあるかもしれませんね。
さて試合は夕方6時からプレーボールだったのですが、丁度、夕食時でバタバタしており、(早めの夕食となりました)最初の30分は観ておらず、6時半からテレビの前に座って観戦しました。
菅野投手 対 千賀投手
エース対決です☆
2回表から観ましたが、いきなり栗原選手のホームランでした!ウッチーも喜んでいることでしょう。
彼一人で4打点の大活躍! 周東選手も盗塁を決めてホームに帰って来たし、ホークスらしい試合運びだったと思います。
9回もホークスらしいと言えば、そうかもしれない
森投手は守護神とはいえ、結構、ランナー溜めるもんな
ファーボールでランナー2人出し、ヒットで満塁。犠牲フライで1点を入れられ、5-1でホークス初戦を取りました。
以下は、文/AERA dot.編集部・岡本直也さんによる昨夜の試合に関する記事です;
昨年に引き続き、巨人とソフトバンクの対戦となったプロ野球日本シリーズが11月21日、開幕した。巨人は、今季開幕13連勝を飾ったエースの菅野智之に初戦を託したが、6回6安打4失点でまさかの降板。打線もソフトバンク投手陣の前に4安打、8残塁。最終回に1アウト満塁のチャンスは作ったものの、ウィーラーの犠牲フライで1点を返すのがやっと。1-5でソフトバンクに敗れ、これで2013年第7戦から日本シリーズは6連敗となった。
対するソフトバンクは、投手タイトル3冠の千賀滉大が巨人打線を7回無失点に抑え、打線では5番・栗原陵矢が3安打4打点と大暴れ。パ・リーグ盗塁王の1番・周東佑京が日本シリーズ初盗塁を決め、2番・中村晃がダメ押しとなる適時打を放つなど、危なげない試合展開で巨人に力の差を見せつけ、2018年の第3戦から続く日本シリーズの連勝を9にのばし、プロ野球新記録を樹立した。
巨人ファンの中には、昨年の日本シリーズ4連敗という悪夢を思い出した人も少なくないだろう。SNSなどでは「菅野でも勝てないのか」「また4タテか」など、もはや諦めムードのようなコメントも目立っていた。
ソフトバンクの投手陣を打ち崩すのは簡単なことではないが、この日、少なからずチャンスはあった。
前述した最終回もそうだが、特に大きかったのは4回だろう。
この回の千賀は、あきらかにコントロールに苦しんでいた。まっすぐにバラつきがあり、ストライクが入らず3番・坂本勇人、4番・岡本和真に連続で四球を与えた。
ノーアウト1、2塁で、次のバッターは5番・丸佳浩。千賀との対戦成績は、この試合前まで7打数4安打、打率.571と相性も良かった。
しかし、丸はノーストライク2ボールから低めのボール球に手を出し、まさかのショートゴロ併殺打であっけなくチャンスをつぶしてしまった。せめて凡打でも進塁打にさえしてくれていたら、流れは巨人にきていたかもしれない。
この日、「SMBC日本シリーズ2020」(日本テレビ系)で解説を務めていた元巨人監督の高橋由伸氏も「あのボール球をヒットにするのは難しい。もう少し(狙い球を)絞って打ちにいかなくてはいけない。我慢しなくてはいけないボールだった」と丸のバッティングに苦言を呈した。
ちなみに丸は、日本シリーズに過去3度(2016、2018、2019年)出場している。広島時代の2016年こそ打率.333の数字を残してはいるが、2018年は25打数4安打の打率.160、巨人に移籍した2019年に至っては13打数1安打で打率.077と1割にも満たない数字となっている。しかも、成績のおもわしくない2018年と2019年の対戦チームは、どちらもソフトバンクだ。
丸はこれでソフトバンクとは真逆の日本シリーズ9連敗となった。この数字が積みあがったのは決して丸1人のせいではないが、これだけ日本シリーズに出場していながらもまだ一度も日本一になれていないことで少し肩に力が入りすぎているような印象も受ける。
ソフトバンクの工藤公康監督は、日本シリーズの戦いについて「打てない選手を打てないまま終わらせるのが重要」という趣旨の発言をしている。だとしたら、丸は、この術中にまんまとハマっているということになる。
もちろん、巨人打線で打てていないのは丸だけではない。昨年の日本シリーズは坂本も打率.077、岡本も打率.188と完璧に抑え込まれた。逆に、ソフトバンクはグラシアルが16打数6安打3本塁打、打率375の活躍を見せ、日本シリーズMVPにも輝いている。
やはり打線の中軸を担う坂本、岡本、丸の3人が抑え込まれると、1番・吉川尚輝、2番・松原聖弥がいくら出塁したとしても、得点に結びつかせるのは難しい。
本日行われる注目の第2戦には、巨人・今村信貴、ソフトバンク・石川柊太が先発予定だ。巨人は、日本シリーズの連敗を止めることができるのか。もしくは、ソフトバンクに連勝記録をプレゼントしてしまうのか。巨人打線の復調に注目したい。(文/AERA dot.編集部・岡本直也)