言葉の重みと軽み
漢語と洋語〜外来語の役割
( 画像は 漢文の学習帳など 12/19 撮影 )
(A) ステイホームやリモートワーク
(B) 鬼滅の刃と竈門炭治郎
(A) は外来語(英語)で
(B) は 漢語と和語の混合だ
しかし よく考えれば(B)の漢語も元々は外来語の一つではある
昨年頃から「漢文」の勉強を始めたが
確かに 漢字の種類や使い方は
外国のものだと感じることがある
ただ 漢語の方は
歴史的に受け入れが早かったし
地理的にも近かったので
各言葉に対する意味や感覚が
共通している部分も多い
字画の多い漢字は
見た印象が重々しく感じるし
アルファベットだけの英語などは
見た感じは 軽く思えてしまう
今読んでいる中国の杜甫や李白、
それに 良寛や乃木大将、広瀬淡窓など
日本人の漢文も 内容によっては
重厚な印象を受ける作品が多い
(新・漢詩の世界(石川 忠久著))
それで それらの言葉を使う場合も
気持ちや気遣いも
知らず違ってくるのではなかろうか
最近 TVニュースやラジオ、新聞などで
政治家や専門家の人たちが
盛んに英語を使っているが
時々その意味を 咄嗟に思い出さず
私の思考が滞ることがある
しかし よく考えれば 使っている本人も
真にその言葉の意味がわかり
心からそう考えているかどうか
疑いたくなるケースも多いようだ
先日は ある大手企業の経営者が
TV のインタビューで
英語をどんどん繰り出して話すので
その内容よりも英語の方が気になって
聞いている私は その人が
海外在住や海外勤務が長いことや
英語が堪能であることを
単に誇示したいがために
英語を多用しているのでは と
つい勘ぐりたくもなった
また 閣僚や専門家の人たちも
施策の説明や評論などで
ここは大事だと思う場面で
やはり外来語を使うことが多い
それも 不祥事や災害などが
発生した時に多いのが気になる
一見難しい言葉を出して
相手や庶民をケムに巻く?思惑が
ありはしないか と
これも下衆の勘ぐり?をしてしまう
一般の国民に
広くチキンと浸透していない言葉は
使う場合に その翻訳語を付け足すとか
ルビを打つなりして
何らかの伝えるための工夫を
して欲しいと思う
ps 2020.12.23 草稿
コロナ禍に関しての外来語
ステイホーム(外出自粛要請)、ウィズコロナ(コロナウイルスとの共存),ロックダウン(都市封鎖)、ソーシャルディスタンス(社会的距離)、リモートワーク(遠隔業務)、
エッセンシャルワーカー(欠かさことができない仕事に携わる労働者)、クラスター(感染者集団)、ワクチン(不活化抗体摂取薬液(or 今回はウイルスの遺伝子を活用したワクチンも開発されたとか)、GO TO 〜(〜へ行こう、〜に出かけよう)
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エビデンス 追加予定
コンプライアンス(法令遵守)
ガヴァナンス(統治(支配、管理))
① ガバナンス(Governance)とはどういう意味か? 日本語では「統治、支配、管理」といった意味があり、主に「国、地方、団体をまとめ上げて治める」というニュアンスを持つ言葉です。 (ビジネスにおけるガバナンスは 統治の対象が組織内部に限定される)
② 「統治、またはそのための体制や方法」
という意味になります。
「統治」は「組織をまとめて治める」・「支配し治める」という意味です。
管理・監督等の機能について使われることが多いです。
ps 2020.12.23 草稿 12.24 追記