関節リウマチの発症と治療効果にかかわるタンパク質分子「TIARP」が発見されたそうです(医療介護CBニュース)。関節リウマチは、関節が腫れたり、痛んだりし、進行すると関節の変形や破壊が起こります。発症頻度が高い自己免疫疾患で、日本国内には約70万人の患者がいるとみられています。腫瘍壊死因子(TNFα)やインターロイキン―6(IL―6)などの炎症性サイトカインを制御する、生物学的製剤が治療に有効とされていますが、生物学的製剤が効かない例もあり、病因については不明な点が多く残されています。関節炎のモデルマウスを使って、TNFαが誘導するTIARPを同定し、TIARPが欠損したマウスを使って、関節炎の解析を進めたところ、このマウスでは、1年以内に80%が関節炎を自然に発症し、血清中のIL―6の濃度も上昇したそうです。さらに、人間のTIARPに当たるタンパク質分子「STEAP4」について研究を進めたところ、関節リウマチ患者の末梢血や滑膜にもSTEAP4分子が確認できたそうです。また、関節破壊の進行などを抑制するTNF阻害剤を投与すると、STEAP4の発現が減ったとも。この分子は、関節リウマチの病態を抑制し、治療効果の判定に有用とみられることから、今後新しいリウマチ治療法の開発などが期待できるそうです。
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