健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

未成年者へのエナジードリンク販売禁止

2014-11-21 08:30:54 | 研究
リトアニアでは、未成年者(18歳未満)へのエナジードリンクの販売を禁じる法律が施行されたそうです(AFPBB NEWS)。同国議会が今年5月に可決した法律に基づき、未成年者に栄養ドリンクを販売した者には400リタス(約1万6300円)以下の罰金が科されるそうです。最近の調査でリトアニアの学齢の児童・生徒のうち、約10%が少なくとも週に1回は栄養ドリンクを飲んでいることが明らかになっているそうです。こうした飲料に含まれる高濃度のタウリンやカフェインは活発性過度や依存症を引き起こす可能性があり、科学者の間では、違法薬物乱用のきっかけになり得るとの指摘もあるそうです。同国内でも賛否両論あるようですが、米国医師会は昨年、子供や10代の若者へのエナジードリンクの販売禁止を呼び掛けているそうです。サウジアラビア政府も今年3月、エナジードリンクの広告を全面的に禁止するとともに、教育・スポーツ関連および政府施設内でのエナジードリンク販売を禁じたそうです。
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