妊婦の血液を採取して、ダウン症などの胎児の染色体の病気を調べる新型出生前検査の共同研究組織は、2013年4月の開始から昨年12月までに2万7696人が検査を受けたことを明らかにしたそうです(YOMIURI ONLINE)。新型検査では469人が陽性となり、羊水検査などで434人が胎児の病気が確定。そのうち約8割の334人が人工妊娠中絶をしたそうです。妊娠を継続したのは12人で、残りは子宮内で胎児が死亡するなどしたそうです。新型検査は、日本医学会が67施設を認定して、臨床研究として実施。妊婦の血液に含まれる微量の胎児のDNAを分析し、ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーの三つの染色体の病気の可能性を調べるもの。主に35歳以上の妊婦が対象で、妊娠、出産を望む女性の年齢が上がっているため、検査を受ける人は毎年増加しているそうです。
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