認知症の7割を占めるとされるアルツハイマー病を血液検査で診断する方法を開発したする論文が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。アルツハイマー病は、脳内に「リン酸化タウ」などのたんぱく質が蓄積して発症するとされています。診断には、脳脊髄液を背中から採取する方法などがあるそうですが、患者の負担は小さくないそうです。研究では米国で開発された高感度の装置を使い、たんぱく質をとらえる免疫物質や試薬の組み合わせを検討することで、微量の血液からたんぱく質を検出する方法を開発。この方法で60歳以上の患者(20人)と症状が出ていない人(15人)を比較したところ、患者側からたんぱく質が平均で4倍程度多く検出する傾向がみられたというもの。実用化されれば、患者の早期発見につながる成果だそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170905-OYT1T50023.html?from=ytop_ylist
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