健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

タトゥー顔料は体内深く浸透する恐れ

2017-09-24 08:30:41 | 研究
タトゥーに使われるインクの微粒子は人体内部へと染み込み、人の免疫系の重要な中枢を担うリンパ節にまで到達する恐れがあるとの研究結果がScientific Reportsに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。タトゥーの着色剤は、さまざまな種類の有機および無機顔料でできており、有毒な不純物で汚染されている恐れもある。また、大きさが1センチの100万分の1から数十億分の1ほどのこれら顔料微粒子には、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトなどの汚染物質や防腐剤などに由来する分子が含まれているそうです。タトゥーのインクで、カーボンブラックに次いで2番目に多く用いられている原料は二酸化チタンで、この白色顔料は食品添加物、日焼け止め、ペンキなどにも使われているそうです。二酸化チタンは、皮膚のかゆみやかぶれなどの回復の遅れと関連づけられているそうですある推算によると、米国のミレニアル世代の約40%は、体の見える部分/見えない部分に少なくとも1か所のタトゥーを入れているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3142679
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