今日誕生する子どもの寿命は、大気汚染が原因で平均1年8か月縮む恐れがあり、とりわけ南アジアでの影響が最大だとする研究報告が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。米国を拠点とする健康影響研究所(HEI)とカナダのブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)が発表したこの報告書によると、世界全体における早期死亡原因の第5位が大気汚染で、マラリアや交通事故、栄養失調や飲酒よりもより多くの死者を出しているということです。2017年に全世界で大気汚染により縮んだ健康寿命を合計すると、1億4700万年分に上るとしているそうです。屋内外の空気汚染により、子どもの寿命は南アジアで2年6か月、東アジアで1年11か月縮むとされ、これに対しアジア太平洋地域の先進国や北米では約20週間縮むと推算されているそうです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3219175
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