健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

クモの捕食行動

2019-05-18 08:30:04 | 研究
クモ形類動物の一種が、巣の糸を巻き上げて弾性エネルギーを蓄え、獲物に向かって自らの体を猛烈な勢いで発射させることが分かったとする研究論文がPNASに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。三角形の巣を張るオウギグモ属の仲間で「Hyptiotes cavatus」の学名を持つこのクモは、人間が石弓や投石機を使って筋肉のエネルギーを増強させるように、外部装置を使って筋肉エネルギーを増強させるそうです。研究チームは実験室環境でこのクモを観察し、獲物のハエを捕らえる様子を高速度ビデオカメラで撮影。このクモは、人間が腕を使って弓の弦を引き絞るように、筋肉を使って巣を巻きつけ、獲物が巣に接触するまで、その姿勢を保持するそうです。また、クモは糸にかけた張力を何時間も維持するそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3225087?cx_part=top_category&cx_position=1

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