健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

「おおかみ男症候群」 原因は胃薬

2019-09-25 08:30:41 | 研究
スペインの厚生・消費・社会福祉省は、医薬品の取り違えが原因で、乳児を含む子ども少なくとも17人に、いわゆる「おおかみ男症候群」(多毛症)の症状が確認されたと発表したそうです(AFPBB NEWS)。親がわが子に飲ませた胃薬の中身が、脱毛治療薬だったということです。多毛症は、体毛が過剰に成長する身体症状。今年6月、保護者らが子どもたちの全身に体毛が生え始めたことに気付いたそうです。症状の出た子どもたちには、保護者が胃酸の逆流を抑える医薬品オメプラゾールを飲ませていたそうです。ところが、当局の調査で、実は子どもたちが飲んでいたのは脱毛症の治療薬ミノキシジルだったことが明らかに。厚生・消費・社会福祉省によると、子どもたちは既に問題の薬の服用を中止しており、症状は今後回復するとみられているそうです。取り違えの起きたオメプラゾールは回収されたとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3242027?cx_part=search
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