健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大学院入試一般・社会人一期の締切まで1週間

2013-08-21 08:30:10 | 研究
豊橋創造大学大学院修士課程健康科学研究科生体機能学分野(生理学研究室)では大学院生および研究員を募集しています。
現在、当研究室では1)骨格筋可塑性発現機構の解明、(2)組織幹細胞による再生機構の解明、(3)サルコペニア・ロコモティブシンドロームの分子機構解明、(4)全身糖脂質代謝改善策、について最新の細胞分子生物学的手法を用いて検討を進めています。もちろん、宇宙医学も主な研究テーマの1つです。
 これらの研究に興味がある方、あるいは「健康」に興味があり、やる気と実行力(根気)がある大学院生を歓迎します。文系、理系、出身学部を問わず広い分野からの応募をお待ちしています。詳細はお問い合わせください(長期履修制度やTA制度等大学院生支援制度も用意しています)。
 もちろん、研究室の見学も大歓迎です。研究に多少でも興味のある方は、まずはお気軽にご連絡ください。

詳細は研究室HP(http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/index.html)をご覧ください。


現在、平成26年度一般入試および社会人選抜入試の一期の募集中です。

一般入試一期および社会人選抜入試一期(共通)

願書受付期間(必着):
平成25年8月5日(月)~平成25年8月28日(水)

入試日:
平成25年9月3日(火) 午後

合格発表:
平成25年9月10日(火)


また、今後の入試予定は以下の通りです。


社会人選抜入試二期

願書受付期間(必着):
平成25年11月6日(水)~平成25年11月21日(木)

入試日:
平成25年11月27日(水) 午後

合格発表:
平成25年12月6日(金)



一般入試二期および社会人選抜入試三期(共通)


願書受付期間(必着):
平成26年2月10日(月)~平成26年2月21日(金)

入試日:
平成26年2月27日(木) 午後

合格発表:
平成26年3月8日(土)



応募要項や願書締切など大学院の入試および全般的な事柄についての詳細は、本大学院HP(http://www.sozo.ac.jp/department/health-science/examination.php)をご参照ください。
お気軽にお問い合わせください。


研究員は随時募集しています。まずは連絡をお待ちしています。


連絡先

豊橋創造大学大学院健康科学研究科
生体機能学分野
後藤勝正
〒440-8511 愛知県豊橋市牛川町松下20-1
E-mail:goto「アット」sozo.ac.jp(「アット」の部分は、@に変更してください。)

豊橋創造大学入試広報センター
TEL:050-2017-2100

たくさんのご応募お待ちしています。
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チンパンジーは右脳使い顔認識

2013-08-20 08:30:13 | 研究
チンパンジーが相手の顔を認識する際、人間と同様に右脳を使っていることを実験で確認したという発表があったそうです(毎日jp)。人間の顔は左右対称ではないため、顔の左半分や右半分の画像を使って左右対称の顔写真を合成すると、元の人物と異なる印象になるそうです。一般に、向かって左側半分で合成された写真の方が右半分のものより元の人物に近い印象を受けるそうです。映像を認識する右脳には左側の視野の情報が先に入るため、左半分の情報が印象に残ることが原因と考えられているそうです。10代と30代のチンパンジー各2頭に、2枚並べたチンパンジーの顔写真から見覚えのある方を選ぶ訓練をしたそうです。その上で、あるチンパンジーの顔写真を見せた後、左半分で合成した左右対称の顔と、右半分で合成した顔の2枚の写真を並べてどちらを選ぶかを実験。その結果、4頭とも300回中200回近く、「左半分」を選んだそうです。チンパンジーも人間と同様のメカニズムで顔を認識している可能性が高いことを示すものだそうです。また、人間の顔写真を使って同様の実験をしたところ、30代のチンパンジーの方が、10代よりも「左半分」を選ぶ率が高かったそうです。年齢を重ねて人間との接触機会が増えるほど、人間の顔が識別できるようになるらしいです。チンパンジーの顔を認識する仕組みが人間と極めて近いことが分かり、顔の認識の進化過程を探る手がかりになる研究結果だそうです。
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きょうだい多い人ほど離婚しにくい

2013-08-19 08:30:33 | 研究
きょうだいが多ければ多いほど、その後の人生における「離婚」の可能性が低くなるとの研究が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。総合的社会調査(General Social Survey)のデータを分析し、きょうだいが1人増えるごとに将来の離婚する可能性が2%下がることを突き止めたというもの。データは米シカゴ大学(University of Chicago)の全国世論調査センター(National Opinion Research Center、NORC)がまとめたもので、米国の成人5万7000人を対象に聞き取り調査によるものだそうです。きょうだいが1人増えるごとに、いかにして家族の力学が変わるかという問題で、きょうだいが多いことは、他者と交流する経験が増えることを意味し、それが結婚後の夫婦関係で役立つようだということのようです。
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iPS細胞でヒトの心臓組織

2013-08-18 08:30:32 | 研究
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いて、シャーレ内で自発的に収縮するヒトの心臓組織の生成に成功し、移植用臓器の作製に向けた探求に新たな前進を示したとする研究論文が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。論文によると、この方法で作製した心臓前駆細胞を、マウスの心臓の「足場」に取り付けたそうです。この足場は、マウスの心臓から心臓細胞をすべて取り除いて作製。立体の足場に取り付けられた心臓前駆細胞は、成長して心筋に分化。血液の供給を20日間続けると、この再構成したマウスの心臓は「1分間に40~50回鼓動する心拍数で再び、収縮活動を開始したそうです。ただ、完全なヒトの心臓を作製するにはまだほど遠い段階とも。血液を有効に送り出すのに十分な強さで心臓を収縮させたり、心臓の電気的刺激伝導系を再構築したりする方法を見つけることは今後の課題だそうです。
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臨死体験

2013-08-17 08:30:30 | 研究
心臓まひを起こし死の淵に立った人が時に経験する、まぶしい光などの鮮明な「臨死体験」は、科学的に説明できるかもしれないとする研究論文が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。実験用ラット9匹に麻酔薬を投与して心停止を誘発させ、脳電図を記録。その結果、心臓が停止してから30秒間にわたり脳の活動が急増し、精神状態が非常に高揚していることが分かったというものです。臨死状態では、意識がある状態を示す電気信号の多くが覚醒状態のレベルを上回っていたというのです。これは、臨床死の初期段階において、脳が系統立った電気活動を行うことが可能であることを示唆しているそうです。同様の結果は、窒息状態のラットの脳活動にもみられたとも。心停止中の酸素の減少、または酸素とブドウ糖の減少によって、意識的過程の特徴である脳活動が刺激される可能性が、この研究で明らかに。また、心停止を経験した多くの患者が語る臨死体験を説明するための、初めての科学的枠組みが提供できたと。心停止から蘇生した患者の約20%が、医師らが臨床死と呼ぶ段階でなんらかの視覚的な経験をしたと報告しているそうです。
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子どもは早起きに

2013-08-16 08:30:42 | 研究
現在の子どもたちは学校での学習時間が長くなる一方、早寝・早起きの傾向が進んでおり、結果として自由に使える時間が大きく減少しているという記事を見つけました。子どもの生活行動のデータを見ると、まず起床時間は10~14歳が2006(平成18)年に6時44分だったものが2011(同23)年は6時38分に、15~19歳は7時01分だったものが6時54分へと早くなっているすです。同様に、就寝時間も10~14歳は22時30分が22時24分に、15~19歳も23時58分だったものが23時48分へと早くなっているとも。学力向上にもつながるということで「早ね早おき朝ごはん」運動が全国で進められているようですが、成果は着実に表れているとのことです。

子ども全体の生活を「第1次活動」(睡眠、食事など)、「第2次活動」(学業、家事など)、「第3次活動」(その他の自由な時間)の三つに分けて一日の平均時間を2006(平成18)年と11(同23)年とで比較すると、次のようになうそうです。

○第1次活動 10~14歳が11時間12分→11時間13分、15~19歳が10時間12分→10時間19分。

○第2次活動 10~14歳が5時間53分→6時間18分、15~19歳が7時間→7時間13分。

○第3次活動 10~14歳が6時間55分→6時間29分、15~19歳が6時間48分→6時間28分。

睡眠や食事などの時間はほぼ横ばいで、学校での学業の時間は軒並み増加。特に10~14歳の層の第2次活動の増加は大きいのは、授業時間数が増えた小学校の新学習指導要領が2011(平成23)年度から全面実施に入ったことが影響していると推測されるそうです。

また、学業のみの時間を学校種別に見ると、小学校(10歳以上)が4時間41分→5時間05分、中学校が5時間35分→5時間55分、高校が5時間27分→5時間41分。睡眠や食事などに必要な時間は横ばい、学業の時間は増加となれば、当然その他の自由時間が減少することに。基本的生活と学校などの時間を除いて、子どもの残された時間は5年間で10~14歳は26分、15~19歳は20分、それぞれ減少した計算いなるそうです。自由時間などの中の子どもの活動は、どうなっているかというと、2006(平成18)年から11(同23)年の変化を見ると、スポーツは10~14歳が55分→50分、15~19歳が31分→29分に、「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」は10~14歳が1時間38分→1時間36分、15~19歳が1時間36分→1時間20分に、「学習・自己啓発・訓練」は10~14歳が43分→42分、15~19歳が50分→44分に、それぞれ減少しているそうです。「休養・くつろぎ」は10~14歳が1時間41分→1時間37分、15~19歳は1時間41分→1時間48分。総じて現在の子どもたちは、生活の中での余裕を徐々に失いつつあるとのことです。考えさせられます。
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こうのとりと日本のロケット技術の信頼性

2013-08-15 08:30:22 | 研究
先日、会話する小型ロボット「キロボ」などを積み込み、H2Bロケットで打ち上げられた無人補給機「こうのとり」4号機が、高度約400キロの国際宇宙ステーションに到着し、ドッキングい成功したという報道がありました(MSN産経ニュース)。こうのとりは、8月4日未明に種子島宇宙センターから打ち上げられ、5日間かけてステーションに接近。ステーションに下方から近づき、約10メートル離れたところで静止。滞在中の米航空宇宙局(NASA)のクリス・キャシディ飛行士らがロボットアームを操作してつかまえた。アームで運ばれ10日未明には所定の位置にドッキングしたそうです。日本のロケット技術はかなり高まったようです。有人飛行の予定はあるのでしょうか。気になりますね。
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入学者定員割れの私大

2013-08-14 08:30:33 | 日記
先日、気になるニュースを見つけました。今年度、入学者数が定員を下回った私立大学は232校、全体の40・3%で、昨年度に比べて5・5ポイント下がったことが、日本私立学校振興・共済事業団の調査で分かったというものです(YOMIURI ONLINE)。その理由は、18歳人口が前年度より約4万人増えた影響と分析しているということです。募集停止中の大学などを除く576校が今年5月1日時点の状況を回答。定員割れした大学は32校減った。ただし、定員の半数に満たなかった大学が17校あったとも。定員が2676人増の45万8456人だったのに対し、実際には9131人増の48万4024人が入学。定員充足率は105・58%で1・39ポイント上昇したそうです。定員の確保。各大学ともこの時期が最後の追い込みです。今年は、どんな受験生が本学を受験してくれるのでしょうか。楽しみです。
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睡眠不足で太る

2013-08-13 08:30:42 | 研究
睡眠不足が脳活動の変化を引き起こし、結果として強い空腹感を感じて太る食べ物を食べたいと切実に思うようになる証拠が発見されたそうです(MSNニュース)。これまでも先進諸国での肥満の急増と睡眠時間の減少との間に相関関係があることが指摘され、因果関係は存在すると考えられてきたものの、そのメカニズムはこれまで科学的に説明できていませんでした。今回の研究では、MRI(磁気共鳴画像装置)を使って、睡眠不足の被験者の脳活動における変化を特定したそうです。被験者23人に対して、頭部のMRI検査を2回実施。1回は夜間に十分な睡眠を取った後に、もう1回は夜間に十分な睡眠を取らなかった後に実施。被験者には翌日、80種類の食品の写真の中から、食べたい品目と分量を選ばせ、その間に脳活動を測定。その結果、睡眠不足の被験者の中で、大脳皮質の食欲と満腹感を評価する領域に脳活動の低下が見られることを発見。またこれと同時に、渇望に関連する脳の領域に脳活動の上昇も確認したそうです。さらに興味深い結果として、睡眠不足の被験者が高カロリー食品により強い食欲を感じたそうです。適切な判断と決断をつかさどる領域で脳活動が低下し、同時に報酬に関連する領域で脳活動が増大するという結果は、互いにぴったりと適合しており、睡眠不足と体重増加と肥満との間の関連を説明できるかもしれないと。十分な量の睡眠を取ることは、体重管理を促進する重要な要素の1つになるかもしれないということです。
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人工肉バーガー

2013-08-12 08:30:04 | 研究
先日、あまり気乗りのしないニュースが報道されていました。牛の幹細胞を培養した肉から作られた世界初の「試験管ビーフバーガー」の試食会があったそうです(毎日jp)。この培養肉の研究・開発には、過去5年で総額25万ユーロ(約3250万円)が投じられているそうです。この「ビーフパティー」には、幹細胞を培養して作った筋線維2万本のほか、通常のハンバーグと同様に塩やパン粉などが混ぜられ、色付けには赤カブの汁やサフランが使われたそうです。試食した2人の感想は、イベント主催者に気を使ってか「食感はいいが脂が足りない」などと控えめ。数百人を超える報道陣から詳しい味の説明を求められると、試食係の1人に選ばれた料理記者氏は「動物タンパク質ケーキ」の様だと表現し、ケチャップやハラペーニョなどと一緒に試してみたいと。世界保健機関(WHO)によると、1997─99年に年間2億1800万トンだった食肉生産は、2030年までには3億7600万トンに増えるが、需要はそれを上回って伸びる見通しだそうです。また、国連の食糧農業機関(FAO)は2006年の報告書で、工業型農業が気候変動や大気汚染、土壌劣化などの大きな原因になっていると指摘。食肉産業は、世界の温室効果ガス排出の約18%分を占めており、中国やインドなど経済成長が著しい国では肉消費量が増えることから、この比率はさらに高まると予想。人工肉ですか。どうしますか。
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