健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大手飲料メーカー

2014-10-11 08:30:06 | 研究
コカ・コーラ、ペプシコ、ドクターペッパー・スナップル・グループの米国飲料メーカー大手3社は、米国での肥満傾向を抑制するための対策の一環として、飲料によるカロリー摂取を2025年までに20%削減する取り組みを約束したそうです(AFPBB NEWS)。これは、ビル・クリントン元米大統領が創設した「クリントン・グローバル・イニシアチブ(Clinton Global Initiative)」によるニューヨークでのイベントで、糖分を含む清涼飲料水の消費を減らしてカロリーに関する意識を高めるために、自主的な取り組みを通じて市場と消費者への働き掛けを行うことを確認、署名したというもの。10年以内に清涼飲料水からのカロリー摂取を消費者1人当たり20%減らすことを目標としているそうです。3社は糖分を多く含む飲料の消費削減のために、ボトルのサイズを小さくすること、ミネラルウォーターや低カロリー・ノンカロリー製品を増やすこと、系列の自動販売機などでの分かりやすいカロリー表示を約束。
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血糖値上昇で脊損患者の手足麻痺の回復が遅れる

2014-10-10 08:30:26 | 研究
交通事故などで脊髄が損傷したばかりの患者のうち、約半数は血糖値が上昇して手足のまひの回復が遅れるというメカニズムが明らかになったそうです(47 NEWS)。脊髄損傷は、背骨を通る神経が傷つき、手足が麻痺したりします。さらに、免疫細胞による炎症や、神経系細胞の自然死などの二次損傷が起きてダメージが拡大するそうです。今回、脊髄が損傷して間もない患者528人のデータを分析し、患者の約半数は何らかの原因で高血糖症になっていたことが判明したというもの。高血糖を治療することで回復する可能性があるということです。
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世界人口が123億人

2014-10-09 08:30:06 | 日記
現在約72億人の世界人口は、2100年まで大きく増え続け、最大の推計で123億人になるという予測が発表されたそうです(朝日新聞DIGITAL)。国連のこれまでの推計では、2050年ごろまで大きく増え続けるが、その後はなだらかな増加になると予測していたそうですが、今回の発表はより深刻な事態となる見通しを示したものだそうです。研究では、国連の最新の集計データをもとに、出生率や平均余命の変化などを詳細に分析。世界の人口は今世紀中は安定せず、2100年には8割の確率で96億~123億人に増えると予測。原因として、アフリカで高い出生率が続くことやエイズウイルス感染者の死亡率の減少などを挙げているそうです。2100年までの世界人口は、国連が2年ごとに推計しているそうで、2012年改訂版では、出生率の想定別に3通り予測しており、普通の場合で50年までは急増して約96億人になり、その後はなだらかに増えて、2100年に約109億人と推計していたそうです。
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ノーベル物理学賞

2014-10-08 08:30:53 | 研究
ノーベル物理学賞の受賞者に、青色発光ダイオード(LED)の開発に成功し、フルカラーの大型画面の実現などさまざまな応用への道を開いた、名城大学の赤崎勇教授、名古屋大学大学院の天野浩教授、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授の日本人3人が選ばれたそうです(NHK NEWS WEB)。3人の成果によって赤・緑・青の光の3原色のLEDがすべて揃い、組み合わせによってあらゆる色が出せるようになったそうです。日本人がノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍を取得している南部陽一郎博士を含め、山中伸弥さんに続いて22人目だそうです。物理学賞は6年前の平成20年に受賞した南部博士と益川敏英博士、小林誠博士の3人以来で、10人目だそうです。ちなみに、中村教授は米国籍だそうです。
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ノーベル生理学・医学賞

2014-10-07 08:30:03 | 研究
2014年のノーベル生理学・医学賞は、米国出身のジョン・オキーフ博士ら3人に授与されると発表されました(YOMOIURI ONLINE)。授賞理由は「脳における空間認知の仕組みの発見」だそうです。賞金は、計800万スウェーデン・クローナ(約1億2000万円)。授賞式は、ノーベル賞の創設者アルフレッド・ノーベルの命日にあたる12月10日、ストックホルムで行われるそうです。
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ヤシ油使用停止

2014-10-06 08:30:27 | 日記
国連の気候変動サミットで、Dunkin' DonutsやKrispy Kreme Doughnutsを含む世界の大手食品会社が、ヤシ油の使用をやめる方針を明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。一方、パーム油企業の世界的大手3社、ウィルマー・インターナショナル、ゴールデン・ アグリ・リソーシズ、カーギルも森林破壊問題解決に向けた努力を約束したそうです。ヤシの植樹を目的とした熱帯林の破壊について、環境保護活動家らは長年にわたって異議を唱えてきているそうです。ヤシ油は化粧品や石けんの原料となるそうで、国連によると、違法に伐採された森林跡地を利用しないヤシ油の生産者は増加しており、現在では世界で生産されるヤシ油の最大60%に上るそうです。ヤシ油の生産は、森林破壊の主因とされているそうです。
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テレパシー実験が成功!?

2014-10-05 08:30:08 | 日記
驚きのニュースが先日報道されていました。数千キロ離れたインドとフランスにいる人同士が、心に思った簡単なメッセージを直接接触することなく相手に伝える実験に、米国Harvard Universityの専門家らが率いる研究チームが初めて成功したというものです(AFPBB NEWS)。この実験は、たとえ相手が数千キロ離れた場所にいても、テクノロジーを使えば脳から脳への情報伝達が可能であることを示しています。でも・・・・・。実験では、インターネットに接続した無線脳波計を装着した人に、「オラ」(スペイン語で「こんにちは」)や「チャオ」(イタリア語で「こんにちは」または「さようなら」)といった簡単な挨拶の言葉を思い浮かべてもらい、コンピューターはその言葉を、1と0で表される2進コードに変換。このメッセージは、インドからフランスに電子メールで送信され、ロボットを通じて受信者に届けられたそうです。受信者は、非侵襲的脳刺激によって、周辺視野で点滅する光を見ることができ、言葉そのものを聞いたり見たりすることはできないが、メッセージに対応する光の点滅を正しく伝えることができたというもの。研究者らは過去10年ほどにわたり、こうしたやり方で人から人へメッセージを伝える試みを行ってきたそうです。今回の研究成果はPLOS ONEに発表されたようです。テレパシーですか・・・・・。
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健康寿命がわずかに延伸

2014-10-04 08:30:11 | 研究
厚生労働省は先日、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2013年は男性71.19歳(13年の平均寿命は80.21歳)、女性74.21歳(同86.61歳)だったと公表したそうです(毎日新聞)。前回10年時点の健康寿命は男性70.42歳、女性73.62歳で、これと比べると男性が0.7歳以上、女性が0.5歳以上延びたそうです。厚生労働省は、国民が健康な状態で過ごせる期間の指標として12年に10年時点の健康寿命を初めて公表し、今回が2回目とのこと。政府は2020年までに健康寿命を1歳以上延ばすことを目標に掲げているそうです。厚生労働省は2012年に01、04、07年時点の健康寿命も併せて算出しているそうで、今回の2013年時点も含め男女とも緩やかに延び続けているということです。健康寿命は、国民生活基礎調査で「健康上の問題で日常生活に影響がない」と答えた人の割合や年齢別の人口、死亡数などから算出しているとのことです。
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世界大学ランキング

2014-10-03 08:30:23 | 日記
イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は、世界の大学ランキングを発表したそうです(NHK NEWS WEB)。このランキングは、研究内容や論文の引用回数、国際化など、13の指標に基づいて算出されたものだそうです。12位まではいずれもアメリカとイギリスの大学で、アジアでは東京大学が去年と同じ23位で、アジアトップの座を守ったそうです。ちなみにアジアでは、シンガポール国立大学が去年より順位を1つ上げて25位、香港大学が43位、中国の北京大学が48位、韓国のソウル大学が50位とのこと。また、東京大学以外の日本の大学では、京都大学が59位、東京工業大学が141位、大阪大学が157位、東北大学が165位。アジアの多くの大学が順位を上げる一方で、日本の大学はいずれも去年より順位を下げたそうです。イギリスの教育専門誌は、日本の大学は国際的な共同研究や海外からの学生の受け入れなどをさらに進めることが重要だと指摘しているとのこと。


世界大学ランキング(上位の10大学)
1)カリフォルニア工科大学(米)
2)ハーバード大学(米)
3)オックスフォード大学(英)
4)スタンフォード大学(米)
5)ケンブリッジ大学(英)
6)マサチューセッツ工科大学(米)
7)プリンストン大学(米)
8)カリフォルニア大学バークレー校(米)
9)インペリアル・カレッジ・ロンドン(英)
9)イェール大学(米)

日本の大学の順位(上位200位以内)
東京大学23位(去年23位)
京都大学59位(去年52位)
東京工業大学141位(去年125位)
大阪大学157位(去年144位)
東北大学165位(去年150位)
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長時間の昼寝で糖尿病発症リスク上昇

2014-10-02 08:30:30 | 研究
気になる記事を見つけました(m3.com)睡眠は食事、適度な運動とともに健康な生活の重要な要素の一つですが、夜間睡眠時間と2型糖尿病発症リスクがU字型カーブを示すことが報告されているそうです。一方、昼寝は世界共通の習慣だそうで、睡眠時間や頻度は多様ですね。今回、昼寝と2型糖尿病発症リスクを検討した文献のメタ解析を行った結果、昼寝時間と2型糖尿病発症リスクには「Jカーブ型」の関係が認められたというのです。1日の昼寝時間が60分以上の群は、昼寝なし群と比べ、2型糖尿病発症リスクが有意に高かったそうです。一方、1日の昼寝時間が60分未満の群ではリスクの上昇は認められなかったというもの。さらに、昼寝時間の延長と糖尿病発症リスク上昇との関連を検討したところ、昼寝開始から30-40分後ごろまではリスクが徐々に低下するが、その後上昇に転じるJ字型の関係が認められたそうです。


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