健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大気中のCO2濃度が観測史上最高値に

2019-05-22 08:30:43 | 研究
大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度が、米ハワイ州のマウナロア観測所(Mauna Loa Observatory)で観測史上、最高値を記録したそうです(AFPBB NEWS)。

https://www.afpbb.com/articles/-/3224828
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二酸化炭素を石に変える

2019-05-21 08:30:48 | 研究
火山の多いアイスランドで、21世紀の錬金術師たちが気候変動を引き起こす二酸化炭素(CO2)を永久的に石に変えようと試みているそうです(AFPBB NEWS)。これは多孔質の玄武岩にCO2を注入し石化させて貯蔵する技術で、何千年もかかる自然界の工程を模倣しているそうですが、技術の力により数年で石化可能だということです。国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える目標の達成に向けて、さまざまな二酸化炭素回収貯留(CCS)方法を推進しているそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3224851
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月は縮んでいる

2019-05-20 08:30:28 | 研究
月は徐々に縮んでおり、その結果、月面に「しわ」ができたり、「月震」が起きたりしているとする研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。これは、米国航空宇宙局(NASA)の無人月探査機「ルナー・リコナイサンス・オービター(LRO)」が撮影した画像1万2000点以上を解析した調査結果。調査で判明したことによると、北極近くに位置するクレーター「氷の海(マレ・フリゴリス、Mare Frigoris)」は移動しており、亀裂が発生しているというのです。氷の海は多くの広大なクレーターの一つで、地質学的な観点から活動がないと長らく考えられてきたそうです。地球とは異なり、月にはプレート運動がありません。代わりに45億年前に誕生してから徐々に冷却していることで起きる地殻活動が存在するそうです。これにより、まるでブドウがしなびてレーズンになるように月面に「しわ」が生じているというのです。月の地殻はもろいため、内側で収縮が起こるとその力で表面が崩れるそうです。すると、地層の一部が隣接する地層の上へと押し上げられる衝上断層という現象が起き、その結果、過去数億年の間に月は50メートルほど「痩せた」のだということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3224879?cx_part=top_category&cx_position=4
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空を舞い踊るムクドリの集団飛行

2019-05-19 08:30:02 | 研究
AFP収蔵写真の中から、ムクドリの群れが集団飛行する様子の写真を紹介。
https://www.afpbb.com/articles/-/3223292?cx_part=top_category&cx_position=2
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クモの捕食行動

2019-05-18 08:30:04 | 研究
クモ形類動物の一種が、巣の糸を巻き上げて弾性エネルギーを蓄え、獲物に向かって自らの体を猛烈な勢いで発射させることが分かったとする研究論文がPNASに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。三角形の巣を張るオウギグモ属の仲間で「Hyptiotes cavatus」の学名を持つこのクモは、人間が石弓や投石機を使って筋肉のエネルギーを増強させるように、外部装置を使って筋肉エネルギーを増強させるそうです。研究チームは実験室環境でこのクモを観察し、獲物のハエを捕らえる様子を高速度ビデオカメラで撮影。このクモは、人間が腕を使って弓の弦を引き絞るように、筋肉を使って巣を巻きつけ、獲物が巣に接触するまで、その姿勢を保持するそうです。また、クモは糸にかけた張力を何時間も維持するそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3225087?cx_part=top_category&cx_position=1

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礼文島の縄文女性ゲノム解析

2019-05-17 08:30:21 | 研究
北海道礼文島の縄文時代の遺跡で見つかった女性の人骨から、ゲノム(全遺伝情報)を高精度に解析することに成功したそうです(読売新聞オンライン)。女性は茶色の瞳を持ち、肌の色は濃いめで、酒に強かったとみられるそうです。縄文人の起源や特徴の解明につながる成果で、論文が近く学術誌に掲載されるそうです。解析したのは、約3800~3500年前(縄文時代後期)の船泊遺跡から出土した女性の人骨。奥歯の中に保存状態のいいDNAが残されており、現代人のDNAと同程度に解析できたそうです。遺伝子の特徴から、女性の肌はシミができやすく、耳あかに湿り気があり、髪の毛は細く縮れていたとみられるそうです。船泊の縄文人は脂肪が多いアシカなどを食べていたとみられ、高脂肪食に適応した遺伝子変異も見つかったそうです。さらに、現代日本人が縄文人のゲノムの約10%を受け継いでいたことも判明。東アジアでは、大陸にいる漢民族より韓国、台湾、フィリピンにいる人に近いそうです

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190513-OYT1T50209/
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インフルエンザに対する防御機能と乾燥

2019-05-16 08:30:36 | 研究
冬にインフルエンザに感染しやすくなるのは、空気の乾燥によって体の防御機能が低下することが一因だとする研究成果がPNASに掲載されたそうです(読売新聞オンライン)。湿度10%と50%の環境で別々に飼育したマウスについて、呼吸時に空気の通り道となる気道の粘膜を調査。その結果、湿度10%で育てたマウスは、異物を運び出す繊毛と呼ばれる粘膜上の器官の動きが鈍り、ウイルスを外に排出する能力が低くなっていたそうです。また、湿度10%のマウスがインフルエンザに感染すると、湿度50%のマウスよりもウイルスに破壊された粘膜細胞の回復が遅くなることが判明。異物をからめ取る粘液の分泌が減るなど、ウイルスへの防御機能が弱まることも分かったそうです。空気が乾燥する冬は、くしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスが死滅しにくく、インフルエンザが流行することが知られていたそうです。湿度が低いと、水分不足が起こり、様々なストレスが体内で生じることが原因ではないかということのようです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190515-OYT1T50204/
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熱帯林破壊は毎分サッカー場30面分のペース

2019-05-15 08:30:22 | 研究
世界では昨年、12万平方キロの熱帯林が破壊され、世界中の衛星データが利用可能となった2001年以降、4番目に大きい消失規模だったという発表があったそうです(AFPBB NEWS)。平均すると、毎分サッカー場30面分という驚くべきペースで消失が進んだ計算になるそうです。昨年の消失総面積は英国イングランド地方の広さにほぼ匹敵するそうです。しかもこのうちのおよそ3分の1に当たる約3万6000平方キロが原生林だったとも。主因は畜産業に加え、アジアやアフリカではパーム油、南米では大豆やバイオ燃料用作物の生産といった大規模な換金作物農業だそうです。昨年失われた熱帯林のうち、4分の1がブラジルで、コンゴ民主共和国とインドネシアもそれぞれ10%を占めたそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3222844
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伝染性がんに驚異的速さで適応

2019-05-14 08:30:14 | 研究
オーストラリア南部タスマニア(Tasmania)州に生息する肉食性有袋類のタスマニアデビルは、伝染性がんのまん延により個体数が激減したそうですが、猛烈な速さで適応進化しており、絶滅の危機を脱する可能性もみえてきたそうです(AFPBB NEWS)。進化的変化は通常、数千年単位で起こるそうですが、タスマニア北部の岩の多い山地では、この変化がリアルタイムで起きているというのです。30年前に初めて確認された致死性伝染性がんのまん延により、タスマニアデビルの個体数は激減。伝染性がんは通常、交尾やあごをつき合わせて戦う時に感染した個体が他の個体をかむことで拡散するそうです。専門家らは現在、約15%の個体に起きている劇的変化に注目しているというのです。気性の荒いことで知られるタスマニアデビルは現在1万5000匹から1万8000匹いるとされるそうですが、最初の免疫反応の兆候が見られる個体がいるとの報告が出てきているそうです。伝染性がんは今もなお感染するとほぼ死に至る病気だそうですが、伝染性がんに感染した個体を調べたところ初めて抗体が検出され、がんにかかっても生き延びている個体が20匹以上いることが分かったというものです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3222309
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1万5600年前のヒトの足跡

2019-05-13 08:30:41 | 研究
チリで少なくとも1万5600年前の足跡が発見されたとする研究論文がPLOS ONEに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。南北アメリカ大陸でヒトの存在を示すこの種の痕跡としては最古のものだそうです。足跡は首都サンティアゴの南820キロのオソルノ(Osorno)にあり、2007年から発掘作業が進められているピラウコ(Pilauco)で発見されたそうです。考古学者らによると、足跡は2011年に家屋の隣で見つかっていたが、ヒトの足跡だと確認できるまでに何年も要したということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3222951
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