流れとしては、直前の153位でCB Tariq Woolenを指名されています。この選手は3巡候補でしたから、狙っていたのだったら惜しい事をしました。けど、Howie Rosemanはここ欲しかったら237位使って3つでも4つでも上げて取りに行くと思うのですよね。(3巡候補が5巡まで落ちてるわけですから)直前で持って行かれた面もあるのかもしれませんが、途中でダウンの交渉してたのだと思います。
個人的には157位で指名されているCB Zyon McCollumを取って欲しい場面でしたけどねえ・・・
さて、トレードで上下しましたが、6巡181位で指名したのはLB/DE Kyron Johnsonでした。
Texas州出身でKansas大に進学します、最初はILBとしてプレイし、1年生はSTで8試合に出場、2年生では10試合に出場し18タックル2サック、3年生では12試合に出場して55タックル1サック、コロナで短縮の4年生はDEとしてもプレイして9試合に出場27タックル3サック、コロナによる特別措置での5年生では12試合に出場し41タックル6.5サックを記録、Big-12のセカンドチームに選ばれています。
プロデイで身長6-0 3/8体重231ポンド
40ヤード4.40、ショートシャトル4.36、スリーコーン6.98、垂直跳び39インチ、幅跳び10フィート、ベンチプレス15回を記録しましたプロデイ計測なので40ヤード4.4は不正確な数字でしょうけれど、プレイスピードはかなり速いです。
長所
下半身が強い
ボールキャリアを追うスピード
TEとの押し合いで負けない
短所
ILBとしての判断力
パスラッシャーとしてはサイズ不足
ゾーンカバーは上手くない
ハイライトとCoastal Carolina戦を少し見たのですがプレイ時に選手にマーク付かない画像なのでどこに居るかわかりにくく分析になりませんでした。 ハイライトだけでどんな選手か見るのはあまりやりたくないのですけれどね・・・
4-3DEとしてのセットでは(ハイライトですから)外をスピードで回ってのサックを取るだけのスピードがあります。ワイドナインでOTの背後に回るスピード任せのパスラッシュ専任で使いたいくらいの凄いスピードです。ランプレイでは230ポンドの割に粘りますが、軽量の割に・・・です。
LBでセットすると、RBを追いかけて捕まえる場面が出てきます。これもかなりのスピードですね。
ハイライトだけだとリードブロックに捕まった時の処理とか見えてこないのですが、Hassan ReddickのSLBのバックアップですかね。ST要員として秘密兵器になれるかもしれません。
NFLレベルで4-3DEはサイズ的に無理でしょう。ILBで堅実なタックル、と言うタイプでもないように見えます。少し離れた位置(ワイドナイン)からパスラッシュ専門で使うのがベターでしょう。
ST専任だとしても面白い選手を拾った可能性はあります。