Dempsが良くなかっただけでしょうねえ

　トレード先を探していたA.J Feeleyですが結局カットする事になりました、無償でカットするならば6巡でも7巡でも良いからトレードまとめてほしいと思うのですけれどルーキーFAのDTを獲得する為に放出となりました。
　獲得したのはWASをカットされていたDT Antonio Dixonで6-1 322ポンドの選手です。Miami大出身でTSNのドラフト時のデータで測定種目が全部未記入なのでどれ位の身体能力を持つのかは不明です。寸評ですが、縦には早いが横には動けない、パワーは有るけれど下半身が弱い、集中力不足で全力を出し切れないと書かれています。これだけ見るとよくいる下位指名候補の寸評なのですが、4人目のDTとして53人枠に入れる選手と言う事はプレシーズンゲームで良いプレイを見せたのでしょう。アクティブにならない53人枠で当分過ごすのでしょうけれど、322ポンドの重さはディフェンス最重量ですしゴールライン前で起用出来るのならば拾い物になるかもしれません。

　PSの8人とも契約しています。Marcus Mailei.Danny Amendola.Rob Myers.Mike Gibson.Paul Fanaika.Jack Ikeguwounu.Reshard Langfordと7人まではキャンプに参加していたメンバーで、最後の1人はCARのキャンプに参加していたLB Jeremy Lemanと契約しました。
　Lemanは去年MINのルーキーFAとして契約し、キャンプでカットされてシーズンが終わってからCARと契約していました。Illinois大の出身で2007年にはESPNやCBSのファーストチームに選ばれています、6-1 240ポンドでドラフト時のデータでは40ヤード4.9となっています。スピードは平凡だが、ランプレイでブロッカーを避けながらRBの所に向かう本能的な嗅覚を持ち、腕を使ってリードブロッカーを排除する事が出来る、パスディフェンスは苦手で典型的な前を向かないと仕事が出来ないMLB/ST用の選手のようです。

　ファーストチームのFSにVictor Harrisが入る事になりました。Brian DawkinsがDENに移籍した後はQuintin DempsとSean JonesがQuintin Mikellのパートナーを争っていましたが5巡指名のルーキーHarrisが開幕戦のスターターになりそうです。ミニキャンプではサードチームのFSだったHarrisはプレシーズンゲームでセカンドチームに昇格し、プレシーズンゲームの最終戦で素晴らしいカバーをしたと評価されていました。個人的にはそれほど良くないと思っていたのですが、開幕前にファーストチームに昇格したのですからDemps.Jonesよりも良いプレイが出来ると判断された事になります。どちらかと言うと2人が良くないからHarrisを使ってみようと言うものではないかと思いますが、MikellをLBのように使いCBとFSで3ディープのようなカバーをさせる今のチームにはパスカバーが得意なHarrisが向いているのかもしれません。