2015シーズンの開幕戦、マンデーナイトの@ATL戦があと少しで始まります。
相手のATLもオフに大きな変化が有りましたが、今日の試合は相手がどうこうよりも、自分達がどう変わったのかを見る試合だと考えます。
まず、PSに居たRaheem Mostertに引き抜かれました。これはRB陣の層が厚すぎたからカットされたんだろう。と見られたのでしょうね。代わりのPSが誰になるのかはまだ不明です。
Chip Kellyは開幕集の水曜日まで誰がスターターか決めない。と、格ではなくその時の能力を競わせる競争主義を主張し続けています。今年もデプスチャートの項目がオフィシャルHPに無くてついに公表しないままになるのかと思っていたのですが、やっと公開されました。
http://www.philadelphiaeagles.com/team/depth-chart.html
特に目新しいところは無いですかね、LB陣のセカンドチームの書き方から推測するとILB.OLB共に3人で回していくつもりなのかな?この程度が新情報でしょうか。
2015シーズン開幕戦での見所
1 Sam Bradfordの足
プレシーズン好調と言うか文句の付け様の無いプレイを見せたBradford。パサーとしての上半身の素晴らしさは分かりました。あとは足首やら膝やらの下半身がどうなのか?プレシーズンではポケットから一歩も出る事無くガンタンク状態でした。これはロールアウトにしてもスクランブルにしてもリスク考えての事でしょう。
動きたい時には動けるのか?それもと本当に動けないのか?耐久性は?プレイオフまで健康で居る事が最優先ですけれど、当然敵はBradfordの足を狙ってくるでしょうから、倒されるにしても上手に倒れる事が重要になります。
2 12年ぶりに復活するThree Headed Monsterがどれだけ走るのか?
Duce Staley,Correll Buckhalter,Brian Westbrookの3人が走り回った2003シーズンに匹敵する3人のRBが集まりました。プロボウラーが3人と言う点ではあの時よりも上かもしれません。
Frank Goreに逃げられた結果と言う経緯を考えれば、Chipにとって予想以上の出費をしてしまったのかもしれませんが、その分働いて貰うしかありません。DeMarco Murrayが1200、Ryan Matthewsが800、Darren Sprolesも400、これくらいは健康で居続けてくれれば走ると考えています。アップテンポでオフェンスの回数自体多いですしね。
3 DLのセカンドユニット
ファーストチームのDLに不安点は有りません。4-2ニッケルの時のフロント4も大丈夫です。ただ、プレシーズンゲームを見ていてセカンドチームDLの弱さは気になっています。
セカンド同士が当たるプレシーズンと違い、ファーストチームが出てくるレギュラーシーズンですから、ランにパスにと両面で中途半端よりもランだけでも止めれる選手をセカンドチームには置く。これは間違っていないとは思います。怪我人の穴埋めに多くを求めない、とにかく押し潰されない事を要求しているのですから。でも、タレントレベルが低く見えるのですよね・・・
シーズンエンド級の怪我が最近出ていませんけれど、一人でも欠けたらかなりの戦力ダウンになると危惧しています。デプスの薄さではチーム全体でもDBの次はDLが薄いでしょう。
4 考えるのも嫌なCB陣
デプスチャートではNolan Carrollがファーストチームに有りますが、練習ではCarrollがニッケルでEric Roweがスターターのようです。これも中堅Carrollは調整済みなのでRoweに経験積ませる為にやっているのかもしれませんから試合始まらないとCB陣の編成は分かりません。試合中にも入れ替えて行くような形になるのでしょう。
ルーキーRoweが能力的に一長一短有る選手なのはプレシーズン見て間違い有りません。穴の多いルーキーを使わなきゃならないのも問題なのですけれど、それ以上にCarrollですら大丈夫?とはてなが付く選手なのを忘れてはいけません。
MIAではDimitri Pattersonにポジション争いで負けて、うち来てもBradley Fletcherに負けた選手なのですから、多くを望んではいけません。Chipはオフシーズン頑張って別人のように状態が良いとOTAから大絶賛でしたけれど、そこまで良くなったとは思えません・・・
と言う訳で、致命的な大穴が開いたまま手当てするどころかトレードで放出までして開幕を迎えます。Barndon Boykinが外でスターターやれると思っていないのでトレード当時はニッケルの後継者出来たから出しただけなのでしょうけれどね。
5 今年が勝負
そろそろChipシステムも丸裸にされるでしょう。
Andy Reid時代ほど当たる訳では有りませんが、生中継見ててセットした時点で次は左インサイドへのラン、プレイアクションからの7ヤードアクロス。とかプレイが分かるようになってきました。上から俯瞰しているのとフィールド上では見え方が違うので簡単に読まれる訳ではないのでしょうけれど、ワンパターン化しつつあります。
ChipGMが拾ってきた選手のチームに作り変える作業中で、キーマンの熟成を考えれば来年のChip政権4年目が集大成になるのでしょうが、システムの目新しさと言う点では今年が賞味期限のぎりぎりかもしれません。システムに頼らないでも勝てるとChipは思っているのでしょうけれどね。
本来であれば新任監督は3年目くらいが第一期のピークになるはずですけれど、ChipGMの権力闘争の影響なのか、もともと独裁型カレッジコーチだからなのかチーム解体してしまいました。今年のチーム目的がスーパーボウルでの勝利なのか、新しいコアの熟成なのか、中途半端な年に感じます。それでも10勝6敗くらいには持っていくのでしょうけれどね。
相手のATLもオフに大きな変化が有りましたが、今日の試合は相手がどうこうよりも、自分達がどう変わったのかを見る試合だと考えます。
まず、PSに居たRaheem Mostertに引き抜かれました。これはRB陣の層が厚すぎたからカットされたんだろう。と見られたのでしょうね。代わりのPSが誰になるのかはまだ不明です。
Chip Kellyは開幕集の水曜日まで誰がスターターか決めない。と、格ではなくその時の能力を競わせる競争主義を主張し続けています。今年もデプスチャートの項目がオフィシャルHPに無くてついに公表しないままになるのかと思っていたのですが、やっと公開されました。
http://www.philadelphiaeagles.com/team/depth-chart.html
特に目新しいところは無いですかね、LB陣のセカンドチームの書き方から推測するとILB.OLB共に3人で回していくつもりなのかな?この程度が新情報でしょうか。
2015シーズン開幕戦での見所
1 Sam Bradfordの足
プレシーズン好調と言うか文句の付け様の無いプレイを見せたBradford。パサーとしての上半身の素晴らしさは分かりました。あとは足首やら膝やらの下半身がどうなのか?プレシーズンではポケットから一歩も出る事無くガンタンク状態でした。これはロールアウトにしてもスクランブルにしてもリスク考えての事でしょう。
動きたい時には動けるのか?それもと本当に動けないのか?耐久性は?プレイオフまで健康で居る事が最優先ですけれど、当然敵はBradfordの足を狙ってくるでしょうから、倒されるにしても上手に倒れる事が重要になります。
2 12年ぶりに復活するThree Headed Monsterがどれだけ走るのか?
Duce Staley,Correll Buckhalter,Brian Westbrookの3人が走り回った2003シーズンに匹敵する3人のRBが集まりました。プロボウラーが3人と言う点ではあの時よりも上かもしれません。
Frank Goreに逃げられた結果と言う経緯を考えれば、Chipにとって予想以上の出費をしてしまったのかもしれませんが、その分働いて貰うしかありません。DeMarco Murrayが1200、Ryan Matthewsが800、Darren Sprolesも400、これくらいは健康で居続けてくれれば走ると考えています。アップテンポでオフェンスの回数自体多いですしね。
3 DLのセカンドユニット
ファーストチームのDLに不安点は有りません。4-2ニッケルの時のフロント4も大丈夫です。ただ、プレシーズンゲームを見ていてセカンドチームDLの弱さは気になっています。
セカンド同士が当たるプレシーズンと違い、ファーストチームが出てくるレギュラーシーズンですから、ランにパスにと両面で中途半端よりもランだけでも止めれる選手をセカンドチームには置く。これは間違っていないとは思います。怪我人の穴埋めに多くを求めない、とにかく押し潰されない事を要求しているのですから。でも、タレントレベルが低く見えるのですよね・・・
シーズンエンド級の怪我が最近出ていませんけれど、一人でも欠けたらかなりの戦力ダウンになると危惧しています。デプスの薄さではチーム全体でもDBの次はDLが薄いでしょう。
4 考えるのも嫌なCB陣
デプスチャートではNolan Carrollがファーストチームに有りますが、練習ではCarrollがニッケルでEric Roweがスターターのようです。これも中堅Carrollは調整済みなのでRoweに経験積ませる為にやっているのかもしれませんから試合始まらないとCB陣の編成は分かりません。試合中にも入れ替えて行くような形になるのでしょう。
ルーキーRoweが能力的に一長一短有る選手なのはプレシーズン見て間違い有りません。穴の多いルーキーを使わなきゃならないのも問題なのですけれど、それ以上にCarrollですら大丈夫?とはてなが付く選手なのを忘れてはいけません。
MIAではDimitri Pattersonにポジション争いで負けて、うち来てもBradley Fletcherに負けた選手なのですから、多くを望んではいけません。Chipはオフシーズン頑張って別人のように状態が良いとOTAから大絶賛でしたけれど、そこまで良くなったとは思えません・・・
と言う訳で、致命的な大穴が開いたまま手当てするどころかトレードで放出までして開幕を迎えます。Barndon Boykinが外でスターターやれると思っていないのでトレード当時はニッケルの後継者出来たから出しただけなのでしょうけれどね。
5 今年が勝負
そろそろChipシステムも丸裸にされるでしょう。
Andy Reid時代ほど当たる訳では有りませんが、生中継見ててセットした時点で次は左インサイドへのラン、プレイアクションからの7ヤードアクロス。とかプレイが分かるようになってきました。上から俯瞰しているのとフィールド上では見え方が違うので簡単に読まれる訳ではないのでしょうけれど、ワンパターン化しつつあります。
ChipGMが拾ってきた選手のチームに作り変える作業中で、キーマンの熟成を考えれば来年のChip政権4年目が集大成になるのでしょうが、システムの目新しさと言う点では今年が賞味期限のぎりぎりかもしれません。システムに頼らないでも勝てるとChipは思っているのでしょうけれどね。
本来であれば新任監督は3年目くらいが第一期のピークになるはずですけれど、ChipGMの権力闘争の影響なのか、もともと独裁型カレッジコーチだからなのかチーム解体してしまいました。今年のチーム目的がスーパーボウルでの勝利なのか、新しいコアの熟成なのか、中途半端な年に感じます。それでも10勝6敗くらいには持っていくのでしょうけれどね。