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上げるなら1位取れよ

2016-04-21 09:44:00 | イーグルス
 Donovan McNabbは1巡2位指名で見つけた宝物でした。しかし、ドラフトの歴史上QBの1位2位はほとんど1位が当たりで2位は外れ、両方プロボウル級になったことは多分ないです。

 さて、1巡1位を本気で取りに行っていたらしい、1位は取りそこねたが今度は2位を取りに行って居るらしい。と噂にはなって居ましたが、本当にアップするとは思いませんでした。


 1巡2位と来年のCLE4巡を手に入れて、代償は1巡8位、3巡77位、4巡100位と来年の1巡と再来年の2巡。トレードバリューチャートなんてものがありますけれど、あんな物に大きな意味なんぞ無いです。その年に欲しい選手が何人居るか?価値なんてそんな物ですから。
 とは言え、今年の3巡、来年の1巡、再来年の2巡を出す(4巡は一年入れ替えただけとしましょう)これだけの出費をして取る選手が1位のLAの取らなかった選手ってのはどーなんでしょうね・・・
 ここまでやるのであれば、タグ貼られた選手に1巡2個出した方が代償少ないしNFLで実績積んで居る事を考えればずっと良いのではないか?そんな風にも考えてしまいます(有望で健康なQBはタグ貼って1年様子見なんて事にはなかなかなりませんけれどね)大きい代償を支払いました。

 しかし、Peyton Manningのようなスーパーボウルに勝利するQBでないとしても、McNabbのようなプロボウル5回出るようなQBが手に入るのであれば1,2,3巡を放出しても取る価値が十分に有ります。結局アメリカンフットボールと言うスポーツはQBが全てを握っているのですから。
 同時に、まだNFLでなにもしていないルーキー、しかも2番手に対してこれだけの出費をする。これは馬鹿なギャンブルと考えるのが普通でしょう。LAがどちらを取るのか調査した(または何らかの取引で教えて貰った)としても、ドラフトまでに怪我や新情報が出るかもしれない。さすがにこれだけの出費はQB以外には出せませんから、どちらでも良いと考えてのトレードアップを今する必要が有ったのかは多いに疑問です(当日これだけのトレードを時間内にまとめるのも無理でしょうけれどね)

 実はWASがRGⅢを取るためにやったトレード、あれは悪くないって評価をしていたのです。あの頃からドラフト1位の選手に50ミリオン出す事も無くなり、5年22ミリオン程度になって、1流QBのお値段が1年15ミリオン平均から差し引き10ミリオンはキャップに優しい、その10ミリオンでプロボウラーを一人取れますからね、1巡1個分くらい取り戻せる。
 そう考えれば、2年30ミリオンのSam Bradfordを上手に処理して、Chese Danielとルーキー併用の1年を過ごす。それも悪くは無いのです。ただし、最低限McNabbや怪我をしてしまう前のRGⅢのような選手である事が前提ですけれどね。


 このトレード自体はリスクの大きい私がGMであったら絶対にやらない(やるなら1位取れ)トレードアップなのですけれど、2人のQBどちらを取ってもプロボウル級に育てる。その成算があっての事でしょう。2年後にプロボウル級のQBに育っているのであれば、大成功のトレードとして記録されるはずです。そうなる事を期待しましょう。