3日目

　ドラフト3日目は4巡125位でPittsburgh大のCB Avonte Maddoxを指名しました。
　5-9で184ポンド、40ヤード4.39のスピードを持ちます。ただ背も低いですし腕の長さが29インチ、今時30インチ無い選手は珍しいと思われます。身体能力は高いけれどカバーマンとしての技術は評価低いようです、素材ですかねえ。
　Sの指名が結果無かったのでCBの誰かがSコンバートも有ると思います。その為にCBを補充したのかもしれません。


　4巡130位ではFlorida StateのDE Josh Sweatを獲得しています。過去2年は連続で5サックを記録するパスラッシャーで4-3DEと3-4OLB兼務、6-4で251ポンド、40ヤード4.54はサイズを考えたら素晴らしいスピードです。ただ、パワー不足の評価も有るようですし、押し込みパスラッシュをするにはバルクアップが必要でしょう。

　6巡206位の指名はTCU（Texas Christian University）のOT Matt Pryorでした。6-7で332ポンド、サイズは申し分ないのですけれど運動能力は高く無いようです。体重管理に問題が有るなど、精神面に問題が有るようです。

　7巡は250位に来年の7巡を付けて233位にアップ、指名したのはオーストラリアンフットボールのJordan Mailataでした、pick inから発表までやたら長かったので（配信側が用意していない）無名選手指名したのだろうなあと思っていましたがオーストラリアンじゃあ選手紹介のしようがない・・・ただ、どこかの大学のプロデイに参加して40ヤード5.12と言う記事も有りますから誰も知らない隠し玉ではなかったようです。6-8 346ポンドのサイズでラグビーの動きが出来るのは凄い身体能力です。
　OT扱いですが、アメリカンフットボールはやった事がないようなのでTEかもしれませんし、ゴールライン前専用FBのようになるかもしれません。素材をどう料理するかは今後の情報次第ですかね。トレードアップしてまで取りたかった逸材がどう育っていくのか見守る事にしましょう。


　TE,CB,DE,OL,OLの5指名でした。Sの指名が無かったのは意外でした。RBはDarren Sproles復帰ですかねえ。DEは取ると思っていましたが、OL2枚（どっちも素材）取ったのは予想外（53人枠にキープする余裕ないでしょう）まあ、下位指名は落ちてきた上位候補か無名のギャンブルで良いと思っていますから、オーストラリアン指名なんかは面白いと思います（今ではPITのLTに収まってる過去の面白指名とかもありますしね）

Dallas Goedert

　WentzはNorth Dakota Stateだったっけね（笑）　酔っ払って思い込みで書いたらアカンね・・・
　と言う訳で以下の文章のWentzとの絡みの部分は見なかった事にしましょう！


　ドラフト2日目、昨日BALとのトレードで手に入れた2巡52位と5巡169位をINDに渡して2巡49位にアップ、その49位でCarson Wentzの後輩Dallas Goedertを指名しました。
　South Dakota Stateに2013年入団で赤シャツを経て14年から出場ですから、Wentzとは14.15の2年間コンビを組んだ事になります。しかし、14年はバックアップでしたし、15年も数字は平凡で2巡指名されるような活躍をしたのはWentz卒業後の16.17年です。それでも、コンビを組んだ事が有る選手ですから、身体能力や性格面の調査は万全でしょう。実際に努力を惜しまない練習好きでフットボールIQが高いと評価されています。
　NFL.COMの選手評価でZach Ertzに似た選手と書かれていますが、試合を見た印象もErtzに似ている動きをしていました。特別速くないですし、凄いフットワークが良い訳でもないのですけれど、スピードを維持しつつ体を傾けてスペースを作ったりする動きはErtzそっくり。ディープに走るというよりもミドルゾーンでフリーになる動き方を知っているのもErtzに似ています。
　Ertzよりはランブロックが出来る、と地元誌での評価に有りました。Ertzを2人用意したのではなくBrent Celek（のルーキー時代）に近い選手でFLではなくTEでも使えると評されていました（これは地元誌の贔屓目かもしれませんけど）2番手を2人失ったTEですし、2巡を使って堅実な指名をした。RBじゃないの？と言う気もちはまだあるのですが、悪くない指名だと考えます。

　3日目の指名権は4巡125位と130位、6巡206位、7巡250位の4つを持っています。Sのバックアップは取るでしょう、他はRB.DE.LB.Pあたりでしょうか。