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ルーキーFA

2020-04-26 18:14:00 | ドラフト
 ルーキーFAとの契約は12人決まったようです。最後の数字はDraftTEKのビックボードの順位になります。


RB Michael Warren Cincinnati 245
 5-9で226ポンド、パスレシーブが上手くパワーも有るがスピードは平凡なようです。

RB Adrian Killins Central Florida 234
 5-8 164ポンド、スロットレシーバーでもプレイ可能、トップスピードは優秀。

WR Manasseh Bailey Morgan State
 6-1 195ポンド、2017シーズンにLBからWRにコンバート。

TE Noah Togiai Oregon State 461
 6-4 244ポンド、2017年PAC-12のセカンドチーム

C Luke Juriga Western Michigan 479
 6-3で301ポンド、4年間で52試合全て先発(CとRG)父親もNFLのOL、下半身が強く、ゾーンブロック向き。

G Julian Good-Jones Iowa State 374
 6-5で308ポンド、CとOTで出場経験があり、Gでもプレイ可能(Eagles公式ではG)横に動けてゾーンブロックとパスプロが良い。

DT Raequan Williams Michigan State 163
 6-4 308ポンド、パワーで押し込む系パスラッシュが得意、腰が高く消されてしまう事もある。

LB Dante Olson Montana 463
 6-2 237ポンド、父はカレッジのHC,身体能力は平凡で読みと反応でボールに絡むタックラー。

CB Grayland Arnold Baylor
 5-9 186ポンド、ゾーン向きでタックルは上手くない。怪我が多い。

CB Michael Jacquet Louisiana-Lafayette
 6-1 195ポンド、2018年にWRからCBにコンバート。

S  Elijah Riley Army
 6-0 205ポンド、SS寄りでランディフェンスが得意、INTが多い、方向転換に付いていけない。


 この中だとRB2人とDT Williamsがドラフト候補だったようです。DBとCを補充した形ですね。


*追記*

WR/QB Khalil Tate Arizona 497
 6-2 215、2017年はランで1411ヤード、推定40ヤード4.5-4.6

運動能力優先ドラフト

2020-04-26 10:13:00 | ドラフト
 ドラフト3日目はトレードを重ねました。

 4巡127位でClemson大のS K'Von Wallaceを指名、ビックニッケルで使われていたようです。Malcolm Jenkinsのような使い方が出来たら素晴らしい指名になるでしょう。
 5-11 206ポンド、40ヤード4.53を記録しています。マンカバーよりもゾーンカバー向き、守備範囲は広いが機敏さは平凡と評価されています。


 4巡145位ではAuburn大のOT Jack Driscollを指名。6-5の306ポンド、ゾーンブロックが出来る機動力を持ち、ランよりはパスプロテクトが得意。NFLではLTよりもRTかOGに向いているようです。

 6巡210位もAuburn大のOTでPrince Tega Wanoghoを指名しました。6-5で308ポンド、バスケットボールをプレイし、元々はDLでしたがカレッジ進学後にOLに転向しています。
 運動能力は高いが経験と技術不足の素材と見られています。パスラッシュに正対するフットワークは良いがハンドテクニックが不十分など、育成に時間が掛かるかもしれません。


 5巡168位はBoise StateのWR John Hightowerを指名しています。6-1で189ポンド、40ヤードは4.43を記録しています。
 縦に速いディープスレッドで、加速もトップスピードも一流と評価されています。バランスを崩しやすく、キャッチ力とルートランは向上させる必要が有る。キックリターンも優秀のようです。


 6巡200位で3人目のWRを指名しました。Southern Mississippi大のQuez Watkinsです。
 6-0で185ポンド、40ヤード4.35の俊足で(コンバインでの数値はいまいちですが)縦へのスピードだけでなく敏捷性にも優れているようです。50/50のボールを奪い取る手の良さは無く、ルートランも磨く必要があるとも評価されています。


 6巡196位で地元Temple大からLB Shaun Bradleyが指名されました。6-1 235ポンドで40ヤード4.51を記録しています。
 ILBとしては軽量で筋肉を増やす骨格ではない事、縦への動きは良いが横への動きは平凡。典型的なST/LBの評価です。ST専用機なのか、カバー能力を持っていてLBでも使えるのかは今後見ていくことにします。


 7巡233位でStanford大のDE Casey Toohillを指名しました。
 6-4 250ポンドで40ヤード4.62、ワイド9向き4-3DEと書かれていますし、そのままシステムに当てはめられる選手のようです。コンバインでの数値が非常に良く、垂直飛び39インチはDEとしてはかなり優秀です。運動能力優先の指名なのでしょう。


 指名権のトレードの中で、SFからWR Marquise Goodwinを手に入れました。2013年の3巡指名でBUFに入り、SFにFA移籍している29歳。契約は残り2年で3ミリオンと6ミリオンのキャップヒットのようです。
 オリンピックレベルの走り幅跳びと短距離の選手で40ヤードは4.27を記録しました。5-9で185ポンド、7年間のキャリアで2017年の962ヤード以外の年は400ヤード前後が2年、200ヤード程度が2年と実績はそれほど残せていません。


 速いWRを4人、OTを2人、DE1人、LB2人、S/CBを1人。RBとCBを指名しなかったのですが、ニーズに沿った指名ですかね、WR4人も取ってどーすんの?とは思いますけど。4-7巡で3人は分かるのですが、1巡で1人確保してますし全員縦専用なのは疑問です(DeSeanとJeffleyならJeffleyの方が健康面は不安でしょう)

 QBの指名ですが、やるならFolesの補填ピックの3巡でやって欲しかったですねえ。FeeleyやKolbみたいに育てて売るが出来ると良いのですけど。QBコーチPress Taylorが少し指導経験が有るようです(有望な若手を集めたキャンプだと思います)
 WentzのバックアップであればFAで良いわけです。Jalen Hurtsをわざわざ2巡使って取るのは素材として欲しかったと言う事ですし、53位の次の103位では取れないと判断しての指名でしょう。バックアップQBはレシーバーとのタイミングとか構築できないからワンマンアーミータイプのが良いとか考えたのか・・・でもWentzの契約考えたらNFLで通用する、と言うレベルだと取り替えるわけにも行かないですからねえ。やはり、論理的に指名の意味を考えてはいけない、欲しかったから取った。ですかね。


 CBを取らなかった事自体は大きな問題では無いと思います。プロボウラーSlayが加入、Maddoxが2番手、FAで取ったRobey-Colemanがニッケル。その他3-4人居る若手が4-5番手を争う。2番手がやや弱いですが、致命的に大穴ではないですし数は最初から居ます。

 RBはFAにいくらでも中堅が残るポジションなのでここから拾い上げるでしょう。

 Cの次世代育成の指名が無かったのは緊急時はSeumaloですかねえ・・・


 2巡QB取るなら、Lamb取りに行け!それはそうなのですけれど、あの展開だとATL以外に交渉相手居なかったですから、21位でDT取れたか微妙でしたしね。16<>21+53と言うよりもその場で誰を取れるが優先なのはお互い様です。

 運動能力最優先のドラフトになりました、去年あたりからRASと言う運動能力指標を目にするのですが、運動能力+技術+頭脳(メンタル)などの選手評価全体の中で数字で見えるところだけを追うのはスカウトの眼力が落ちている(スタッフを引き抜かれ続けていますし)表れかもしれませんね。

 https://relativeathleticscores.com/

 全体としては、悪くないドラフトだと考えます。QB指名が成功する=Wentz離脱なのでねえ・・・それもどうかと思いますが、用意する事は悪い事では無いです。