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Gradnerと契約延長

2015-09-09 13:54:00 | イーグルス
 RGのスターターを確保したAndrew Gradnerと3年間の契約延長に合意しました。今年の分と合わせてあと4年契約が有る事になります。
 3年でサインボーナス0.5ミリオン、合計4.7ミリオンと言う事なのでスターターとしてはかなりお安い契約になります。ただ、2009年のMIA6巡指名でNFL入りしてからHOUまでの5年間で試合出場は8試合だけ、去年Eaglesに入団して全16試合出場Todd HerremansとEvan Mathisの怪我で8試合先発するまでスターター経験も有りませんでした。そう考えれば、スターターと言っても安価な契約なのも仕方が無いです。
 Georgia Techからドラフト時の評価は4-5巡候補でしたが、肩の怪我もあり出遅れてすでに29歳とMathisのような経歴です。このままスターターに定着してくれればお買い得商品を手に入れた事になりますし、バックアップに戻るとしてもLT,LG,RG,RTで練習をしていますから重宝する選手になるでしょう。


 PSに入れ替えが有りました、CHIから獲得したTE Chris Pantaleを解雇してキャンプに参加していたTE Andrew GleichertをPSに入れました。Pantaleが1日練習しただけで分かるほどダメだったのですかねえ?やっぱりHOUにTE Eric Tomlinson持っていかれたのが予想外だったような気がします。


 股関節の手術で練習を休んでいたZach Ertzが練習に復帰する事になりました。無理して開幕戦に使う必要は無いと思いますけれど、予想よりも早い復帰は良いニュースです。
 これで残る怪我人はMarcus Smithだけになりました。ハムは時間掛かるので無理させる事無く回復を待ちたいと思います。Vinny Curryが意外なところで開花するかもしれませんからね。

PSもあっさり決定

2015-09-08 10:27:00 | イーグルス
 PSの10人も決まっています、ファイナルカット組からはJaylen WatkinsがBUF、Eric TomlinsonがHOUと契約しました。

PSは以下の10人
RB Raheem Mostert
WR Freddie Martino
WR Quron Pratt
TE Chris Pantale
OL Brett Boyko
OL Malcolm Bunche
DE Brian Mihalik
LB Deontae Skinner
DB Randall Evans
S  Ed Reynolds


 この中ではPantaleがCHIのキャンプに参加していました。Boston College出身で2013年ルーキーFAとしてNYJ入団13,14とPSで過ごし、15年はCHIのキャンプに参加していました。身長6-6で255ポンドのようです。

 TE3人体制と言う事でZach Ertzが間に合ったのか?と言う質問にChip Kellyは出るとも出ないとも言わずに準備を続けていると答えています。基本3WR1TEでしょうから2人TE登録でも問題は無いでしょうけれどね。

 個人的にはHOUが持っていったTE TomlinsonをErtz復帰まで入れると思っていたのですけれどね。じゃあ他の誰をカットするの?って話になる訳ですが。


 JACを解雇されてやってきたQB Stephen Morrisのデータを調べました
 身長6-2 213ポンド 40ヤード4.63,ショートシャトル4.45,スリーコーン7.36,垂直飛び30インチ,幅跳び9フィート3インチをスカウティングコンバインで記録しています。
 Miami生まれでそのままMiami大に進学しています、高校時代は州のセカンドチームQBに選ばれました。
 レッドシャツ無しで1,2年生はバックアップ、3年生からスターターに昇格して2年間全ての試合に先発しました。
2012年 12試合 421回中245回成功 58% 21TD 7 INT
2013年 13試合 344回中198回成功 57.5% 21TD 12INT
 ドラフト時の評価はドラフトには掛からないFA程度でした。40ヤード4.63なら走れるでしょう(記録を調べたところ、プレシーズンゲーム4週目のWAS戦に先発してパスを25回投げてランは3回1ヤードです。走るのが売りと言う感じでもないのかもしれません)緊急事態にならなければ試合にと言うか53人枠に入る事も無いはずです。


 OLで生き残ったJosh Andrewsですが、ChipはCとGが出来る万能性を買ったようです。David Molkが去年Cのバックアップとして十分にやったのですけれど、もっとパワーが欲しかったのかもしれません。


 CBで予想外だったカットのWatkinsはBUFで兄弟揃う事になりました。プレシーズンのプレイを見たら使う気にはなりません。かと言ってDenzel Riceが良いプレイをしたとも思えませんけどね・・・スピード不足は明らかですけれどねえ。そう言えばルーキーFA組で選手紹介していない気がしたので調べてみました。
 NC出身でCoastal Carolina大と言う無名校卒業(Big Southと言うカンファレンス所属、所属校見てもドラフト時に気になる学校名全く無いです)
 高校時代は陸上で100メートル200メートルなどの選手とCBとして州のファーストチームに選ばれたようです。進学後レッドシャツ無しで1年目から試合に出ています、スターター定着は3年目でその後2年間先発しています。
 身長5-11 3/4で190ポンド、プロデイでは40ヤード4.57,ショートシャトル4.23,スリーコーン7.02,垂直飛び34インチ,幅跳び10フィート4インチ,ベンチプレス10回を記録しました。やっぱり速いCBじゃあないですね、サイズもスピードも普通と言うところでしょう。

 どうやらCBの補強も無いようですし、ニッケル誰がやるの?と言う状況に変わりは無いようです。ルーキーのEric Roweは動きもっさり、ベテランのE.J BiggersはWAS時代見ても戦力とは思えませんしBrandon Boykins放出はGM Chipの致命的なミスになりそうな気がします。

53人枠確定(CBは入れ替えるかも

2015-09-07 08:47:00 | イーグルス
 ファイナルカットで52人まで絞り、JACを解雇されたQB Stephen Morrisと契約して53人に戻しました。

QB 3 Sam Bradford  Mark Sanchez  Strphen Morris
 プレシーズンゲームでBradfordがChip Kellyオフェンスを指揮出来ることは分かりました。フットワークを見る事が出来ませんでしたが、クイックリリースのスプレットパサーとしての能力を持っています。
 Sanchezも2番手としてはリーグトップクラスの経験と実力を持ちます。リードしている第4Qでリリーフするような使い方が出来ると良いのですが。

RB 4 DeMarco Murray  Ryan Matthews
Darren Sproles  Kenjon Barner
 怪我で出遅れたMurrayも開幕に間に合いました。ゾーンからテンポの良い走りをする点でChipの欲しいスタイルにマッチしています。
 Ryanも怪我さえなければ1000ヤード級の実力を見せています。2番手として疲労を防げば怪我の可能性を減らす事も出来るでしょう。
 リターナー兼任のSprolesはサードダウンで使われる事が増えそうです。スイングさせて良し、縦の突破良しの万能ぶりはエース2枚の隙間を埋めるでしょう。
 Barnerはリターンでアピールしてのロスター入りです。KRを受け持つのか?SprolesからPRを奪うのか?使われ方は不明です。

WR 6 Josh Huff  Nelson Agholor  Jordan Matthews
Riley Cooper  Miles Austin  Seyi Ajirotutu
 ワイドアウトのスターターが誰になるのかは分かりません。Huffには運動能力を感じますが相手のエースCBを蹴散らすような能力は無いでしょう。エースを引き付ける仕事で十分と考えます。
 個人的にはスターターで使いたい1巡ルーキーAgholorには可能性を感じます。まだまだ荒削りですが、縦へのスピードとフリーを作る技術を持っているように見えます。
 チームのベストレシーバーですがスロット専属のJordanはミスマッチメーカーとしてメインターゲットになるでしょう。
 外へのランが減れば出番も減ると予想するCooperにはレッドゾーンでHuffが出来ない事を補完する仕事を期待します。
 ルートランではチームベストと評されるベテランAustinは腎臓の怪我の影響は感じません。スピードは落ちていますがショートエリアでの補給は計算できます。
 ST要員としてAjirotutuは選ばれたのでしょう。

TE 3 Zach Ertz  Brent Celek  Troy Burton
 股関節の怪我で出遅れるErtzは開幕には間に合わないかもしれません。バイウイーク明けくらいで帰ってきてくれれば十分です。
 スターター陥落の危機だったCelekはErtz不在のうちに取り返すことを期待します。頑張らないとErtzの契約延長と入れ替えでカットでしょうから・・・
 TEとしてはレシーブ特化になるBurtonですが急成長中です。Ertzが戻ってくるまでの2番手は任せて良いでしょう。

OL 9 Jason Peters  Allen Barbre  Jason Kelce
Andrew Gardner  Lane Johnson  Matt Tobin
David Molk  Dennis Kelly  Josh Andrwes
 リーグトップクラスの能力を維持し続けるPetersがBradfordの膝とメンタルを守り続けます。
 プロウラーEvan Mathisを放出した穴埋めはBarbreとなりました。怪我で1年休んでいますが無事に復帰して居ます。
 プロボウル常連になれるか、今年のKelceには期待しています。インサイドへのランが増えるでしょうから。
 Todd Herremansの代わりはGradnerが勝ち取りました。フットワークが軽いのは良いですね、ミスも多いですしパスラッシュで狙われるでしょうね(他4人が強いですから)
 1巡4位としてプロボウル級と言う期待には答えていませんが、平均以上のOTにはなりました。支えられる若手から支える中堅への成長を期待します。
 RG争いの本命も、プレシーズンいまいちに見えたTobinがOLの6番手です。C以外どこでもいけますし6番手向きなのかもしれません。
 バックアップC争いは順当にMolkが勝ちました。フィジカルに特筆する事は有りませんが、C専任と言う点の経験はチームベストです。
 ゾーンには不向きと思っていましたが、慣れてきましたね。Dennisが8番手なのは贅沢なOLですよ。
 最後9人目のOLは去年のルーキーFAで1年PSに置いたAndrewsになりました。ノーマークでした・・・C兼任だったと思いますが、万能性を買われたのでしょうか?

NT 2 Bennie Logan  Beau Allen
 NTとしてのパワーアップをしつつも前に出る足を維持しているLoganは素晴らしいシーズンを過ごす準備が出来ました。
 逆にプレシーズン崩される場面が目立つAllenには奮起を期待します。一歩目の出足が悪くなったように見えます。

DE 5 Fletcher Cox  Cedrick Thurnton  Vinny Curry
Brandon Bair  Taylor Hart
 Coxは何でも出来る万能DEになりました、10サックはしないでしょう、不動のアンカーでも無いです。それでもリーグトップクラスのDLです。
 ランストップDEとしてはパワー不足ですが、潰されない方法を身につけてたように見えます。Thrntonがランで狙われた時にダブルチームを受け止める事が安定したディフェンスの鍵です。
 9サックのCurryは4-2-5ニッケルのDEだけでなく3-4OLBでも出番が来るでしょう。押し潰すパスラッシュを見せてくれるでしょう。
 バックアップ2人ならBairが上と判断します。年齢的にも成長は難しいでしょうけれど、潰れない技術は伸びるはずです。
 育成枠2年目になるであろうHart、Chipのお気に入りはプレシーズンで特筆する動きはしていません。

OLB 5 Brandon Graham  Connor Barwin
Brad Jones  Marcus Smith  Bryan Braman
 再契約したGraham、去年は47%のプレイに参加していたようです。今年は80%くらい出るでしょう。10サックを期待します。
 プロボウラーBarwinですが、14サックは出来すぎでした。8サックくらいを維持してパスカバーなど万能性を維持してくれれば十分です。
 LBどこでも出来るJonesは怪我人の穴埋めやローテーションで重宝するでしょう。
 ハムの怪我で出遅れているMarcusは良くなったのか?プレシーズン休んだのは影響が大きそうです。
 STエースのBramanはLBとしては非常事態にならなければ出てこないでしょう。

ILB 4 DeMeco Ryans  Mychal Kendricks
Kiko Alonso  Jordan Hicks
 当面DeMecoがスターターでしょう、キャンプも休みがちでしたしアキレスの状態は良くなさそうです。
 トレード要員から奇跡の契約延長を勝ち取ったKenがスターターの片翼を担う事になりそうです。
 脳震盪とACL手術の膝、爆弾を2つ抱えるKikoをどう使うか?プレシーズン4週目の動きは本調子には程遠いように見えます。
 3巡ルーキーHicksにLBとしての出番は来ないでしょう。まずはSTで仕事をする事になります。

CB 5 Byron Maxwell  Nolan Carroll
Eric Rowe  E.J Biggers  Denzel Rice
 大金出して呼び寄せたMaxwellはAsanteを思い出すゾーンカバーをしています。心配要りません。
 Carrollが無難にスターターをこなせるのか?ディフェンス最大の懸念です。去年は4番手だったのですから・・・
 2巡指名のRoweですけれど、外ではバンプの技術不足が目立ち、内ではターンの鈍さが目立ちます。仕上がりに時間が掛かるでしょうね。
 プレシーズンで良さが見えなかったBiggersですが、ニッケルでの起用を考えているようです。
 プレシーズンスピード不足が見えたRiceが生き残りました。ニッケル適性を買われたと考えますが、どうかなあ・・・・・・

S 4 Walter Thurmond  Malcolm Jenkins
Jerome Couplin  Chris Maragos
 CBからコンバートのThurmondは期待通りパスカバーで良さを見せています。DB4人はパスカバーに専念させる。DC Billy Davisのシステムが今年機能するかもしれません。
 元1巡CBのJenkinsも怪我でスピードは失いましたがパスカバー技術を持っています。万能さを見せてくれるでしょう。
 バックアップS争いを勝ち抜いたCouplinにはサイズが有ります。問題は3番手としてダイムで使う能力が有るのか?STだけだと怪我が怖いです。
 STキャプテンのMaragosはSでも成長しています。ですが、リーグ最強STユニットのリーダーとしての仕事が最優先です。

ST 3 Cody Parkey  Donnie Jones  Jon Dorenbos
 怪我で出遅れ、FGがスライスする病気に掛かっているようにも見えるParkeyの不調が回復するのか?今年求められるのは安定です。
 ベテラン健在、飛距離は落ちるでしょうけれど堅実なパントを蹴り続けるJonesはチームに必要です。
 プロボウルにも選ばれたDorenbosが気が付けば最年長。今年も安定したスナップを供給します。


 目に付く穴は2番手3番手のCBですね。特にニッケルの弱さはBrandon Boykinを放出して(その後JaCorey ShepherdがIR入り)自分で招いた物です。あの時点でRoweが使えると思ったのか???
 FAでMaxwellを獲得し、ドラフト2.5.5と3枚取って補強したCBなのでGM Chipの無策とは言えないのですけれど、Boykin切ってこの状況はいただけません。

ファイナルカット(カットされた方

2015-09-06 10:25:00 | イーグルス
 ファイナルカットの期限が来て、53人が決まり・・・ませんでした。現在ロスターには52人が登録され、1人他チームからウエーバーを取る事になりそうです(もちろん、お目当てが取れなかったら解雇した選手を呼び戻す可能性はあります)

 誰が残ったかは、またやるとして。カットされた選手から書いていきます。

QB Tim Tebow プレシーズン4週目はまずまずのプレイを見せましたが、2ポイント専用機として機能しないのでは使い道が無いです。決め撃ちのファーストターゲットとボールキープしか出来ないですし(プレイが崩れてから何とかする能力って評価が難しい)


QB Matt Barkley ARIの7巡(成績で変動)とトレードされました。育成枠で育てる素材と言う感じでもなくなりましたし、トレード出来るなら出すのは仕方ないです。
 出すと壊れるのフラグ回避の為にキープして欲しかったですけれど・・・


RB Raheem Mostert リターンが出来るスピードを持ったサードダウンRB。Darren Sprolesを追い越すのは難しかったですね。PSに戻すでしょう。


WR Rasheed Bailey カットされたWRの中では一番良いと評価されています。PSに戻すでしょう。


WR Jeff Maehl Oregon産ですが、6人目としてはSTでの仕事ぶりで負けましたかね。PSに戻せれば戻すはずです。


WR Freddie Martino プレシーズンゲームで何かした記憶がないです・・・


WR Quron Pratt 去年はPSに戻しましたが、今年は戻さないかなあ(スカウティングチームで良い仕事が出来る選手の可能性は有ります)


TE Eric Tomlinson 残す可能性は有ると思ったのですけどね。Troy Burtonが良くて3人でいけると考えたのでしょうか?PSに戻すでしょう。


TE Andrew Gleichert プレシーズンゲームで何やってたか記憶に無いです。


OL Julian Vandervelde C/G両面のバックアップですが、プレシーズンゲームでは全然良いところ無しでした。


OL John Moffitt 1年間引退していた割に動けていたように見えましたがね。メンタル的に問題があったのかもしれません。


OL Malcolm Bunche PSに戻すOLの候補でしょう。


OL Brett Boyko 足は良い印象、PSに戻すかも。


DL Brian Mihalik 7巡指名でしたが、動きがもっさりしていてDEじゃ無理でしょう。PSに戻すかなあ?


DL Travis Raciti プレシーズンゲームで良い印象は無いです。


LB Najee Goode 怪我人出たときはファーストチームにも入る選手なのですが・・・ILB多過ぎの犠牲者です。どこかが拾うでしょう。


LB Emanuel Acho OLBでもう少し良いプレイが出来たら残せたかもしれません。PSに戻せるなら戻すと思います。


LB Deontae Skinner 全然印象に無いです。


LB Diaheem Watkins 印象無いですねえ。


CB Randall Evans 6巡指名でしたが、スピードが無さ過ぎる感じです。PSに戻してSコンバートかなあ、CBは難しいと思います。


CB Jaylen Watkins 一番のサプライズですが、プレシーズンゲームで酷かったですからね、他に人材が居ないから残すしかない。と言う形での当確だったのでカットも仕方有りません。PSには残すでしょうし、他チームに行く事も無いでしょう。


S  Ed Reynolds 身体能力が低すぎますね、反応出来てもボールに他が届くところに居ないのでは意味が無いです。PSに戻して鍛えるタイプではない気がします。


S  Chris Prosinski ここも意外でした、Sの最後の1枠はProsinskiだと予想していたのですけどね。PSに戻せるなら戻すでしょう。


K/P Kip Smith Cody Parkeyが健康なら仕方ないです。来年もどこかのチームのキャンプに居るのでしょう。


 Goode,Watkins,Prosinskiの3人は意外でした。Goodeをトレードに出している情報は有りましたが、7巡でも出すような選手ではないですからねえ・・・
 それでも、カットされた方にひっくり返るような衝撃を受けた選手は居ませんし順当なファイナルカットと言えるでしょう(残した方にはびっくりする選手居ましたけど・・・