イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

DT補強

2020-03-17 17:38:00 | イーグルス
 FAが始まっておりました。CB獲得戦線で打って出るはずだったのですけれど、初日で良い所は売れてしまいました。
 Byron Jonesは狙っていたようですけど、一番人気ですし価格競争では勝てないと思っていました。個人的に欲しかったのはCARのJames Bradberryだったのですが、NYGに15x3の45ミリオンで持っていかれ、Xavier Rhodes,Bradley Roby,Kendall Fullerと新チームが決まったようです。
 スロット候補は居るので欲しいのは外のスターター、CBのFAランキングなどを見ていても残る高評価選手はスロット向きが多いです。去年外をやっていた選手だとTrae Waynes,Logan Ryan,Ronald Darby,Jalen Millsくらいで30歳越えてるのに目を瞑ってもDesmond Trufant,Jimmy Smith,Prince Amukamara,Trumaine Johnsonと言った所しかスターターが務まるCBは残ってないです。健康な若いのは売れました、第2ラウンドに入りますが出遅れ感は否めません。


 PITのDT Javon Hargraveと3年39ミリオンで合意しました。
 2016年の3巡指名で1年目からスターターに定着して2018年に6.5サック、去年も4サックを記録しています。NT扱いですが、サック中心のハイライトを見た感じは出足が良く、手も良く動くので4-3DTが普通にやれるでしょう。
 6-1 3/8で305ポンド、40ヤード4.93でベンチプレス27回。その他数字だけ見ても漬物石系の選手ではないです。
 Fletcher CoxとMalik Jacksonが居る中でまた高額選手を獲得しました。が、JacksonをDT/DEでプレイさせる事を考えているようです。Vinny Curryのような使い方かもしれませんし、そう考えれば良い補強と評価してよいでしょう。

 DT Hassan Ridgewayと1年契約で合意しチームに帰ってくる事になりました。上記の契約も有りDT4番手になりますが、Ridgewayのような選手を4番手に置けるのは素晴らしい事です。


 ERFAのCameron Johnstonは無事に契約延長しました、今後キャップ全体の様子を見つつ契約延長するのでしょう(RFAにしてしまうと高くつくのでその前に延長するはずです)


 WRが派手に動き回りましたが、これは1巡15位くらいでWRが枯れる可能性を増した気がします。21位だと今年のWR3強は取れずに2番手グループから少しリーチ気味で選ぶようなモックが多く、15位くらいまでアップしてWR取るようなモックも目にしていましたが、そこら辺でWR欲しいチームが増えた印象でトレードアップが難しくなったかもしれません。

LBとDBは総入れ替えかも

2020-03-17 17:06:00 | イーグルス
LB Joardan HicksをFAで失い、PITのバックアップL.J Fortを補充しました。結局補填ドラフト権の人数あわせで解雇される程度(PITでの評価が正しかった)急遽Zach Brown獲得も規律違反で解雇とマイナスを埋められずに終わりました。

 永遠の4番手Nathan Gerryが12試合先発で78タックル2.5サック。怪我人の穴を埋めるべく奮闘しました。6-2 210ポンドでドラフトされてから230まで上げてやっとLBらしくなりました。WLBのスターター候補です。

 ルーキーT.J Edwardsも4試合先発で30タックル、ドラフト5巡程度の評価でしたがドラフト漏れしていました。そこそこ動けるMLBで4-2-5ニッケルがベースなのでショートヤード時に入る3番手のLB候補になります。

 シーズン途中でATLからトレードで来たDuke Rileyは12試合出場13タックル、ST専用に近い感じでしょうか(印象になし)怪我人の穴埋めでしたが2018シーズンは10試合先発をしていたようです。4-5番手を争うのかMLBのスターターを狙えるのか?

 Alex SingletonはCFLでキャリアを積んでのNFL返り咲き、10試合出場で5タックルでした。ST/LB枠です。

 Nigel Bradhamは12試合先発で61タックルでボールを追い切れない馬力の衰えを感じました。しかし、来年以降の契約オプションを破棄し、さらに翌日解雇しました(解雇は早く次のチームを探せるようにしてあげたのでしょう、7巡程度でも補填ドラフト欲しいなら破棄だけして新年度までUFA扱いのキープも出来たはずです。他チームと交渉をして良い条件貰えなければ安く帰って来い、かもしれません)
 LB陣を支え続けたベテランでした、次のチームが無事に見つかりますように。

 扱いが難しいのがKamu Grugier-HillでやっとWLBのスターターを掴み取った所でのIR行き、足かと思っていたのですが、腰の方が重症みたいです。安く戻ってきてくれればデプスとしてもありがたいのですが、FAでの評価は若さで人気か怪我人で不人気か、どうなるのか分かりません。

 スターター2人ともFAになります。Gerryも本来は3-4番手の選手でスターターの2番手にするには少し足りません。
 昨日書いたGenard AveryのLBに戻すのもやるかどうかはコーチ陣の判断です(豆タンクパスラッシャーは押し込むシステムには不向きでしょうから横に動けるならLBの方がいいと思うのですが)
 FAで1枚、ドラフト3-4巡で1枚、Hillが戻ってきてもGerryにEdwardsで現状2枚しか居ませんからぎりぎりです。少なくとも1人はプロボウル級のLBを置かないと機能しないシステムだと思うのですけれど、フロントはLB軽視です。


CB 若手が伸びる、2-3年目の若手が山ほど居るから誰か伸びる。はずだったのですけれどねえ・・・・・・
 キャンプでは若手の中で頭一つ抜けた存在と言われていたAvonte Maddoxなのですが、サイズが無いと言うよりはセパレートされた後のリカバリーに問題が有るように見えました。ルーキー時もギャンブルプレイが多かったのですけれど、外のスターターで使えるか期待値は低くなりました。

 Rasul Douglasはオープンでの動き方がもっさりなんですよ。競り合えれば長い手と体格で良いプレイが出来るのですけれど、広い所で1対1やると消極的になる。俊敏さが足りない大型CBだから仕方ないのですけれど。

 Sidney Jonesもベテランがリハビリをしていたキャンプでは3年目にして開花!くらいの話を聞いたのですが、プレシーズンではセカンドチーム、シーズン始まればニッケルですら使われず・・・試合を決める終盤でのナイスカバーは有りましたけれど、ディープに走られるのを怖がる面が有ると見ています。

 2019シーズン救世主のように現れたCre'von LeBlancは怪我で出遅れ、終盤の4試合だけでした。ニッケルCBとしてはショートエリアカバーとランストップが出来る選手ですから完治すれば3-4番手としてプレイ出来るでしょう。

 7巡指名からスターターに定着したJalen Millsも4年の契約を終えました。スピードはやや足りないのですが、ハンドテクニックでカバーしています。凄い能力はないのですが、居てくれれば2番手CBくらいは務められます。若いですしそこそこの値段になるでしょうね。

 怪我で出遅れましたが11試合先発のRonald Darbyは今年はやられる場面が増えました。が、チームベストのカバーマンで有る事に変わりはありません。10ミリオン以上の値段になるでしょう。

 本来のスターター2人がFAになります。残る若手がそれぞれ4-6試合先発と日替わり起用。結局、3-4番手の若いCBが4人居るけどスターターは務まらない状態が続く事になります。
 Sidneyはアキレス腱のリハビリではなくスピード不足なだけ、Rasulの機敏さ不足も改善されず、この2人はデプス要員でしょう。Maddoxは2番手CBとしてなんとか成長して欲しい、LeBlancはニッケルしかやれません。
 FAかドラフト1-2巡で最低1人はスターターの補充が絶対必要、Millsを残せなければ2人必要です。今居る4人でシーズン迎えたらパスラッシュ掛けても意味が無いです。


S バックアップ陣を少し入れ替えてシーズンに臨みました、途中バックアップ陣を入れ替え入れ替えした所を見ると人材選択に失敗しましたね(トレードで出て行ったJohnathan CyprienもATLでは1タックルのみでした)

 Malcolm Jenkinsは16試合先発して81タックルと安定してプレイをしています。が、プロボウルに選ばれるような活躍ではなかったです。つぎはぎLB.CBの穴を埋めるのに必死だったと言う事でしょう。契約の見直しを求めていますが、年齢的に難しい所です。

 ST要員として加入したRudy Fordは10試合で6タックル、ST要員のままでした。それで十分だとは思います。

 途中加入のMarcus Eppsは7試合で6タックル、来年4番手を争うのでしょうけれど、Eppsが勝つ様だと困ります。

 9試合出場後に解雇され古巣のMINに戻ったAndrew Sendejoがもう少しやってくれたらDB楽だったとは思います。良いプレイもありましたが、ダメな時の被害の大きさは耐えられませんでした。

 16試合先発で76タックルのRodney McLeodがFAになります、6月で30歳ですがもう少し良い状態でプレイ出来るでしょう。そこそこの値段ならば再契約して欲しいのですけれど、契約見直しを受け入れさせた経緯が有りますから難しいかもしれません。

 スターターが片方FAで片方契約見直し要求中、バックアップはST要員でしかない。Sも非常事態です。ドラフトでS外しまくってFAに切り替えたHowie Rosemanですから、FAで取りに行くと考えます。


 ディフェンスはLB2枚、CB2枚、Sが1枚がFAになりDL4,LB2.CB3,S2とした場合の約半数のスターターが抜ける事になります。バックアップから穴が埋まりそうなのはLB1枚くらいですしFAとドラフトでの補強が急務です。

来年は1-3巡で2枚かな

2020-03-04 20:07:00 | イーグルス
 ディフェンスは高年齢化+若手の伸び悩みで崩壊寸前とも言えるし、今時1-2年で入れ替え可能だからそんなに悲観する必要も無いような気もします。

DE Michael Bennett放出とChris Long引退の穴は埋まらずに終わりました、NEで6試合後DALにトレードされていますが16試合で6.5サックを記録しています。

 Brandon Grahamは8.5サック今でも一流のプレイを見せています。が、QBを追いかける回数は減っているような印象です。それでもチームのパスラッシュの核で有る事に変わりはありません。

 Derek Barnettは14試合出場で6.5サック、やっと1巡指名に見合った数字を残すようになりました。が、2桁行くような圧倒するようなプレイは無いです。相手に反応ミスがあったり、カバレッジサックだったり、システム的に好き勝手ににLT抜いてQB潰して来い!ではないのですけどね。

 怪我が無ければ2巡相当とドラフト時言われていたJosh Sweatは4サックを記録し、使えば数字を出せる所を見せました。パスラッシュだけに限定すればBarnettよりも動きが良いです。

 たまーにLEでプレイして居たDaeshon Hallは1サック、4-5番手の選手でプレシーズンでは活躍するのですけれど・・・

 4巡ルーキーShareef Millerは1試合出場で終わりました。プレシーズン見てもまだ時間掛かりそうです。

 出戻りVinny Curryは5サックも記録していました。出足が凄いとかじゃないのですが、サードダウンでニッケル時DTにセット出来るのは強みです。出来たら来年も2ミリオンくらいで戻ってきませんかね(ドラフト上位でDE取る余裕はないでしょう)

 CLEに4巡出してトレード加入したGenard Averyが何者か?がオフシーズンの動きの不確定な要素です。6-0 250ポンド、カレッジではILBメインで8サック記録してILBより3-4OLBでパスラッシュさせた方が良いとも評価されCLEでバックアップながらルーキーで4サック。
 怪我人続出でやりくりに困っていたとは言え4巡出してまで取ったのにその後は8試合出場で5タックル0.5サック、6-0で腕の長さ31インチだと4-3DEはしんどいでしょう。このままDEで使うのか手薄を極めるLBに戻すのか?40ヤード4.59でショートシャトル4.36スリーコーン6.90辺りのコンバインでの数字だけならLBに戻してみるのも有りかなあ・・・と思ったりもします。

 スターターは変わらずにSweetが3番手、Curryが戻ってくれば世代交代とか契約問題とか考えなければ2020年は大丈夫でしょう。うーーん出来れば3巡までに1枚取りたいですけどWR.CB.LBを1-3巡で取らない訳にも行かないだろうし(Nick Folesで3巡1個貰えるはずですけどね)


DT 新加入Malik Jacksonは何もしないうちにIR行き、3-4番手が固定できずに2試合試したら解雇して入れ替えをシーズン終わるまで繰り返していました。

 Fletcher Coxは小さい怪我に苦しみ、キャリアでも2番目に少ない3.5サックに終わりました。ランで押されないパワーは健在ですし押し込んでのポケット崩壊も何度もやりましたけど、そこからQBに届く回数が減りました。

 Malik Jacksonはつま先の怪我からの復帰ですが、ここは問題なく復帰する箇所なので大丈夫でしょう。リーグトップのDTコンビを今年こそ組んで欲しいものです。

 入れ代わりが激しくて少しも印象に残っていないバックアップDT陣の中ではAnthony Rushが現状3番手なのでしょう。6-5で350ポンドとこのチームにしては珍しい巨漢DTで9試合出場9タックルを記録しています。4番手のゴールライン前要員として残って貰います。

 Bruce HectorとAlbert Hugginsは本来ならPSの選手でしょうね。5番手を争う事になります。

 謎の超格安契約で復帰したTimmy Jerniganが結局スターターを務めました。怪我が無ければ良い選手なのですけれど、腰がもうダメかもしれません。長期高額契約は貰いにくいでしょう、単年10ミリオンくらいで転々と傭兵稼業するようなキャリアになるような気がします。

 怪我で崩壊する序盤のDT陣を支え、中盤足首痛めてIR入りしたHassan Ridgewayが再契約して3番手に収まるのがベストでしょう。特筆するパワーもフットワークも無いのですけれど、バックアップに居るととても安心できます。若いのでそこそこの値段つけて持っていくチームが出るかもしれません。

 2019シーズンの序盤のスターターRidgewayと後半のスターターJerniganがFAになり、本来スターターになるべきだったMalik Jacksonが怪我から復帰します。差し引きゼロではないですね(デプスの点で)
 そろそろドラフト上位使って良いタイミングですけど、そんな余裕は無いです。