はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

どうなんでしょう?

2005-05-04 | 日記
JR福知山線の脱線事故。

当時その電車に乗っていたJR西日本の社員2人が、その場で救出作業を手伝わずに、そのまま会社に出勤したということで、各紙ともに大きく取り上げている。

「犠牲者置き去り職場優先」な、大げさな見出しをつけている新聞もあるが、こういう事態に遭遇した時には、なかなか理路整然とした対応を取れる人なんか、そうはいないと思う。
普段から訓練でもしていないと、その場に留まったとしても、ただオロオロしているだけで、何の役にも立たなかったろうという気もするし。

別に、その社員を擁護するつもりはないけど、マスコミのまるで鬼の首を取ったかのような報道ぶりには、何だか違和感を覚える。
どうせ、誰かがチクったのだろうが、あの会社は労組同士で仲が悪いとか、とにかく人間関係が無茶苦茶のような感じなので、いろんな人のコメントを聞いていても、どれがまともな意見なのか、よくわからない。

では、ああいう状況ではどうすればいいのか。

個人の判断では、なかなか決断は下せないと思う。
だから、まず会社に電話を入れて、「今、電車が脱線して負傷者が出ています」と報告をし、上司に「これからどうすればいいか」指示を仰げばいいのではないか。

「会社人間」というのは、今ではマイナスの意味でしか使われないようだけど、確かに上から指示をもらわないと動けない人は多い。
逆に、自分の判断だけでどんどん動かれてしまうと、会社としても困るものだから、わざわざそういう組織なりシステムにしているところもあるだろう。

私のように、上からの指示に「そりゃあ、おかしいでしょう」とか「何のために、そんなことするんですか」などといちいち言う人間は、扱いにくくてしょうがないからだ。

わからなかったり、迷ったら、すぐに「聞く」。
こういう習慣をつけておくしかないと思う。

そこで、もし上司が「そんなのはいいから放っておけ」などと言おうものなら、その時はマスコミの出番だろう。
もう無茶苦茶叩いてやればいい。
どうせマスコミなんて、そういう対応しかできないのだから。

あえて極論を言えば、その場に留まったものの、マスコミみたいに救助活動の邪魔をするとまではいかないまでも、何の役にも立たないのなら、黙っていなくなった方がいい、という場合もあると思う。

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