はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

映画と投資の関係!?

2024-05-05 | 日記
ネットで拾った話題。

見出しに『つまらない映画を最後まで見る必要はない?人気漫画のテーマにネット議論「その通り」「人生損してる」』とあった。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/05/03/kiji/20240503s00041000532000c.html

「インベスターZ」というマンガの中で、名門校の投資部に所属する主人公が、指定された映画を鑑賞した際、「つまんない」ということで、わずか21分で映画館を出た、というエピソードがあるらしい。

マンガでは、主人公たちに映画を見るように指示した先輩は、「映画は最初の5分で面白いかつまらないかがわかる」と持論を展開し「投資家になるための最も重要な資質、損切りができるヤツかどうか」を見るための試験だった、ということを言っている。

つまり、作者としては、「お金を払ったからといって、つまらない映画を最後まで見る必要はない。途中でやめる『損切り力』を身につけよう」ということを言いたくて、このようなマンガを書いたようなのだが、当然のごとくこれに対する賛否が出ている。

「映画と投資を結びつけるのは無理があると思う」とか「映画を途中で切るのは自由だが、最後まで見なかったものに、面白い・つまらないの感想を言ってはいけない」とか言う意見は、確かにその通りだと思う。

もし映画と投資を結び付けたいのであれば、鑑賞する前にいろいろと調べるのが当たり前。

いきなりお金を払って(投資して)、つまらないからと「損切り」するヤツは、そもそも投資には向いていない。

つまり、鑑賞する前に決断する「判断力」が必要なのであって、言われるままにお金を払うヤツは、どちらかと言うと詐欺に遭うタイプだろう。

だいたい、途中で退席したところで鑑賞料金が一部戻ってくるわけでもないので、「損切り」もクソもない。

単に、この漫画家にそういうセンスがないだけだと思う。

あと、映画が面白いか・つまらないかは、最後まで見ないとわからないこともたまにあるが、たいていの場合は、途中でだいたいわかる。

でも、私の場合はいちおう最後まで見る。

つまらない映画であれば、それだけ映画評で酷評するのに力が入るからだ。

これまでに見た作品の中で、以下の作品が過去最低!とも言えるものだけど、途中で「何だ、これは?」と思ったものの、結局最後まで見て、帰り際に椅子を思いっきり蹴っ飛ばして(何せ、観客は私しかいなかったので)帰った覚えがある。

http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-134.html

たまに(というか、結構見かける)映画のレビューの中で「あまりにつまらないので、5分で退席した」というヤツが出てくる。

おそらく「5分で退席した」というのが、つまらなかったという意味の慣用句になっていると思っているのだが、少なくとも私自身は過去に映画館で途中退席した人は見たことがない。

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