はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

コンビニじゃあるまいし・・・

2012-03-05 | 日記
ダイキンオーキッドレディスゴルフは、22歳の新人・斉藤愛璃が初優勝

三塚優子と李知姫の猛追にあいながら、最後はヨレヨレで、18Hでパーを決めれば優勝なのに、これをはずしてプレーオフ。
しかし、プレーオフでは、歴戦のツワモノである二人のベテランを相手に、最後は踏ん張って、見事に優勝

またまた新しいヒロインの誕生だ。

なかなか愛らしい顔をしているが、あまり気が強くないのか、見ていて危なっかしい選手ではある。

三塚が、いい「敵役」を演じていた分、つい応援してみたくなったのだが、これからも期待します。


さて、相変わらずなのが解説者たち。

今回はラウンドレポーターだった。

首位で迎えた16Hで、2位とは1打差の中、前のホールでパーを取って、やや安堵の表情ながら、大きく深呼吸を繰り返す斉藤。

これに対して、一言。

「斉藤には緊張やプレッシャーが感じられません」

このレポーターはバカなの?
あれだけ深呼吸をしているというのに、いったいどこを見て言ってるわけ?

だいたい、初優勝を目の前にして、緊張してないわけがないだろう。

試合中に緊張してはいけないのか?
プレッシャーを感じるようなヤツは優勝しちゃいけないの?

むしろ逆だろう。
優勝を目前にして、いつもと違う気持ちを持つようでないと、いつも通りあるいはいつも以上のプレーができるはずがないと思うのだが。

だいたい、緊張しない、プレッシャーを感じない、ということは、「よ~し、やってやろう」という気も起らない、ということではないのか?

もし、何も感じないヤツがいたとしたら、彼女(または彼)は、たまたま優勝することはあるとしても、大試合では勝てないと思う。

「緊張しているヤツはダメ」とか「プレッシャーは跳ね返すべきもの」とか、場合によってはそうかも知れないが、どんな場合であっても、短絡的に「緊張していません」と言えばいいような風潮は、いいかげんにやめたらどう?

だって、どう見たって緊張しているんだから。
その中で優勝してこそ、価値があるのではなかろうか。

緊張もしていなヤツがプレーしたって、見ていて面白くないと思うぞ。


それとも、スポーツの解説って、何かマニュアルでもあるの?

ゴルフなんか、一瞬一瞬のプレーの連続であるサッカーなんかと違って、時間に余裕があるんだから、もっと別の表現はできないのかねえ。
何かあるたびに「ゴルフは何が起こるかわかりませんからね」(by 戸張某)などと決まり文句ばかり言わないで、もっと現実的な表現をしてよ。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 懲りないフジテレビ | トップ | そこまで淡々とされても・・・ »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事