はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

凡庸

2021-11-29 | 日記
どうでもいいニュース。

あの国の国策により「世界的に人気のあるグループ」ということになっているBTS(原爆Tシャツ集団)の兵役のことが、今朝のニュースで報じられていた。

確か土曜日か日曜日にもまったく同じ内容で報じていたと思うのだが、ホントにどうでもいい!

こいつらが兵役につくことで、日本人に何か影響があるのか?

あの国の町行く人たちの声をわざわざ流す必要なんてないだろうに、もしかしてこいつらの活動が休止することで、メディアとしては何か都合の悪いことでもあるの?


さて、プロ野球の日本シリーズは、ヤクルトが4勝2敗でオリックスを下して日本一に輝いた。

プロ野球ニュースなどでは、連日のように「稀に見る激戦!」とか言っていたが、確かにどちらが勝つのか予想もできない展開であったのは事実。

だけど、それはかつての巨人や近年のソフトバンクのように、絶対的な王者がいなかったのと、両チームともに小粒の似たようなチームだったせいもあると思う。

オリックスの山本由伸だけは絶対的な存在であったのだが、その山本は2試合投げて、いずれも1点しか取られていないにもかかわらず、味方も1点しか取ってくれなかったので、残念ながら勝ち投手にはなっていない。

それと、オリックスにはミスが多かったように思う。

第6戦において、連続エラーで無死1・2塁となった時も、山本だったから0点に抑えることができたものの、他の投手だったら、一気に崩れていてもおかしくなかった。

優勝を決めた12回表の攻撃も、オリックスのエラー(記録はパスボール)がなかったら、点は入っていなかったかも知れなかった。

攻撃陣も、オリックスは吉田正尚が本調子ではなかったし、特に怖いバッターはいなかったように思う。

ヤクルトも、山田が第5戦で同点本塁打を打ったには打ったが、シリーズを通してあまり調子はよくなくて、村上もそこそこだった。

結局のところ、山田・村上の後を打つサンタナ・中村・オスナの活躍により、ヤクルトが優勝したと言えなくもない。

個人的にも、贔屓のチームがいなかった(あるいは、「負けてしまえ!」と思うチームもなかった)ことで、純粋に楽しむことができたけど、日本シリーズとしては、普通だったように思う。


そして、同じように「平凡」だったのが、昨日行われた競馬のジャパンカップ。

フジテレビでは、「歴史に残る一戦」とか大袈裟に紹介していた。

歴代のダービー馬が4頭も出場しており、外国馬3頭はいずれもGⅠ馬だから、ということらしい。

だけど、歴代ダービー馬のうち2頭は、すでに終わった馬たちだ。

外国馬にしても、欧米ではやたらとGⅠレースが多く、中には5頭立てとか6頭立てとかあって、日本のGⅠでは考えられないほど出走頭数が少ないので、そこで勝ったり、2・3着だったりしたとしても、どれほどのレベルだったのか見当もつかない。

さらに、今回出走したうちの2頭は、今月はじめの米国ブリーダーズCに出走していた馬だから、中2週でしかも海外遠征なんて、普通に考えて無謀以外の何ものでもない。

結果的に、昨年の3冠馬コントレイルが押し出される形で飛び抜けた1番人気となり、今年のダービー馬シャフリヤールが2番人気、さらにはGⅡレースを3つ勝ってはいるものの、GⅠでは惨敗しかしていないオーソリティが3人気となったが、実にショボいメンバーだった。

結果は、コントレイルがたいしたことのない相手に楽勝し、1番人気⇒3番人気⇒2番人気で決着するという、あまり面白みのないレースだった。

今年のダービー馬は、コントレイルと同時に追い出したものの、追いつけるどころか、オーソリティにも屈する始末。

ダービーで激戦を演じたエフフォーリアが天皇賞で強い勝ち方をしたものだから、「今年の3歳牡馬は強い!」と宣伝されてはいたが、やはり強いのはエフフォーリアだけで、後はたいしたことがないことがわかった・・・ような気がする!?

要は、コントレイル以外に勝てそうな馬が一頭もいなかった、ということだと思う。

かつてのジャパンカップは、強い外国馬が参戦して、日本馬が蹴散らされることが多かったが、今のジャパンカップは、年によってはただのGⅡレースに成り下がっていることが多い。

今年もそんな感じだった。

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