はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

星飛推馬登場!?

2006-08-12 | 日記
何日か前のプロ野球の試合(阪神-横浜)で、審判の判定が誤審かどうかで話題になっていたが、意外と長引いているみたいだ。 

確かに、あの映像を見た限りでは、横浜・石井のバットに当たっているようにも見えたので、たぶん誤審なんだろう。 

でも、判定は判定、覆ることなどない。 
それはそれで、みんなわかっているようなのだが、なぜか批判の声が石井にも向けられている。 

「石井は汚い!」とかいうものだ。 

「自分はバットに当たったかどうかわかっているはずなのに、審判がファールとコールしなかったので、しら~として1塁へ走った」というわけだが、これも変だろう。 

おそらくバットに当たったのだろうから、一瞬その場に立ち止まったのだが、審判が何も言わないのに「ボクのバットに当たりました」とか言って立ち止まるバカはいないだろうに。  

この話を聞いて、大昔のアニメ「巨人の星」を思い出した。 

主人公の星飛雄馬が、2軍戦だったか、俊足ランナーの速水がホームへ突っ込んだ際、ホームベースにカバーに入りタッチにいったのだが、ポロっと球を落としてしまった。 
しかし、審判がこれを見落としたため、速水はアウトとなった。 
ところが飛雄馬は、あろうことか「速水、君はセーフだ」と、自分がボールを落としたことを告白する。 

それでどうなったか。 
チームメートからは「君は正直だ」と褒められ、速水からは感謝された? 
そんなはずがないでしょう。 

当然のことながら、審判からは「私の判定が間違いだと言うのか」と言われ、チームメートからは「何やってんだ!」と怒られる。 そして、当の速水からも「へっ、当たり前だ。オレはちゃんとミット目がけてスライディングしたんだからな」と言われる始末。 

その当時、私はこの場面を見てどう思ったか、今でも覚えている。 

「星飛雄馬って、バカじゃねえの」ではなくて、「こんなバカはいねえよ」だった。  

今回の騒動は、まさにこれと同じ。 

「石井よ、判定はもういいけど、頼むから正直に答えてくれ」と言っているヤツもいるとか。 

言うわけないだろう。 
少なくとも、今回の騒動で、石井が責められるのはお門違いというものだ。
 
中には「横浜って、昔からこうなのだ」と言っている阪神ファンもいる。 
ホント、阪神ファンって面白い。 
巨人ファンには、こんな熱いヤツはいないだろう。 
もともと野球なんて興味がないヤツばかりなんだから。

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