はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

恐ろしい流れ

2021-02-12 | 日記
メディアや野党による常軌を逸したバッシングによって、とうとう森元首相は、五輪組織委員会の会長を降ろされてしまった。

どう読んでも「女性蔑視発言」などではなく、逆にちょっと「女性を持ち上げてみた」程度の発言だったにもかかわらず、発言のごく一部を切り取って、単に「女性のいる会議は長い」という発言にしてしまったメディアの汚らしさは、今さらながら相当なものだと思う。

いずれ全文が公開あるいはネットなどで広まるだろうと読んだ朝日新聞などは、わざわざ全文を掲載するフリをして、その中の「これは女性蔑視と思える言い方ではない」という部分だけをちょっとずつ削除して、配下の日刊スポーツに掲載させた、という話もある。

<森発言の全文と思わせておいて所々を割愛して掲載した日刊スポーツ>
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202102040000029.html

全体的に長~い発言の中の一コマなので、これを文字起こしすると、結構な長さになる。

「どうせ朝日新聞のことだから、発言のごく一部だけを切り取っただけだろう」と普通に考えるネット民が、全文を探すのは目に見えているわけで、それをあらかじめ見越した上で、たとえ全文を読んでも「やっぱり女性蔑視かも?」と思えるように画策した、ということらしい。

まあ、削除された言葉があってもなくても、森さんの発言は単なる「おべんちゃら」としか思えないのだが、やはり異常なのは、これでもって「森を辞任させろ」と政府に要求する野党のキチ〇イっぷりだろう。

政府関係者あるいは政府管轄の組織の一員であれば、そういう要求も「あり」だろうが、五輪組織委員会って、ただの公益財団法人だ。

要は民間の組織なわけで、ここのトップを辞めさせろ!と要求すること自体が異常なのに、これに煽った張本人であるメディアがさらに攻勢をかけ、一部の芸能人や脳内筋肉連中も乗っかってきて、結果的に「森って女性蔑視の激しいトンデモないヤツだ」というレッテルを貼られてしまった。

一例として、聖火ランナーを務める予定だった将棋の藤井聡太君が、これを辞退したというニュースを朝日がわざわざ報じていたが、辞退したのは昨年の11月のことなので、それをわざわざこのタイミングで報道することによって「森発言が影響した」と思いこませようとしているのがミエミエだ。


さて、森さんが辞任して、それで終わりかと言えば、自分たちの要求が通ったと調子に乗る野党の面々がそれで満足するはずもなく、次から次へと「武漢肺炎(新型コロナ)とはまったく関係のない」話題で菅政権を追求するに違いない。

すでに、次期会長に内定している川淵三郎氏に対しても「会長就任反対」の動きがあるそうだ。

こいつら、結局五輪をどうしたいの?

もしも開催が中止になったら、お前らが唯一「ちゃんと取材して報道している(はずの)」スポーツの祭典がなくなるわけだから、仕事なくなっちゃうぞ。

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