はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

わいるどだぜえ

2012-12-05 | 日記
今年の流行語大賞が決まった。

大方の予想通り(?)大賞は、スギちゃんの「ワイルドだろぉ?」だった。

お笑い芸人の一発ギャグや言葉が流行語大賞に輝くと、その芸人は翌年消える、というジンクスがあるらしいが、元々が「一発」ギャグなんだから、ある意味当たり前のことだ。

ギャグだけではなく、トークで人を笑わせる能力のある芸人たちは、かますのは「一発」だけではないはずだから。

ただ、お笑い芸人の一発ギャグは、多くの人たちが「実際に使ったことがある」という意味では、ホントの流行語に相応しいと思う。


しかし、毎年思うことだけど、意味のわからない流行語というものがトップ10に入っている。

以下、入賞した言葉。

「終活」
「維新」
「東京ソラマチ」
「LCC」
「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」
「爆弾低気圧」
「近いうちに・・・」
「iPS細胞」
「第3極」


さすがに、初めて聞く言葉はないけれど、「これが流行語?」というものも結構ある。

たぶん、マスコミの強力な押しがあるのだろうけど、政治関連の言葉が毎年選ばれるが、聞くことはあっても、実際に言葉を発することなどほとんどない。

中でも、野田首相の「近いうちに・・・」は、マスコミとしては「これは流行らせようぜ」と思っていたのだろうけど、そもそもたいした言葉じゃない。

日常でも「近いうちに」とか「今度・・・」というのは、単なる社交辞令で使うことが多く、真に受けると肩透かしを食うことが多い言葉だ。

だから、これを流行らせることが皮肉になると思っていたのかも知れないけど、結果的には、朝日新聞が「大流行!」と強弁していた「アベする」とたいして変わらない。

「維新」とか「第3極」なども、ニュースや新聞以外で見ることなどない。

スポーツ関連でも、結構選ばれるけど、今年のロンドン五輪における「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」って、そんなに流行ったか?

競技前に発した言葉なら、それが実現したのだからまだインパクトはあるのだろうけど、競技が終わった後だし・・・

同じ北島選手絡みの「何も言えねえ」の方がよっぽどインパクトがある。


あと「東京ソラマチ」とか「LCC」などは、ニュースで「見たことがある」程度のことで、関係者ならともかく、一般的にそんなに流行るような事柄でもないような気がする。

むしろ「もっと流行らせたかった」大賞の方が正解ではないの?

そういう意味では、「iPS細胞」の方が、意味もわからずに使ったことがあるし、個人的にもかなり印象に残っている。


「終活」は、まあ特別賞扱いでしょうね。

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