新春第一弾は「ブラックライト(CS)」です。
リーアム・ニーソンが主演を務め、FBIの影の任務をこなしてきたフィクサーの男が陰謀に巻き込まれ、FBIと死闘を繰り広げる様を描いたアクションサスペンス。
主演:リーアム・ニーソン
共演:エミー・レイバー=ランプマン、テイラー・ジョン・スミス、エイダン・クインなど
<ストーリー>
FBI長官ガブリエルから直々に雇われているトラヴィス・ブロックは、通称「フィクサー」と呼ばれ、極秘任務で潜入捜査している秘密捜査官に危機が迫った際、その救出を担うという影の任務を担っていた。ある日、救出した潜入捜査官のダスティから、FBIが一般人の殺しに関与しているという話を聞かされる。にわかに信じられないトラヴィスだったが、その件を記者のミラ・ジョーンズにリークしようとしたダスティが何者かに殺されてしまう。ミラと調査を進める中、国家を揺るがす極秘プログラムの存在を知ったトラヴィスはガブリエルに直接問いただそうとするが、その矢先、トラヴィスの娘と孫娘が誘拐されてしまう。
2023年の作品である。
大好きなリーアム・ニーソンも、すでに72歳。
さすがに、アクションバリバリというわけにはいかないけど、それにしてもショボかった。
FBIの長官が堂々と殺人等の悪事を働いている、という設定も結構ムチャクチャだけど、このFBI長官はチョコョコと動きすぎる。
冒頭で、市民の支持を得た女性の上院議員候補者があっさりとひき殺されるシーンが出てくるが、それを実行した暗殺者が直接長官とやり取りしているなんて、巨大組織のトップがやることではないだろう。
途中で、「このガブリエルって、ホントにFBI長官か?」と思ったくらいだ。
FBI長官の命を受けて裏で暗躍している人間かと思っていたからだ。
主人公トラヴィスは、この長官とはベトナム戦争時の戦友ということらしいが、それにしても70歳を過ぎたおじいちゃんを働かせすぎ。
どう見たって、いろいろと衰えているのに、トラヴィスが「もう引退したい」と言うと、「それはできない」と却下している理由がよくわからない。
この主人公も一人で動き回るのはいいけど、超人的なアクションができるわけもないので、見ていて痛々しい。
だいたい、トラヴィスは自分のやっている仕事について、人にベラベラとしゃべりすぎ。
相手は新聞記者だというのに、あそこまでしゃべるような人間は、そもそも信頼できないだろうに、このシーンにはちょっと驚いた。
とにかく、ストーリーがグダグダで、「FBIが隠ぺいする巨大な陰謀」というテーマにしては、やっていることがその辺の企業がやっているようなことにしか見えないので、見ていてショボいわけだ。
しかも、最後はトラヴィスが、直接ガブリエルの車に乗り込んで、彼に「家族はどこだ、俺の過去を抹消しろ、悪事を公表しろ」と迫るのだけど、どうなるのかと思っていたら、いきなりエンディングとなったのでさらに驚いた。
つまり、ガブリエルはトラヴィスの要求に応じて、自ら悪事を白状した、ということなんだけど、そんなに簡単に屈するヤツがFBIの長官なんかになれるわけがないだろう、と笑いそうになってしまった。
だいたい、最後のシーンは、トラヴィスはどうやってガブリエルの車の運転手と入れ替わったの?
ガブリエルはFBI長官なのにオフィスから車に乗る時に誰も護衛がいないの?
シュワちゃん主演の「イレイザー」でも、政府のエラい人の車を乗っ取るという、似たようなシーンがあるけれど、あれは裏社会に生きる協力者がいたからこそできたこと。
今作では、トラヴィスは常に一人で行動している。
違和感バリバリのシーンだった。
全体的に「変なシナリオだなあ」と思っていたら、エンドクレジットにチャイナ資本の名前が載っていたので、「ああ、なるほどね」と思ったり思わなかったり・・・??
もうリーアムおじさんも、アクション映画はムリなのかなあ、と思った作品でした。
ということで、評価は「C」にします。
リーアム・ニーソンが主演を務め、FBIの影の任務をこなしてきたフィクサーの男が陰謀に巻き込まれ、FBIと死闘を繰り広げる様を描いたアクションサスペンス。
主演:リーアム・ニーソン
共演:エミー・レイバー=ランプマン、テイラー・ジョン・スミス、エイダン・クインなど
<ストーリー>
FBI長官ガブリエルから直々に雇われているトラヴィス・ブロックは、通称「フィクサー」と呼ばれ、極秘任務で潜入捜査している秘密捜査官に危機が迫った際、その救出を担うという影の任務を担っていた。ある日、救出した潜入捜査官のダスティから、FBIが一般人の殺しに関与しているという話を聞かされる。にわかに信じられないトラヴィスだったが、その件を記者のミラ・ジョーンズにリークしようとしたダスティが何者かに殺されてしまう。ミラと調査を進める中、国家を揺るがす極秘プログラムの存在を知ったトラヴィスはガブリエルに直接問いただそうとするが、その矢先、トラヴィスの娘と孫娘が誘拐されてしまう。
2023年の作品である。
大好きなリーアム・ニーソンも、すでに72歳。
さすがに、アクションバリバリというわけにはいかないけど、それにしてもショボかった。
FBIの長官が堂々と殺人等の悪事を働いている、という設定も結構ムチャクチャだけど、このFBI長官はチョコョコと動きすぎる。
冒頭で、市民の支持を得た女性の上院議員候補者があっさりとひき殺されるシーンが出てくるが、それを実行した暗殺者が直接長官とやり取りしているなんて、巨大組織のトップがやることではないだろう。
途中で、「このガブリエルって、ホントにFBI長官か?」と思ったくらいだ。
FBI長官の命を受けて裏で暗躍している人間かと思っていたからだ。
主人公トラヴィスは、この長官とはベトナム戦争時の戦友ということらしいが、それにしても70歳を過ぎたおじいちゃんを働かせすぎ。
どう見たって、いろいろと衰えているのに、トラヴィスが「もう引退したい」と言うと、「それはできない」と却下している理由がよくわからない。
この主人公も一人で動き回るのはいいけど、超人的なアクションができるわけもないので、見ていて痛々しい。
だいたい、トラヴィスは自分のやっている仕事について、人にベラベラとしゃべりすぎ。
相手は新聞記者だというのに、あそこまでしゃべるような人間は、そもそも信頼できないだろうに、このシーンにはちょっと驚いた。
とにかく、ストーリーがグダグダで、「FBIが隠ぺいする巨大な陰謀」というテーマにしては、やっていることがその辺の企業がやっているようなことにしか見えないので、見ていてショボいわけだ。
しかも、最後はトラヴィスが、直接ガブリエルの車に乗り込んで、彼に「家族はどこだ、俺の過去を抹消しろ、悪事を公表しろ」と迫るのだけど、どうなるのかと思っていたら、いきなりエンディングとなったのでさらに驚いた。
つまり、ガブリエルはトラヴィスの要求に応じて、自ら悪事を白状した、ということなんだけど、そんなに簡単に屈するヤツがFBIの長官なんかになれるわけがないだろう、と笑いそうになってしまった。
だいたい、最後のシーンは、トラヴィスはどうやってガブリエルの車の運転手と入れ替わったの?
ガブリエルはFBI長官なのにオフィスから車に乗る時に誰も護衛がいないの?
シュワちゃん主演の「イレイザー」でも、政府のエラい人の車を乗っ取るという、似たようなシーンがあるけれど、あれは裏社会に生きる協力者がいたからこそできたこと。
今作では、トラヴィスは常に一人で行動している。
違和感バリバリのシーンだった。
全体的に「変なシナリオだなあ」と思っていたら、エンドクレジットにチャイナ資本の名前が載っていたので、「ああ、なるほどね」と思ったり思わなかったり・・・??
もうリーアムおじさんも、アクション映画はムリなのかなあ、と思った作品でした。
ということで、評価は「C」にします。
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