はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

ややこしい話!?

2024-11-13 | 日記
またまた見出しだけでは、よくわからない記事。

共同通信の記事だけど、見出しはこうなっていた。

「経産省、トイレ利用制限を撤廃 トランスジェンダー女性に」

経産省に勤務するトランスジェンダーの50代の女性職員に対して、これまで勤務先のフロアから
2階以上離れた女性トイレを使わせていた制限を撤廃した、ということだけど、この書き方もまたわかりにくい。

その後に書いてあるけど、要は「これからは、どこの女子トイレを使ってもいい」ということになった、という話である。

この話は、実は2023年7月に、最高裁で経産省の対応は違法だという判決が出ているにもかかわらず、経産省はその後1年以上何の対応もしなかった、ということになる。

記事にも「経産省が研修の実施などでLGBTQなど性的少数者に関する理解醸成に努めてきた」とあるけど、どうせ形だけだろう。

本気でやっているなら、事例として今回のトランスジェンダー対応は当然出てくるはずだからだ。

判決が出た後も「最高裁が何だって言うんだ」とばかりに放ったらかしにしておいて、たぶんあちこちから批判が挙がったのだろう。

別にすべてのトイレを改造しろ、とかいう判決ではない。

ただただこのトランスジェンダー女性に女性用トイレを使わせてやればいいだけなのに、その程度のこともできないような連中が、はたして官僚としてちゃんと仕事ができるんだろうか。

というか、司法の決定に対して反抗しているようにしか見えないので、まず社会人としてダメだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d2f1f5192e3d967018a5a5b8b56df45e0d21065

ただ、今回の判決はこのトランスジェンダー女性限定のものである。

でも、今後この手の判例を利用した悪質な「似非トランスジェンダー」がたくさん出てきそうな気もする。

こういうトランスジェンダーに対して、どっかのバカが「トランスジェンダー用のトイレを用意すればいいじゃん」とか言っていた。

それって、どんなトイレなの?
「体は男だけど心は女」という人と「体は女だけど心は男」という人が、どちらも入れるようなトイレってこと?

中は男だか女だかわからないような人ばかりで、かえって混乱するだろうに。

さらに、もっとアホなことを言っているヤツもいた。

「男性用と女性用のどちらからでも入れるトイレを用意すればいい」とかいうヤツ。

これって、男女が同時に入ろうとした場合はどうするの?
双方ともに並んでいた場合、どういう形で運用するの?
鍵はどういう仕組みにするの?

だいたい、どこのおっさんが使ったのかもわからないトイレを、女性は使うのを嫌がるだろう。

こういう連中は、そもそもトランスジェンダーには2種類あることを理解していないし、「体が男で心は女」の人は、本人は女性用に入りたいのだけど、まわりの女性が嫌がるわけだから、そのあたりを踏まえて全員が納得するには、相当大がかりな対応が必要となる。

何でもかんでもマイノリティが納得する形にしようとしている今の流れは、あんまり感心しない。

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