昨日、今年のセリーグの順位予想をしたが、その際スポニチ評論家による順位予想で、10人中3人がカープの優勝を予想していて、「誰だ?こんなアホなことを言うヤツは」と思っていたら、全員カープOBだった、という話をした。
それでなくても、OBはそれぞれの出身チームに優勝してほしい、という願望が先に来るせいか、そういう偏った予想をする人が、それこそ予想以上に多い。
それはそれである意味仕方がないことなのかも知れないが、そのうちの一人である巨人OBの篠塚の予想は、それを差し引いても不快だ。
こいつは、「優勝:巨人、2位:阪神」と予想をしているのだが、ここまではいい。
しかし、その前提として「巨人・阪神がリーグを引っ張らないと面白くない」とまで言っている。
はあ?
いつまで、大昔のV9の頃のイメージを引きずっているんだ?
篠塚は、私よりちょっと年上なので、いわゆる「テレビでは巨人戦しか放映していなかった」時代を生きた一人だ。
あの頃は、巨人・阪神がリーグを引っ張っていた、というよりは、巨人だけ強かった時代だ。
前にも書いたことがあるが、2リーグ制になって以降、過去もっとも優勝回数が多いのは巨人の38回で、これはダントツだ。
以下、ヤクルト・広島・中日が各9回で、阪神はそれよりもさらに少ない5回しか優勝していない。
阪神は言われるほど強くはなかった、というか、そもそもそんなに強くはなかったわけで、ファンが異常に多かった上に、関西の芸人を中心に声だけは大きかったせいで、いかにも「巨人を倒すのは、わが阪神だ」的な発言が多かったが、実際にはたいしたことがない。
しかも、かつては一度優勝すると約20年は優勝に絡まなくてもまったく気にしない(球団自体が「うちは優勝せんでもええんや。優勝したら選手の年俸を上げなあかんし、優勝せんでも甲子園はいっぱいになる」と言っていたくらい!?)から、昔から「変なファンだな」と思っていた。
まあ、そんな話は置いといて、篠塚の話に戻ると・・・
こいつは、「優勝は巨人」と言っている割には、「先発投手が菅野・戸郷と2枚しかない」と言っていて、一方で「ヤクルトは、先発が足りないのでBクラスもある」と言っている。
つまり、願望が先に来てしまい、結論ありきなのは仕方がないとしても、その理屈づけさえできていないわけだ。
これって、巨人ファン(OBを含む)だけに見られる現象だと思う。
「巨人は強い」とか「とにかく優勝」とか簡単に言う割には、選手のことをほとんど知らない。
そして、シーズン終盤になって優勝が無理だとわかり、そのことで揶揄されると、途端に「オレはそんなに野球には興味がないから」などと言い出す。
「野球に興味がないから知らん」という言い訳をするのは、ここまでの経験上、巨人ファンからしか聞いたことがない。
しかも、異様に多い。
根拠もなく「優勝だ」と言っているくせに、負けると「何それ?」みたいな言い方をする連中もいる。
一方で、阪神ファンは選手のことをよ~く知っているので、「今年は青柳が15勝、伊藤が11勝・・・」などと、絶妙に現実的な数字をあげて、「トータル○○勝で優勝」などと細かく分析する人もいる。
巨人なんて、かつては「斉藤20勝、桑田20勝、槙原20勝・・・」などと、あり得ない数字をあげた上に、トータルしたら試合数よりも多い勝ち数になってしまう、ということを平気で言っているファンが実際にいた。
篠塚や中畑は、その時代のなごり、つまり過去の遺物だ。
ついでに言うと、先に挙げた中畑は、以前広島からFAで丸を獲得した時に、その見返りとして広島が長野を取ると、「こういうチームに貢献した選手は、何らかの特別措置でもって対応してあげるべきだ」とかいうバカ丸出しの発言をして、全方向から「だったら、プロテクトすればいいだけだろ」とかツッコミを食らっていた。
「若手は取られたくないから、なるべくプロテクトして、まさかロートルの長野とか内海を取るなんてことしいないだろう」などと安易に考えている証拠だ。
こういうバカ発言が全国区で流されるのも、巨人ならではなんだろうけど・・・
何か、書いているうちにだんだん腹が立ってきた。
巨人なんか、ゼッタイに優勝させたくない!
それでなくても、OBはそれぞれの出身チームに優勝してほしい、という願望が先に来るせいか、そういう偏った予想をする人が、それこそ予想以上に多い。
それはそれである意味仕方がないことなのかも知れないが、そのうちの一人である巨人OBの篠塚の予想は、それを差し引いても不快だ。
こいつは、「優勝:巨人、2位:阪神」と予想をしているのだが、ここまではいい。
しかし、その前提として「巨人・阪神がリーグを引っ張らないと面白くない」とまで言っている。
はあ?
いつまで、大昔のV9の頃のイメージを引きずっているんだ?
篠塚は、私よりちょっと年上なので、いわゆる「テレビでは巨人戦しか放映していなかった」時代を生きた一人だ。
あの頃は、巨人・阪神がリーグを引っ張っていた、というよりは、巨人だけ強かった時代だ。
前にも書いたことがあるが、2リーグ制になって以降、過去もっとも優勝回数が多いのは巨人の38回で、これはダントツだ。
以下、ヤクルト・広島・中日が各9回で、阪神はそれよりもさらに少ない5回しか優勝していない。
阪神は言われるほど強くはなかった、というか、そもそもそんなに強くはなかったわけで、ファンが異常に多かった上に、関西の芸人を中心に声だけは大きかったせいで、いかにも「巨人を倒すのは、わが阪神だ」的な発言が多かったが、実際にはたいしたことがない。
しかも、かつては一度優勝すると約20年は優勝に絡まなくてもまったく気にしない(球団自体が「うちは優勝せんでもええんや。優勝したら選手の年俸を上げなあかんし、優勝せんでも甲子園はいっぱいになる」と言っていたくらい!?)から、昔から「変なファンだな」と思っていた。
まあ、そんな話は置いといて、篠塚の話に戻ると・・・
こいつは、「優勝は巨人」と言っている割には、「先発投手が菅野・戸郷と2枚しかない」と言っていて、一方で「ヤクルトは、先発が足りないのでBクラスもある」と言っている。
つまり、願望が先に来てしまい、結論ありきなのは仕方がないとしても、その理屈づけさえできていないわけだ。
これって、巨人ファン(OBを含む)だけに見られる現象だと思う。
「巨人は強い」とか「とにかく優勝」とか簡単に言う割には、選手のことをほとんど知らない。
そして、シーズン終盤になって優勝が無理だとわかり、そのことで揶揄されると、途端に「オレはそんなに野球には興味がないから」などと言い出す。
「野球に興味がないから知らん」という言い訳をするのは、ここまでの経験上、巨人ファンからしか聞いたことがない。
しかも、異様に多い。
根拠もなく「優勝だ」と言っているくせに、負けると「何それ?」みたいな言い方をする連中もいる。
一方で、阪神ファンは選手のことをよ~く知っているので、「今年は青柳が15勝、伊藤が11勝・・・」などと、絶妙に現実的な数字をあげて、「トータル○○勝で優勝」などと細かく分析する人もいる。
巨人なんて、かつては「斉藤20勝、桑田20勝、槙原20勝・・・」などと、あり得ない数字をあげた上に、トータルしたら試合数よりも多い勝ち数になってしまう、ということを平気で言っているファンが実際にいた。
篠塚や中畑は、その時代のなごり、つまり過去の遺物だ。
ついでに言うと、先に挙げた中畑は、以前広島からFAで丸を獲得した時に、その見返りとして広島が長野を取ると、「こういうチームに貢献した選手は、何らかの特別措置でもって対応してあげるべきだ」とかいうバカ丸出しの発言をして、全方向から「だったら、プロテクトすればいいだけだろ」とかツッコミを食らっていた。
「若手は取られたくないから、なるべくプロテクトして、まさかロートルの長野とか内海を取るなんてことしいないだろう」などと安易に考えている証拠だ。
こういうバカ発言が全国区で流されるのも、巨人ならではなんだろうけど・・・
何か、書いているうちにだんだん腹が立ってきた。
巨人なんか、ゼッタイに優勝させたくない!
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