追悼！ヴァン・ヘイレン

ロック界のレジェンド、ヴァン・ヘイレンのリーダーであるエドワード・ヴァン・ヘイレンが亡くなった。

まだ65才だそうだ。

大ファンというほどでもなかったが、ストレートなハードロックは結構好きだった。

特に、代表曲である「ジャンプ」は、テレビでもいろんなシーンでも使われているし、「ハードロックの代表曲を１曲挙げろ」と聞かれたら、迷わずこの曲の名前を挙げるほどの名曲だと思う。

メロディがすばらしい！というのではないけれど、とにかく強烈でインパクトのある印象的な曲だった。

以前、たのきんトリオの一人であるよっちゃん（野村義男）が、テレビ番組の中で、ロックの代表曲として、この曲を選んでいたのを覚えている。

その理由は、単に名曲だというのではなく、「ギータを弾いているエディが笑っている」というものだった。

彼が言うには、「多くのギタリストって、無表情か、もしくは相手を睨み付けるような感じで弾いているが、彼は楽しそうに笑いながら弾いている」ということだった。

確かに、「ジャンプ」のＰＶを見てみると、彼は笑いながら演奏している。

他にも私の好きなギタリストであるリッチー・ブラックモアは、ほとんど無表情だし、ゲイリー・ムーアは常に睨み付けるような顔をして演奏している。

最近のギタリストのことはよくはわからないが、ギタリストと言えば、だいたいそんなイメージだったので、エドワード・ヴァン・ヘイレンの出現（と言うか、あのＰＶ）は、ちょっと印象的だった。

兄のアレックスとともに結成したヴァン・ヘイレンであるが、初代ボーカルであるデイヴィッド・リー・ロスの頃が、もっともハードで、その次のサミー・ヘイガーの時が、割とメロディ中心だった印象がある。

面白いのは、ボーカルが先に挙げた二人の次にゲイリー・シェローンというアンちゃんを経た後、再びサミー・ヘイガー⇒デイヴィッド・リー・ロスの順に元に戻っていること。

また、オリジナル・メンバーだったベイシストのマイケル・アンソニーを追い出して、息子のウォルフガングを入れており、すっかり家族バンドとなってしまった。

まあ、史上最強の家族バンドかも知れないが。

そんな80年代の洋楽をけん引してきたバンドのリーダーの余りにも早い死に合掌


それにしても、Yahho!トップのニュース記事。

https://news.yahoo.co.jp/articles/833a3ec2c07b4aa2de965f0155f884f09aa928e7

代表曲が「悪魔のハイウェイ（Runnin' with the Devil）」とか「暗闇の爆撃（Eruption）」って、何で「ジャンプ」が出てないの？