結局、尖閣諸島は誰が買うの？ 東京都それともシナ？

一部のマスコミで「尖閣諸島を国が購入することで合意。最終調整に入っている」との報道がされている。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120903/k10014734321000.html

報道では、購入金額は約２０億円と言っていた。
東京都が寄付を集めた金額より、ちょっと多い程度だ。

シナから「２００億円（？）で売ってくれ」と言われたにもかかわらず、これを拒否した地権者が、国に売るわけはないと思うのだが。

しかも「今の民主党政権には売らない」と言っていたはず。

それなのに、藤村官房長官は「地権者が売りたいと望んでいる」と言っていた。

そんなはずはない、と思っていたら、案の定石原都知事がこれに反論している。

曰く
「無礼、卑劣、ペテンだ」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120903/plc12090321320011-n1.htm

いずれにしても、どちらかがウソをついていることになるが、これまでの経緯からしても、政府民主党の方が怪しいと思うのが普通。

ちょうど、東京都が尖閣諸島の調査を始めた時期であるわけだから、もしも地権者の心境に劇的な変化があったのなら、当然東京都側にもその意思を伝えているはず。

それが金額の差異であるはずがない。

とすれば、地権者はもしかして脅されているのか・・・

せいぜいこんな理由しか思い浮かばない。

たとえ、東京都側に地権者を激怒させるような失礼な態度があったとしても、それはおそらく個人レベルの話だろうし、少なくとも「国民よりもシナに配慮している」民主党よりもマシなはずだからだ。

もし地権者が「国益などどうでもいい」という考えの持ち主だったら、そもそもシナに売った方がはるかに高く売れるわけだし。


この報道をしたマスコミは、いったいどのような根拠で報道したのだろうか。

直接地権者と連絡は取れなかったにしても、東京都と正反対のことを言っている時に、ウラも取らずにこれをそのまま報道するって・・・

それでなくても、民主党自体が大嘘つき集団だというのに。

地権者が「そんなことは言ってないよ」と言っていることが表に出てきたら、民主党はどうするつもりなんだろう。