将棋界に彗星のごとく現れた天才棋士・藤井聡太クン。
デビュー以来負け知らずの29連勝で、現在記録更新中である。
こうなると、マスコミとしても寄ってたかって取材しようと殺到し、将棋のことなんか何もわからない記者は、「今日は○○を食べました」とか、どうでもいい情報ばかりを提供してくれる。
とはいえ、一方で情報を受け取る側(読者・視聴者)も、「よし、じゃあオレも○○を食べるぞ」とか思うヤツが間違いなく出てくるので、結果的に需要と供給が一致した形となっている。
扇子なんて、まさにその例で、「藤井聡太扇子」を売り出した途端に、すぐに売り切れるという盛況(?)ぶり。
まあ、受験生みたいに、何かに頼ってでも「勝ちたい」「合格したい」と思っているのならともかく、普通のおじさんが普通に購入しているのは、まったく理解できない。
でも、このおかげで将棋参加人口が一気に増えているとすれば、将棋界にとってはいいことかも知れない。
ただ、当然のことながら、この人気に便乗して名を挙げよう(?)とするヤツがいるのは、いつものことだろうか?
早速非難を浴びているのが、このおっさん。
胡散臭い脳科学者の茂木健一郎。
ツイッターで、こんなことをつぶやいていたそうだ。
「藤井四段、ほんとうに凄い。。。もし、勝率が1/2と仮定すると、29連勝する確率は、
なんと、536870912 分の一という計算に。。。。宇宙的天才!」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1930456.html
将棋を「確率」で例えることについて非難が殺到しているのだけど、その理由は、確率そのものが「偶然」に左右されるものであること、それぞれの事象が発生する可能性が「同様に確からしい」というものであることが、前提であるから(たぶん、こんな感じ)
彼を擁護する人たちは「だから、例えば・・・って言ってんじゃん」と言うのだけど、そもそも彼が導き出した答えを見ると「5兆3687万912分の1」となっている。
一般的に、確率の世界では「100万分の1以下は、ゼロに等しい」と言われている(だったような気が・・・)
ということは、それのさらに500倍以上低い確率なのだから、一言で言うと「これって奇跡だ!」と言っているのと同じ。
つまり「普通なら、ゼッタイに起こり得ないことが起きた!」と言っているわけだ。
これって、やっぱり藤井4段に失礼だろう。
常に勝つか負けるかの瀬戸際で、お互いに頭脳を駆使して難局を乗り切ろうとしている両者に対して、「単純に勝つか負けるかだから、確率は2分の1じゃん」とか軽~く言うこと自体が将棋を冒涜していることに気が付かんか?
要するに、「5兆何千万」という数字に脊髄反射して、「すげ~」と言っているところに、まったく知性が感じられないんですよ。
こんな数字を持ち出さないと、そのスゴさを説明できない上に、この数字の持つ意味自体も理解できていないのだから。
こんなツーイトは、そのへんのバカ相手にエラそうに講釈していればいい話で、わざわざ不特定多数に公開するものじゃないと思うぞ。
「何と、5兆分の1です!」
「おっ、何だかよくわからんけど、すげえじゃん! ところで、兆って1の何万倍?」
とか言うような相手にだけしていればいいわけですよ。
そして、もう一人。
お笑い芸人の大竹まこと。
どちらかと言うと好きな芸人さんなんだけど、テレビでこんな発言をしたらしい。
「77歳の爺さんが、14歳のガキに『どうもすいません』ってあり得ないだろ。ルールを変えなきゃダメ。勝っても若者なんだから『戦わせていただきまして、ありがとうございました』って若いヤツが言わなきゃ」
「ガムテープで出来たみたいな財布から、きつねうどんみたいな金払うようなヤツ。革の財布持てないヤツがだな、ネクタイちゃんと締めろ。そういうヤツに77歳の爺さんがボコボコじゃないか。これ以上調子に乗らすな。誰かシメてやれ!俺はそういう意見だ」
最初のコメントだけど、藤井クンが何かエラそうなコメントでもしたのであれば「生意気だ!」という指摘をしてもいいと思うのだけど、「どうもすいません」は「負けました」という意味だから、負けた方が言うのは当たり前。
さらに言うと、必ず対局が終わった後は、両者ともに「ありがとうございました」って言っているはず。
こんなことも知らないで、いいかげんなコメントをしちゃあいかんでしょ。
後半のコメントは、もはやイチャモンのレベル。
しかも、藤井クンと対戦する棋士は、みんな「私が負かしてやる」と思っているはず。
真剣にやった結果が「負け」なんだから、勝負の世界だし仕方のないこと。
それを「調子に乗らすな」とは、対戦している棋士に対して失礼極まりない。
まあ、このおっさんは「謝らない」人だから、こんな指摘をしてもムダなんだろうけど、少なくとも藤井クンと対戦する棋士に対しては失礼だと思ってもらわないと・・・
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1930496.html
デビュー以来負け知らずの29連勝で、現在記録更新中である。
こうなると、マスコミとしても寄ってたかって取材しようと殺到し、将棋のことなんか何もわからない記者は、「今日は○○を食べました」とか、どうでもいい情報ばかりを提供してくれる。
とはいえ、一方で情報を受け取る側(読者・視聴者)も、「よし、じゃあオレも○○を食べるぞ」とか思うヤツが間違いなく出てくるので、結果的に需要と供給が一致した形となっている。
扇子なんて、まさにその例で、「藤井聡太扇子」を売り出した途端に、すぐに売り切れるという盛況(?)ぶり。
まあ、受験生みたいに、何かに頼ってでも「勝ちたい」「合格したい」と思っているのならともかく、普通のおじさんが普通に購入しているのは、まったく理解できない。
でも、このおかげで将棋参加人口が一気に増えているとすれば、将棋界にとってはいいことかも知れない。
ただ、当然のことながら、この人気に便乗して名を挙げよう(?)とするヤツがいるのは、いつものことだろうか?
早速非難を浴びているのが、このおっさん。
胡散臭い脳科学者の茂木健一郎。
ツイッターで、こんなことをつぶやいていたそうだ。
「藤井四段、ほんとうに凄い。。。もし、勝率が1/2と仮定すると、29連勝する確率は、
なんと、536870912 分の一という計算に。。。。宇宙的天才!」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1930456.html
将棋を「確率」で例えることについて非難が殺到しているのだけど、その理由は、確率そのものが「偶然」に左右されるものであること、それぞれの事象が発生する可能性が「同様に確からしい」というものであることが、前提であるから(たぶん、こんな感じ)
彼を擁護する人たちは「だから、例えば・・・って言ってんじゃん」と言うのだけど、そもそも彼が導き出した答えを見ると「5兆3687万912分の1」となっている。
一般的に、確率の世界では「100万分の1以下は、ゼロに等しい」と言われている(だったような気が・・・)
ということは、それのさらに500倍以上低い確率なのだから、一言で言うと「これって奇跡だ!」と言っているのと同じ。
つまり「普通なら、ゼッタイに起こり得ないことが起きた!」と言っているわけだ。
これって、やっぱり藤井4段に失礼だろう。
常に勝つか負けるかの瀬戸際で、お互いに頭脳を駆使して難局を乗り切ろうとしている両者に対して、「単純に勝つか負けるかだから、確率は2分の1じゃん」とか軽~く言うこと自体が将棋を冒涜していることに気が付かんか?
要するに、「5兆何千万」という数字に脊髄反射して、「すげ~」と言っているところに、まったく知性が感じられないんですよ。
こんな数字を持ち出さないと、そのスゴさを説明できない上に、この数字の持つ意味自体も理解できていないのだから。
こんなツーイトは、そのへんのバカ相手にエラそうに講釈していればいい話で、わざわざ不特定多数に公開するものじゃないと思うぞ。
「何と、5兆分の1です!」
「おっ、何だかよくわからんけど、すげえじゃん! ところで、兆って1の何万倍?」
とか言うような相手にだけしていればいいわけですよ。
そして、もう一人。
お笑い芸人の大竹まこと。
どちらかと言うと好きな芸人さんなんだけど、テレビでこんな発言をしたらしい。
「77歳の爺さんが、14歳のガキに『どうもすいません』ってあり得ないだろ。ルールを変えなきゃダメ。勝っても若者なんだから『戦わせていただきまして、ありがとうございました』って若いヤツが言わなきゃ」
「ガムテープで出来たみたいな財布から、きつねうどんみたいな金払うようなヤツ。革の財布持てないヤツがだな、ネクタイちゃんと締めろ。そういうヤツに77歳の爺さんがボコボコじゃないか。これ以上調子に乗らすな。誰かシメてやれ!俺はそういう意見だ」
最初のコメントだけど、藤井クンが何かエラそうなコメントでもしたのであれば「生意気だ!」という指摘をしてもいいと思うのだけど、「どうもすいません」は「負けました」という意味だから、負けた方が言うのは当たり前。
さらに言うと、必ず対局が終わった後は、両者ともに「ありがとうございました」って言っているはず。
こんなことも知らないで、いいかげんなコメントをしちゃあいかんでしょ。
後半のコメントは、もはやイチャモンのレベル。
しかも、藤井クンと対戦する棋士は、みんな「私が負かしてやる」と思っているはず。
真剣にやった結果が「負け」なんだから、勝負の世界だし仕方のないこと。
それを「調子に乗らすな」とは、対戦している棋士に対して失礼極まりない。
まあ、このおっさんは「謝らない」人だから、こんな指摘をしてもムダなんだろうけど、少なくとも藤井クンと対戦する棋士に対しては失礼だと思ってもらわないと・・・
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1930496.html
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