待ちに待ったユーキャン流行語大賞2023が発表された。
https://www.jiyu.co.jp/singo/
結果は以下の通り。
年間大賞
「あれ」
トップテン
「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」
「OSO18/アーバンベア」
「蛙化現象」
「生成AI」
「地球沸騰化」
「ペッパーミル・パフォーマンス」
「観る将」
「闇バイト」
「4年ぶり/声出し応援」
「I’m wearing pants!」
相変わらず「こんな言葉、どこで流行ってんの?」とか「こんなの一部で流行ってるだけでしょ」というものばかりだ。
大賞に輝いた「あれ」にしたところで、阪神ファン以外でこの言葉を使う人なんていないだろうし、プロ野球ファンでない人の中には、この言葉を聞いたことがない人だっているはずだ。
それくらい、毎年プロ野球に偏っていると言える。
選考委員の中にやくみつるがいるというのも大きく影響しているだろうが、このおっさんは意外と世の中のことを知らない、という話がある。
ナイツの塙が「やくさんに、Netflixでやっていた映画について聞いてみたところ、『Netflixって何?』と言われた。なんでこんな人が流行語大賞の選考委員やってんだ?」と言っていたのだが、このおっさんは、今流行っている言葉を知るために「いつもスポーツ新聞を読んでいる」のだとか。
そんなの読んでたら、プロ野球をはじめとしてスポーツと芸能の話題ばかりだろうが!
もしかして、読んでいるのはデイリースポーツ紙じゃないだろうな。
いずれにしても、こいつはスポーツ新聞で流行語を知るという、私のようなかなりのおっさんでさえ「それは違うんじゃないの?」と思うようなことを堂々とやっているらしい。
こいつを含めて、おっさん・おばはんばかりの選考委員で、いったいどうやって世の中で流行っている言葉を知ることができるだろうか。
ということで、今回の流行語大賞に選ばれた言葉だけど、「あれ」の他にも「ペッパーミル・バフォーマンス」が選ばれているが、確かに今年のWBCは盛り上がったものの、プロ野球に興味がない人は、いったい何をやっているのかさえ理解できないと思う。
「4年ぶり/声出し応援」というのも、プロ野球関連かと思っていたら、受賞したのは何とバスケットボールでした。
どう考えたって、バスケットボールよりプロ野球だろが!
「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」にしても、私はほぼ毎日CSでMTVを見ているので、このグループについて知ってはいたが、首振りダンスが流行っているなんて、まったく知らなかった。
たぶん、一部の中学・高校で流行っているだけじゃないの?
少なくとも、おっさん・おばはんなんてグループ名だか曲のタイトルだか、区別もつかないと思うぞ。
「I’m wearing pants!」にしても、これまたバラエティ大好きで、もちろん「とにかく明るい安村」は知っているし、イギリスでバグったことも知っているが、この言葉を見た時に、すぐに安村は思いつかなかった。
それくらい、テレビでもあまり取り上げられなかった言葉だ、ということだ。
一方、今年間違いなく話題になったのは、将棋の藤井聡汰だろう。
彼が達成した「8冠」は前人未到であり、これからどこまで記録を伸ばすのかが注目されている。
テレビでも何度も連呼されていたし、当然「8冠」が流行語に入ってくると思っていたら、将棋関連で選ばれたのは何と「観る将」だった。
はあ? こんなのニュースを見ていても一度も聞いた覚えがない。
どうしてこんな聞いたことがないような言葉ばかり選ばれるのか、毎年毎年話題になっているのだが、気になるのは選考委員。
今年の選考委員は以下の5人だ。
金田一秀穂(杏林大学教授)70歳
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)49歳
パトリック・ハーラン(お笑い芸人)53歳
室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)65歳
やくみつる(漫画家)64歳
大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)不詳
ものの見事におっさん・おばはんばかり。
参考までに、2020年の選考委員は以下の7名だった。
姜尚中(東京大学名誉教授)
金田一秀穂(杏林大学教授)
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
俵万智(歌人)
室井滋(女優・エッセイスト)
やくみつる(漫画家)
大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)
こうして見てみると、毎年同じ人であるわけではない。
金田一秀穂氏は言語学者だし日本語の権威だから、まあ委員に選ばれてもおかしくはない。
大塚陽子氏は、まあ主催者側だからしょうがない。
姜尚中⇒パトリック・ハーランということは、もしかして外国人枠でもあるのか?
日本人よりも日本の文化に詳しい外国人がいることは、もちろん知っているが、少なくとも姜尚中は、単に外国人というのではなく、反日バリバリの在日韓国人であり、当然のことながら彼の選んだ言葉には、少なくとも政治的な面では偏りがあると考えるのが普通だ。
そう言えば、今年メディアがやたらと取り上げていた言葉に「増税メガネ」というのがある。
いつもであれば、この言葉はまず上位に来てもおかしくないはずなのに、今年は候補にも挙がっていなかった。
なぜ選ばれなかったのかについて、やくみつるがこう答えている。
「(弱視などでメガネを着用している人もいることから)尻馬に乗っかるようなことは避けたいと思った。日本政府への忖度ではなくて、そういう方々への気遣いだと思っていただければ」
ふ~ん、じゃあ「日本死ね!」を選んだのはなぜ?
日本人に対する気遣いはないの?
だいたい、「増税メガネ」と言われて、メガネをかけている人全員がイヤな思いをするわけがない。
私も時々メガネをかけるが、この言葉を聞いて自分自身に重ねることなどない。
つまり、その時々によって選考理由がバラバラで、一貫性などまったくないことになる。
ネットなどでも指摘されているように、「選考委員は、各年代から選ぶべき」というのも正論だけど、例え各年代から委員が選ばれるとしても、どうせ偏った人選になるだろうから、結局は似たような結果になると思う。
やくみつるがITのことを何も知らない、というのもある意味仕方のないことで、すべての分野に詳しい人はそうそういない。
問題は、世の中の動きを冷静に見ている人が選考委員になっているのか?ということだと思う。
そういう意味でも、室井滋はいったい誰が選んだの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/d15d772f444f175a7afa1ac45470a4375f79da51
https://www.jiyu.co.jp/singo/
結果は以下の通り。
年間大賞
「あれ」
トップテン
「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」
「OSO18/アーバンベア」
「蛙化現象」
「生成AI」
「地球沸騰化」
「ペッパーミル・パフォーマンス」
「観る将」
「闇バイト」
「4年ぶり/声出し応援」
「I’m wearing pants!」
相変わらず「こんな言葉、どこで流行ってんの?」とか「こんなの一部で流行ってるだけでしょ」というものばかりだ。
大賞に輝いた「あれ」にしたところで、阪神ファン以外でこの言葉を使う人なんていないだろうし、プロ野球ファンでない人の中には、この言葉を聞いたことがない人だっているはずだ。
それくらい、毎年プロ野球に偏っていると言える。
選考委員の中にやくみつるがいるというのも大きく影響しているだろうが、このおっさんは意外と世の中のことを知らない、という話がある。
ナイツの塙が「やくさんに、Netflixでやっていた映画について聞いてみたところ、『Netflixって何?』と言われた。なんでこんな人が流行語大賞の選考委員やってんだ?」と言っていたのだが、このおっさんは、今流行っている言葉を知るために「いつもスポーツ新聞を読んでいる」のだとか。
そんなの読んでたら、プロ野球をはじめとしてスポーツと芸能の話題ばかりだろうが!
もしかして、読んでいるのはデイリースポーツ紙じゃないだろうな。
いずれにしても、こいつはスポーツ新聞で流行語を知るという、私のようなかなりのおっさんでさえ「それは違うんじゃないの?」と思うようなことを堂々とやっているらしい。
こいつを含めて、おっさん・おばはんばかりの選考委員で、いったいどうやって世の中で流行っている言葉を知ることができるだろうか。
ということで、今回の流行語大賞に選ばれた言葉だけど、「あれ」の他にも「ペッパーミル・バフォーマンス」が選ばれているが、確かに今年のWBCは盛り上がったものの、プロ野球に興味がない人は、いったい何をやっているのかさえ理解できないと思う。
「4年ぶり/声出し応援」というのも、プロ野球関連かと思っていたら、受賞したのは何とバスケットボールでした。
どう考えたって、バスケットボールよりプロ野球だろが!
「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」にしても、私はほぼ毎日CSでMTVを見ているので、このグループについて知ってはいたが、首振りダンスが流行っているなんて、まったく知らなかった。
たぶん、一部の中学・高校で流行っているだけじゃないの?
少なくとも、おっさん・おばはんなんてグループ名だか曲のタイトルだか、区別もつかないと思うぞ。
「I’m wearing pants!」にしても、これまたバラエティ大好きで、もちろん「とにかく明るい安村」は知っているし、イギリスでバグったことも知っているが、この言葉を見た時に、すぐに安村は思いつかなかった。
それくらい、テレビでもあまり取り上げられなかった言葉だ、ということだ。
一方、今年間違いなく話題になったのは、将棋の藤井聡汰だろう。
彼が達成した「8冠」は前人未到であり、これからどこまで記録を伸ばすのかが注目されている。
テレビでも何度も連呼されていたし、当然「8冠」が流行語に入ってくると思っていたら、将棋関連で選ばれたのは何と「観る将」だった。
はあ? こんなのニュースを見ていても一度も聞いた覚えがない。
どうしてこんな聞いたことがないような言葉ばかり選ばれるのか、毎年毎年話題になっているのだが、気になるのは選考委員。
今年の選考委員は以下の5人だ。
金田一秀穂(杏林大学教授)70歳
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)49歳
パトリック・ハーラン(お笑い芸人)53歳
室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)65歳
やくみつる(漫画家)64歳
大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)不詳
ものの見事におっさん・おばはんばかり。
参考までに、2020年の選考委員は以下の7名だった。
姜尚中(東京大学名誉教授)
金田一秀穂(杏林大学教授)
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
俵万智(歌人)
室井滋(女優・エッセイスト)
やくみつる(漫画家)
大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)
こうして見てみると、毎年同じ人であるわけではない。
金田一秀穂氏は言語学者だし日本語の権威だから、まあ委員に選ばれてもおかしくはない。
大塚陽子氏は、まあ主催者側だからしょうがない。
姜尚中⇒パトリック・ハーランということは、もしかして外国人枠でもあるのか?
日本人よりも日本の文化に詳しい外国人がいることは、もちろん知っているが、少なくとも姜尚中は、単に外国人というのではなく、反日バリバリの在日韓国人であり、当然のことながら彼の選んだ言葉には、少なくとも政治的な面では偏りがあると考えるのが普通だ。
そう言えば、今年メディアがやたらと取り上げていた言葉に「増税メガネ」というのがある。
いつもであれば、この言葉はまず上位に来てもおかしくないはずなのに、今年は候補にも挙がっていなかった。
なぜ選ばれなかったのかについて、やくみつるがこう答えている。
「(弱視などでメガネを着用している人もいることから)尻馬に乗っかるようなことは避けたいと思った。日本政府への忖度ではなくて、そういう方々への気遣いだと思っていただければ」
ふ~ん、じゃあ「日本死ね!」を選んだのはなぜ?
日本人に対する気遣いはないの?
だいたい、「増税メガネ」と言われて、メガネをかけている人全員がイヤな思いをするわけがない。
私も時々メガネをかけるが、この言葉を聞いて自分自身に重ねることなどない。
つまり、その時々によって選考理由がバラバラで、一貫性などまったくないことになる。
ネットなどでも指摘されているように、「選考委員は、各年代から選ぶべき」というのも正論だけど、例え各年代から委員が選ばれるとしても、どうせ偏った人選になるだろうから、結局は似たような結果になると思う。
やくみつるがITのことを何も知らない、というのもある意味仕方のないことで、すべての分野に詳しい人はそうそういない。
問題は、世の中の動きを冷静に見ている人が選考委員になっているのか?ということだと思う。
そういう意味でも、室井滋はいったい誰が選んだの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/d15d772f444f175a7afa1ac45470a4375f79da51
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