はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

森野も忘れてやるなよ!

2017-09-25 | 日記
昨日は、プロ野球で同時に二人の引退試合が行われた。

ロッテの井口と中日の森野だ。

たまたまカープの相手が中日だったので、森野の最後の打席を見ることができたのだけど、ノーアウトでランナーを1塁に置いて、残念ながら1塁ゴロだった。

ところが、これをカープの一塁手であるメヒアが、併殺を取ることができた(?)はずの打球だったのに、1塁ベースを踏まずに2塁に投げて、ランナーのみが2塁で封殺され、森野はバッターランナーとして1塁に残った。

ほぼ1塁ベース寄りの打球だったから、ベースを踏んで2塁に投げ、2塁に入ったショート・田中が、走ってきたランナーにタッチすれば、余裕で併殺が取れたはず。

にもかかわらず、ちょっと間をおいて(?)2塁に投げたものだから、一部ネットでは「メヒアの粋な計らい」ということでちょっと盛り上がっていた。

つまり、わざと森野を1塁に残した、というわけだ。

そのおかげで、その後の花束贈呈の儀式もスムーズだったし。

しかも、森野の代走が同じく苦労人として現役引退も近い(?)先輩の荒木。

39歳から40歳への交替ということで、これまた森監督の「粋な計らい」が行われたのである。

さらに、チームはゲレーロの同点ツーランホームランの後、9回裏にサヨナラ勝ち。

森野の引退に花を添えたことになる。

このシーンは、見ている私としても、ちょっと「いい感じ」だった。

メヒアも、森野への花束贈呈の場面では、ずっと拍手をしていたし・・・


さて、一方のロッテ・井口は、引退試合において一際ど派手なプレーを見せた。

2点リードされた9回裏に、ランナーを1塁において、何と起死回生の同点ツーランホームランを放っている。

その後チームがサヨナラ勝ちしたのは、中日と同じ。

印象に残る引退試合だった・・・はずである。


ところが・・・

翌日(今日)のスポーツニュースでは、報道されたのはロッテ・井口の引退だけ。

森野の「も」の字も出てこなかった。

この差は、いったい何なの?

確かに井口は2000本安打を放っているし、大リーグも経験しているし、日本シリーズなどでも活躍している。

しかし、森野だって、1500本も安打を打っているし、個々の記録は井口には劣るが、トータルで見れば立派な一流選手だ。

特に中日ファンにとっては、優勝にも貢献した忘れられない選手の一人のはず。

実際昨日の試合には、もうすでに5位が決まっているのだから、単なる消化試合であるはずなのに、3万人以上のファンが詰めかけ、2軍選手までわざわざ集結していた。
(もちろん、カープファンの方が多いのかも知れないけど・・・)

いかにファンだけでなく若手選手からも慕われているか、ということだと思うのだけど、そんなんじゃあダメだ、というわけ?

何か決定的な違いがあるのならともかく、ちょっとくらいは触れてほしかった。


中日もたいがいだけど、ロッテは今年ダントツの最下位だぞ。

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